著者 : イトハナ
造られた彼女たちのヒミツを俺だけが知っている造られた彼女たちのヒミツを俺だけが知っている
ヒトと見た目がそっくりな人造人間〈フェシット〉。 その研究機関が運営する高校に入学させられた志賀見流人は、同じクラスに何故か義理の妹『りお』がいる事を発見する。 「なんでお前がここに!?」「あたし、〈フェシット〉だよ?」 なんと10年一緒にいた彼女は人造人間で、実験のため飛び級してきたらしい。 嘘だろ!? お前人工物なのに体は成長してないか!? しかも「このリモコンであたしのカラダ、メンテナンスして?」って倫理的にヤバい! 血も繋がらず人間でもない妹はやけに距離を詰めてくるし、高校生活どうなるの!? 慌てる俺はその時知らなかった。この世界で〈フェシット〉がどういう存在なのかをーー
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