著者 : ボーダー
あやかし極道「鬼灯組」に嫁入りします 2あやかし極道「鬼灯組」に嫁入りします 2
嫁入りは保留のまま、鬼灯組の仮組長に狛夜と漆季を指名した華。 翠晶を失った代わりに組の役に立つべく仕事を探すと、紹介された店(キャバクラ)でいきなり指名されーー 「迎えにきたよ、私の花嫁」 彼は幼い華にあやかしの婚姻痣をつけた妖怪・鱗(りん)。 そして漆季の宿敵でもあった。 複雑な再会の中、裏切られたと激怒する鱗は痣を解消せず鬼灯組と華を地獄に堕とすと言う。 次々と起こる事件、拡大していく華の痣。 迫るタイムリミットの中、衝撃的な鱗の秘密に辿り着いた狛夜と漆季は、華を守るために危険な賭けに出て……?
あやかし極道「鬼灯組」に嫁入りします(1)あやかし極道「鬼灯組」に嫁入りします(1)
黒塗りの車にぶつかり、無理やり組に連行された葛野華が出会ったのは、麗しい美形の妖怪ー鬼夜叉の漆季と、九尾の狐の狛夜。なんとここはあやかし極道「鬼灯組」だった。祖母の形見・翠晶が妖怪の宝物らしく、その力で彼らの本性を暴いてしまった華は、対の宝物・玉璽を捜し出さないと命はないと脅される。さらに、華が逃げないよう「次期組長の花嫁にする」と宣言されてしまった。最強の漆季と若頭の狛夜、対立が激化する次期候補の二人に迫られながら、キケンで刺激的な極道暮らしをすることになり…!?
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