著者 : ゆのひと
クラスメイトと共に異世界へ転移させられた、高校生の真広桃李。 彼は、あらゆる物や事象を解析できる鑑定士【神眼】の力を使い、異世界人を戦力として利用していたシュリーデン王国を打ち倒すことに成功する。アリーシャ達や、合流した同級生の円とユリア、そして新も加わって、防衛都市グランザウォールでの生活はさらに賑やかさを増していた。 一方、シュリーデン王女マリアは、【魔眼】の力で従えた残りの生徒を連れて、他国を占領していた。母国に起きた事態を調べるため、彼女は『破壊者』の上級職を持つトウリらのクラスメイトを、スパイとして送り込んできてーー!? 「選択を誤ると間違いなく俺たちはやられる。全員が生き残れる確率はーー」 神を冠する鑑定スキルの力で、トウリはアリーシャのもとに生還できるか。規格外の鑑定士が往く王道異世界ファンタジー、第三幕!!
クラスメイトと共に異世界へ転移させられた、高校生の真広桃李。 初級職の『鑑定士』であると断じられ、彼を召喚した国から追放されてしまったトウリは、辿り着いた城塞都市グランザウォールで、あらゆる物や事象を解析できる【神眼】の力を使い大活躍! 領主のアリーシャたちと共に、トウリはこの世界での生活を楽しんでいた。 そんなある日、『賢者』『拳王』の特級職を持つ同級生、円とユリアが新たに追放されてきた。彼女らによると、クラスメイトたちが謎の力により操られ、戦力として利用されようとしているらしい。一行は王へ情報を伝えるべく、王都へ向かうのだがーー。 「王族にのみ伝わる、特級職をも超える『神を冠する職業』だって……?」 伝説級の鑑定スキルの力で、トウリは自由な異世界ライフを守れるか!? 規格外の鑑定士が往く王道異世界ファンタジー、第二幕!!
「名前、真広桃李。十八歳の男。それで職業が鑑定士……ここまではいいんだよ」 平凡な高校生だったトウリは、授業中に在籍するクラス全員と共に異世界へ転移させられてしまう。 スキルの基礎となる“職業”が、初級の『鑑定士』でしかないことが判明したトウリは、勇者を求めて召喚した人々に、テンプレのような流れで追放されて途方に暮れーーなかった! そんな彼の職業『鑑定士』は、万物の情報を知ることだけでなく、あらゆる解決策や確率すらも推し量れる、特級の【神眼】だったのだ。 「それにしても鑑定士【神眼】、めっちゃ役に立つけど本当に初級職なのか?」 トウリは自身の能力を上げるアイテム発見&活用しながら、辿り着いた城塞都市の領主アリーシャの協力を得て、この世界で自由に生きていくことを決意しーー。 規格外の鑑定スキルで自由を切り拓く、王道異世界ファンタジー、ここに開幕!!
重度の厨二病を患う双子の姉・朔に振り回される日々を送る壱星。 高校入学初日に交通事故に遭いーー二人は朔が創作したガチ厨二小説の登場人物“朔”と“壱星”に転生していた! 大ショックの壱星に大歓喜の朔が一転、青ざめて告げた真実は……壱星は救世主である朔の身代わりに、死ぬ!? 「前半最大のクライマックスシーンよ」「人を勝手に殺すなーー!」 回避の策は魔王の再封印。双子の絶体絶命な冒険が幕を開ける!