著者 : べあ姫
涙の数だけ、恋をしたーー。 伝説の大ヒット作『恋空』美嘉プロデュース! 人気作家大集結、究極に泣ける短編集。 もうすぐ付き合って1年の水穂と蒼。大好きなのに、蒼にワガママばかりの水穂はクラスが分かれたことをキッカケに嫉妬ばかりするようになってしまい……。喧嘩ばかりのハルと亜紀。大学進学を機に、離ればなれになってしまうハルは、大好きな亜紀との“サヨナラの準備”をはじめようと決意する。家に帰りたくない亜矢は、独り暮らしをする七宮の家で過ごすのが日課になっていた。だけどある日突然、七宮がいなくなってーー。大学生の環と付き合っている若葉。忙しい環との時間が取れず不安だらけの中、残酷な運命が2人を待っていて……。夏休みに訪れる田舎で大好きな響に会えるのが楽しみな美青。いつまでも続くと思っていた響との関係が、ある夏の日を境に会えなくなってしまいーー。
ある事情から、付き合って間もない彼女にフラれた成也。空しさを紛らわすように晴奈と付き合いはじめるが、やがて晴奈の真剣な想いに応えるように、かけがえのない関係になってゆく2人。だが、その先には悲しい運命が待ち受けているのだったー。愛する人のために精一杯生きようとする2人の姿に、700万人を超える読者が涙し、単行本シリーズ累計58万部を記録したラブストーリー『teddy bear』のサイドストーリー。成也視線で書かれた本作で、いよいよ物語が完結。
高校生になったばかりの晴奈は、学校生活に退屈を感じはじめ不登校になる。空虚感はエスカレートし、やがてリストカットなどを繰り返すように…。そんな折に出会った成也によって、生きる希望を持てるようになった晴奈。だが、そんな2人に悲しい運命が待ち受けていたー。愛する人のために精一杯生きようとする2人の姿に、700万人を超える読者が涙したラブストーリー。シリーズ累計58万部を記録した単行本から、未収録シーンを復活させたオリジナル版でついに文庫化。