著者 : コイル
映画部の合宿で甘い時間を過ごし、さらにお互いへの気持ちを深めた俺と吉野さん。吉野さんの家に挨拶に訪れたり、いろんな所へデートに行ったりと、ここのところは日々思い出を重ねていく毎日でとても充実している。そして迎えた夏休みでは、近くの商店街で開催される夏祭りの手伝いをすることになり、一緒にいられる時間がさらに増えそうだ!でもあることが気がかりとなり、彼女がいる夏休みも浮かれてばかりはいられなくて…。胸の内に抱えていたものも、二人でいるから大切なものになる。花火の上がる夜、共に手を取り未来へ踏み出す第3巻。
委員長との「ちょっと悪い」ラブコメ、合宿編!体育祭を経て、恋人になった俺と吉野さん。屋上で駄菓子パーティしたり、繁華街の癒しスポットを開拓したり、些細な時間がすごく楽しい。そんなある日、映像編集の腕を買われて、後輩(売れない)アイドルの「JKコンテスト」を手伝うことに。動画を毎日アップするのは正直大変だけど、吉野さんも一緒なら夏休みに伊豆に合宿ーお泊まりイベントも発生するということで…!けどコンテストには、俺の苦い過去を知る人物も参加していて…。素顔を見せあう二人でも、好きだからこそ見せられない顔もある。それでも…やっぱり大切だから。不器用に、だけど着実に二人の距離が縮まる第2巻。
何となく家にいづらい俺は、夜の繁華街でバイトをしている。ある日、暴漢に絡まれているギャルを助けたら…その正体は、クラス委員長の吉野紗良さんだった!「いつもきっちりしてると疲れちゃうんだ。だからたまに、素の自分に『変身』してるの」仲間意識を持った俺たちは、素顔を見せあえる秘密の親友に。「と言っても、まさか高校生にもなって女子と石投げ遊びをするとは」「いいじゃん、楽しいし!あ、一緒に駄菓子屋にも行きたいな!」実は無邪気で子供っぽい吉野さん。自然体で過ごす「ちょっと悪い」友達関係が始まる!
仕事ばかりして、生活も恋も後回しにしてきた映像プロデューサーの莉恵子。旦那の裏切りから、幸せだと思っていた結婚生活を、住む場所と共に失った専業主婦の芽依。「一緒に暮らすなら、一番近くて一番遠い他人になろうよ。末永く友達でいたいから」そんな誓いを交わして始めた同居生活は、憧れの人との恋、若手シンガーとの交流等とともに色づき始め…。そして、見失った将来に光が差し込む。これは、頑張りすぎる女子と、頑張るのをやめた女子が、自分らしく生きていく物語。