著者 : カトリ-ヌあやこ
学園にヘンな先生がやってきた。カッコイイけどちっとも先生らしくない。その先生が来てからカオリもナンカおかしい…。こりゃ絶対何かある。どうしたんだ、カオリ!パソコンやメールを使った正体の見えない敵に翻弄される“電撃おさわがせ隊”。誰を信じればいいのか?もうカオリたちには、何もわからなくなって…。おさわがせ隊、最後の事件?解散?最大のピンチだ。
カオリたち「TV番組研究倶楽部」は、実は『電撃おさわがせ隊』、学園のなんでも解決屋として活動している。今回は、学園で起こっている無差別襲撃事件を調査することになった。どうやら、中庭のバスケットコート新設に反対してるヤツのしわざらしい。そのうちに、今度はカオリが何者かに狙われた。背後には謎の双子の少女が…。
学園におかしな事故が起こりはじめた。このままじゃ文化祭が中止になっちゃう。ケンカの強い転校生カオリは、“TV番組研究倶楽部”のカッコイイけど変な4人組、哲也、翔、敦司、誠たちと事故の真相を調べることになった。実はこの倶楽部、裏じゃ学園の“何でも解決屋”なんかやってるんだ。人呼んで-電撃おさわがせ隊。
「ジャーン、これを見よ!」放課後のケンタでアユミが見せたのは、やけに派手な招待状。アユミが行こうっていってるのは、大江戸パラレルワールド。新しくできるテーマパークで、自分が時代劇の一員になれるっていうの。しかも、ロボットの悪役を相手に立ち回りもできちゃうの。最初はシブったあたしだけど、例のSMAPそっくりの6人組が、いっしょに行くと聞いて…。
「スキー場には、カッコいい子がいるのかな」「よし、じゃあ行ってみようか」…ということで、あたし(チヒロ)とアユミは、男につられてスキー行きを決定。町内会のスキーツアーに参加したんだけど、集まったのはおばさんばかりでガックリ。でも、ゲレンデでSMAPそっくりの6人組と出会えて、ラッキー!うかれていたあたしたちだけど、近くに殺人犯が潜伏しているのがわかって!?
「あっ、当たった!」あたし(チヒロ)とアユミは抽選に当たって、『全日本そっくりさん大賞』の公開録画に行くことになったの。TV局には加勢大周、吉田栄作、大沢さん、SMAP,etc.のスターたちと、そっくりさんがいっぱい。ちょっと楽屋に忍びこんでスターに会おうとしたあたしたちだけど、とんでもない事件に巻きこまれた。なんと、かあ君のそっくりさんが、殺されていたの。