著者 : マニャ子
中原における人間同士の戦争を終結したミスマルカ王国の若 き王子、マヒロ・ユキルスニーク・エーデンファルトは人類連 合を結成。北の魔王と呼ばれるゼネフが築き上げた機械化帝国 に迫るが、ゼネフから和平交渉を持ち掛けられる。 周囲の反対を振り切ったマヒロは単身、機械化帝国へと乗り 込んだのだがーーそこでまさかのクーデターが勃発! しかも 肝心のゼネフは「私は……誰ですか?」となぜか記憶喪失に!? 人類文明の最果てが生み出した機械の命に、マヒロの信じる 人間理性は通じるのか? 千年の時を超えた戦いが決着する、シリーズ最終章ーー!
シュラムランド同盟会議の開催が迫る中、皇太子アリオールに扮したフィアールカは、ラスとともにシャルギア王国を訪れる。 二人の目的は、皇国の暗殺者に狙われているシャルギア王女ティシナの保護。 しかし、未来の記憶を持つというティシナは不可解な行動を続けてラスたちを翻弄する。 そんな中、同盟会議に反発するレギスタン帝国の放った工作員は、王都で不穏な動きを始めていた…… 魔獣の棲む惑星で国家の存亡をかけた政略結婚に挑む騎士と皇女の、異世界戦記ファンタジー、第二弾!
幽霊が出没するという地下水路の調査に向かった古城と雪菜が迷いこんだのは、無人の廃墟と化した未来の絃神島だった!?(「人工島の落日」) 話題のラーメン店で偶然遭遇した雪菜と雫梨。古城を巡ってなにかと張り合う二人は、名物の激辛メニューに挑戦するのだが……(「灼熱の死闘」) 天部の死都の調査中、邪神崇拝者の罠に捕らわれてしまった紗矢華とラ・フォリア。死闘の中で、二人の身体に起きた異変とは……!?(「いつかのバースデイ」)など、新作書き下ろしを含めた短篇・掌篇十七本を収録。 世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の番外篇第四弾!
「王女を一人、口説いて欲しいんだ。遅くとも十カ月以内にね」 ラス・ターリオンはフリーの傭兵。単独で上位龍すら倒すほどの実力を持ちながら遊郭に入り浸り自堕落な日々を過ごす彼は、極東の種馬と呼ばれて皇国中の人々に蔑まれていた。 そんな彼の前に、死んだはずのかつての婚約者、皇女フィアールカが現れる。 存亡の危機に陥っている祖国を救うために、ラスを皇宮に連れ戻した皇女の目的ーーそれは皇太子の婚約者である隣国の王女ティシナを、ラスに寝取らせることだった……! 魔獣の棲む惑星で国家の存亡をかけた政略結婚に挑む騎士と皇女の、異世界戦記ファンタジー。 序章 Prologue 第一章 種馬騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる 第二章 種馬騎士、元婚約者と再会を果たす 第三章 種馬騎士、中央統合軍を挑発する 第四章 種馬騎士、超級剣技を使う 第五章 種馬騎士、伝説の狩竜機と出会う 第六章 種馬騎士、王国に潜入する 終章 Epilogue 【文庫書き下ろし】閑話 男装皇女の憂鬱
獅子王機関の攻魔師養成機関“高神の杜”を訪れた古城と雪菜。そこで彼らを待ち受けていた奇怪な事件とは?(「楽園のウェディングベル」)。世界最強の吸血鬼“第四真祖”を捜して夕暮れの街を彷徨う家出少女。彼女が出会ったのは大型犬を連れた奇妙な小学生で…(「普通の私の特別な…」)。めずらしく古城のほうから喫茶店へと誘われた雪菜。妙にあらたまった態度の古城から、雪菜は将来についての相談を受けるのだが…(「第四真祖には向かない職業」)など、完全新作を含めた短篇・掌篇十五本とおまけSSを収録。世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の番外篇第三弾!
皇女シャルナ。気高く、民からも慕われ、最強の魔法使いでもある彼女こそ、少年リオが仕える主にして憧れの存在だった。「彼女は、何人もの命を奪う“首切り姫”として闇堕ちします」だが未来を告げる魔本と出合った時、リオの運命は一変する。魔法を使えない彼だけが読むことができたその本には、シャルナが世界に災厄を齎す最悪の未来が記されていた。その心の闇に触れ、打破できるのは魔本を持つ自身のみ。リオは彼女を救うべく魔本の力を引き出すことで、シャルナと距離を縮めーその誰も知らない素顔を目の当たりにする。少年が少女の悲劇を覆す!ヒロイックファンタジー、開幕。
マリウス達はバーラ、エレンと一緒にホルディアの王城へと戻ってきた。アウラニースも加わってこれまでのこと、そして将来のことについて歓談する一同。そんな中、ゾフィがエルムに尋ねた。「今度は何を企んでいる?」「皆幸せ計画です」。その内容を明かさぬエルムだったが、国家の危機を救う計画と知るのはもう少し後のことだった。また、皆で魔法の練習をしたり、アウラニースを相手に魔法戦を繰り広げる中、マリウスはその強さを一同に改めて示す。そんな平和な日々の中、ホルディア王国に大問題が持ち上がる。解決の為、アネットの能力でドラゴンを呼ぶことになるのだが、果たして…!?普通の高校生が剣と魔法の異世界で、最強の魔法使いとして送った第2の人生。8年間の物語、終幕。
異境を制圧し、咎神カインの真の遺産である六千四百五十二発の眷獣弾頭を手に入れたシャフリヤル・レン。眷獣弾頭の圧倒的な威力の前に聖域条約機構軍の艦隊は壊滅し、三真祖たちも沈黙する。日本政府は異境への“門(ゲート)”を閉じるために絃神島の破壊を決断。雪菜と那月を要石のあるキーストーンゲート最下層に派遣する。自らの手で絃神島を沈めることに苦悩しつつも、忠実に任務を果たそうとする雪菜。そんな雪菜の前に吸血鬼の力を取り戻した古城が立ちはだかる。そのころ異境では、謎の仮想空間に囚われたアヴローラが、モグワイと名乗る怪しいぬいぐるみと接触していたー!世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、ついに堂々の本篇完結!
死闘の末に吸血王を倒した古城たちだったが、シャフリヤル・レンの策謀によって、異境へと墜ちたアヴローラ。第四真祖の力を手放し、ただの人間に戻った古城に、彼女を救い出す手段はない。だが、苦悩する古城たちの前に現れた第一真祖キイ・ジュランバラーダが、意外な取り引きを持ちかける。キイが古城に与えたのは、新たな漆黒の眷獣たち。無理やり植えつけられた眷獣の影響で、理性を失い、怪物化する古城。残された雪菜たちは、眷獣を制御するために必要な十二人の『血の伴侶』を集めるべく奔走するのだがーー 世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第二十一弾
使節団としてランレオ王国に滞在することになったマリウスたち。魔法に興味津々なバーラは、「マリウスに弟子入りしたい」と衝撃的な提案をする。マリウスは一国の王女が他国の人間に弟子入りできるのかと悩むが、予想に反してランレオ国王はバーラの弟子入りを認め、マリウスとバーラは弟子入りの儀を行った。マジックアイテムの共同開発や、転移魔法の報酬などを取り決めつつ、息抜きにランレオ王都を観光して、他国での時間を過ごしていく。しかしある日、アネットが何かが目覚めたような気配を察知したと言いー。
幾多の戦いを終え、優勝者が決定した第二回聖魔杯。しかし、穏やかな時間が流れる優勝セレモニーも束の間、ついにゼネフ自らが世界の完全支配へ向けて動き出したー!ウィル子からのメッセージを信じ、反撃の機会を窺う川村ヒデオ。一方、桐原士郎や木島アリスらの想いによって完全復活を成し遂げたヒマワリは、ヒデオを救い、ゼネフの世界を覆すための逆転の一手を提示する!「どんな未来に繋げるかはこの時代の人たち自身なんですから」一夏を駆け抜けるように咲いた一凛の花。過去と未来の交錯する最後の戦いが、いまここに始まるー!
何やら魔王軍の中に不穏な動きがあるー。親衛隊のファントムとイレーラから報告を受け、魔王イスベルは元勇者アデルを連れて、魔王城へと向かう。そこにはイスベルの帰還を快く思わない魔王軍の二番隊隊長サドールだけではなく、かつてアデルと共に戦ってきた騎士の姿があった…。現役から退いた魔王と勇者に最強の敵が襲い掛かる!!引退勇者&魔王が織りなす、とっても不思議なご隠居ものがたり完結巻!
真祖たちの乱入によって混迷を深めていく絃神島の領主選争。事態収拾の切り札である十二番目のアヴローラを連れて、志緒と唯里は絃神島へと向かう。しかし彼女たちを待ち受けていたのは、第二真祖“滅びの瞳”。包囲された志緒たちを救うため、第二真祖の支配地へと単身で乗りこむ雪菜だがーー そのころ古城は原因不明の飢えと渇きに苦しんでいた。集結した真祖たちと共鳴した眷獣たちの活性化が原因だ。そんな古城に第一真祖が告げる、眷獣たちの暴走を防ぐ恐るべき方法とはーー 世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第二十弾!
ホルディア王国内の治世も安定し始め、人手が足りるようになってきたので、交易の為にも新しい物資を探しに行こうという話が持ち上がった。イザベラの希望もあり、マリウスたち一行は、マジックアイテムが栄えているというランレオ王国へと向かうことになる。そこでランレオの接待役として現れたのは、かつて在学していたクラウス王立魔道学園や魔演祭でも会ったことがある、ランレオの王女・バーラだった。バーラはマリウスの魔法に強く興味を抱いているようで、ぜひ手合わせをしたいとお願いしてくるのだがー。
「俺、勇者をやめるわ」-引退し、まったりとした生活へと突入する予定だった元勇者のもとに、なぜか転がりこんできてしまった魔王。ハチャメチャではあるものの、とりあえず始まったスローライフに、今度は魔王の部下達が押しかけてきて…。これっぽっちも静かじゃない隠居生活が、幕を開けた!!引退した勇者&魔王が織りなす、とっても不思議なご隠居ものがたり!?
川村ヒデオと共に神殺しの巫女・名護屋河睡蓮の脅威を退け、決勝ステージへと駒を進めたヒマワリとミサキのペア。鈴蘭率いる魔殺商会とゼネフを擁するマッケンリーグループの全面対決が囁かれる中、ヒデオと手を組むことを決めたヒマワリ達は、すべてを見通し、無数に策を張り巡らせるゼネフに勝負を挑む!「この私を倒すことは不可能です」「マスター、わかったのです…ゼネフの居場所が!ゼネフの正体は…!」ベールに包まれたゼネフの正体が明らかになる時、世界はその在り様を問われることにー!?第二回聖魔杯、ルール・オブ・ルーラー。誰もが予想だにしなかった終幕が訪れるー!
アルディギア王国から帰還した古城と雪菜たち。だが、ほんの数日間の彼らの不在の間に、絃神島の様子は大きく変わっていた。白昼堂々繰り広げられる魔族同士の争い。市民を守るべき特区警備隊は壊滅し、南宮那月も行方不明になっている。代わりに人々を保護していたのは、領主と名乗る強力な魔族たちだった。 領主選争と名付けられた魔族たちの争い。それは吸血王が率いる謎の組織「終焉教団」が仕組んだ、絃神島の支配権を賭けた厳正なゲームだった。絃神島を分割した81の領地とそこに暮らす人々を、魔族たちが奪い合い、すべての領地を手に入れた「領主」が、絃神島の新たな支配者として君臨することができるのだ。 正体を隠し続けていたせいで、自分が本物の第四真祖だと名乗り出ることができない古城には、領主戦争を止められない。かくして古城は、絃神島全土を舞台とした魔族同士の死闘に否応なく巻きこまれていくことになる。それこそが吸血王の真の目的だと知らぬままに……
刑事の伊勢蔵之介は、姪・琴乃と住む自宅へ帰る途中、乗っていたバスごと異世界に召喚されてしまう。男子高校生三人組と、琴乃の同級生である西園寺清音、そしてバスの運転手の三好と蔵之介をあわせた六人は異世界ベルリーザ王国の「勇者」として召喚されたと告げられる。勇者は特殊な能力『ギフト』を有していると言われるが、清音、三好、蔵之介の三人の能力はあまり高いとはいえないものだった。強大な力を手にしたことで次第に好戦的になっていく男子高校生たちを横目に、王国に不信感を抱いた蔵之介たちは、早めに王国を脱出しようと計画を練るのだがー。
新婚生活も落ち着いてきたある日、マリウスは他の大陸に行ってみたいと提案する。次々と魔王が力を取り戻しつつある今、他の大陸でも魔王が復活して動き出しているかもしれない。強力な魔王が完全復活して侵攻してくる前に、異大陸を調査しようという話になる。アウラニースの勘を頼りに南の大陸に向かったマリウスは、ソフィアと二人で現地調査を行う。観光しつつ情報を集めていくが、この大陸は魔物も少なく、魔王はおろか、魔人に関する情報にもなかなか行き当たらない。どうにか地道な調査を続けて水の魔王、土の魔王などの話を聞いた二人は、封印地として有力な場所へ向かうのだった。
桐原士郎や木島アリスとの因縁を清算し、無事本戦を勝ち進んでいくヒマワリとミサキのヒマ☆姫ペア。しかし、神殺しの巫女・名護屋河睡蓮が遂に聖魔杯の舞台へと降り立ち参加者達の行く手を阻む!「誰が相手であろうと容赦は致しませんのでお覚悟を」人智を超越した力の前に為すすべもないヒマワリ達だったが、“当代最強の召喚師”と噂される川村ヒデオの行動により事態は思わぬ展開へと向かうー。「悪しきカミを連れた悪しき気配、やはりお前のものでしたか」「断言する。僕と、仲間達の方が、召喚師として正しいと」混沌と化した戦場で、ヒマワリ達は災厄級の難関を切り抜けることができるのか!?