著者 : よろづ
婚約破棄の末に火刑に処されることになった伯爵家次女クラリス・グローリアは、火炙りの最中に前世の記憶を取り戻し「不死の少女」として歩き出す。そんな彼女の前になおも現れる貴族的謀略、まるで予定調和のように起こる魔族の侵攻。落伍者となった魔族の生き残りを引き連れ、クラリスが目指したのは魔境の森を越えた獣人たちの領域。世界を見放した不死の少女と、世界から見放された落伍者たちが出会い、交わりークラリス・グローリアという名の栄光の軌跡が描かれる!第12回ネット小説大賞小説部門受賞作!!
〈あらすじ〉 氷星の大決戦、後半戦に突入! アンヘル公爵率いる帝国軍第二艦隊を撃退した輝星達だが、息つく暇もなく今度は皇帝に直卒された第一艦隊が襲い掛かる。帝国艦隊はその質と量で皇国艦隊をはるかに優越しており、さらに皇国側は連戦により弾薬のほとんどを撃ち尽くしてしまっていた。 この絶望的な戦況に際し、皇国に寝返った最強軍師ディアローズは起死回生の一手を発動する。勝ち誇る皇帝に、巨大な刺客が迫るーー。 最強パイロットと最強軍師のコンビは、果たして帝国軍に勝利できるのか。そして恋のいくさの決着はどうなるのか……。すべての答えはここにある。女難戦記、完結編! 〈著者からの一言〉 なんとなんと、ここまで来ることが出来ました!女難戦記、完結です!書籍版女難戦記一巻の刊行から一年、とうとうここまでたどり着くことができました。正直、作者が一番驚いております。北斗輝星の最後の旅をお楽しみください! 最後の旅といえば、本巻には特典SSとして本編完結後の後日譚、北斗君の里帰り編も収録されております。気合を入れて書き下ろしましたので、そちらもお楽しみいただければ幸いです!
〈あらすじ〉 ディアローズの策略にハマり、とうとう結婚することになってしまった輝星。支援企業カワシマ・アイアンワークスからの物資も到着し、勢いに乗る皇国軍だったが、危機はいまだに去っていなかった。ディアローズとヴァレンティナ、二人の娘に裏切られた皇帝ウィレンジアは激怒し、帝国軍の総力を挙げて皇国を叩き潰すことにしたのだ。 迫りくる空前絶後の大艦隊を前に、皇国軍は離反した元帝国軍の将兵たちと共に防衛線を構築し、氷結惑星ガレアeにて迎撃戦を開始した。戦力差は一対三という圧倒的な劣勢、皇国軍は苦戦必至の厳しい状況だが、ディアローズには何やら秘策があるようで……。 美少年エースパイロットの女難ストーリー・最終幕スタート! 〈著者からの一言〉 なんとなんとの四巻です。まさかここまで続刊することができるとは思っていなかったので、おそらく作者が一番びっくりしております。 なお、サブタイトルの通り氷星決戦編は前後編を予定しております。できれば一冊にまとめたかったのですが、第二次ガレア会戦はWeb版でも屈指の長期戦、一冊分の分量には収まりませんでした。そういう訳で、本巻のエピソードは前哨戦の宇宙戦がメインとなっております。宇宙戦艦と巨大ロボットが熾烈な砲火を交わす濃厚なスペースオペラをお楽しみください!
〈あらすじ〉 惑星センステラ・プライムの戦い、ついに決戦へ! 卑劣なる罠により帝国軍カレンシア派遣艦隊の総司令、帝姫ディアローズに拉致されてしまった北斗輝星。しかし、同じく帝姫でのヴァレンティナが帝国を裏切り、間一髪救出される。 勢いに乗るヴァレンティナは皇国軍との共闘を図り、姉・ディアローズに下克上を仕掛ける。 一方、ディアローズもまた輝星を取り戻すべく新たな作戦を練っていた。 たった一人の男を巡って割れた帝国軍! 急風雲を告げる第三巻、ここに開演。 〈著者からの一言〉 まさかまさかの第三巻です。しかも温泉回ですよ! 温泉回! ラノベでは水着に押されて影が薄くなりがちな浴衣ですが、私個人としましては水着以上に大好物だったりします。読者の皆様もお楽しみいただければ幸いです。 もちろん、今回の魅力は浴衣美女だけではありません。自らの趣味を優先し、周囲の女性に煮え切らない態度を取っていた北斗君ですが……ヒロイン勢がとうとう業を煮やし、積極的攻勢を仕掛けていきます。 北斗君は、美女たちの誘惑に耐えきれるのでしょうか? 乞うご期待!
〈あらすじ〉 『戦場は女のものだ。男は引っ込んでいろーー』 銀河を支配する地球外知的生命体、ヴルド人は人口に占める女性の割合が極めて高く、男性は家を守る者という常識を持っていた。 地球人のエースパイロットである北斗輝星は、傭兵としてそんな彼女らに混ざって戦場を渡り歩いていた。 類稀なる操縦技能を活かし戦場では無双の活躍を見せる輝星だったが、機体を降りればただの貧弱な地球人に過ぎない。男に飢えたヴルド人たちが、魔性の美貌を持つ彼を放置するはずもなく…… 〈著者からの一言〉 ロボ系スペオペであべこべ系というかなりヘンなジャンルの本作が、なんと書籍化することになりました。たぶん、作者が一番驚いております。 なろう、カクヨムの両サイトで望外の高評価を頂き、こうして書籍版をお届けできることに相成りました。 それもこれも、すべては読者の皆様の応援のおかげであります。この場を借りて、厚く御礼申し上げたいと思います。