著者 : メグリくくる
人間の王子と亜人の姫の背後で蠢く魔将の陰謀を暴け! 無自覚無双ファンタジー第3巻! ハズレスキルが覚醒し、魔法やスキルを見ただけでコピーできる左眼を手に入れた、元貴族のラディ。 魔神十二将のひとりから救ったシャーナとユリスも加わった一行は、敵の手がかりを求めてホンガロール連邦へと向かっていた。 その道中、互いに忌み嫌う人間の国と亜人の国の、王子と人魚の姫と遭遇したラディたち。 ふたりは愛し合っており、対立する国家間の事情をクリアするため種族を変えようとしているという。 その話を聞いて、ふたりの背後に魔神十二将の存在を感じたラディたちが両国へと潜入することになると、敵は国家の中枢へと入り込み、国だけでなく、王子と人魚の姫までも牛耳っており……!
全てを見通す左眼を持つ貴族ラディの、無自覚無双ストーリー第二弾! 眼が良くなるだけのハズレスキルが覚醒し、他人の魔法やスキルを見ただけでコピー出来るようになった元貴族のラディ。 呪いから救った女神アエリア達と、この世界を歪めた大賢者とその部下を打倒するため、西の方角へと進んでいた。 その途中、大賢者の意思を継ぐ魔神十二将の一人、酩酊スクッバとその部下達に遭遇。 彼らの奇襲を退け、先に進むも、辿り着いたハイネルナ帝国の最初の町は酔っ払いで溢れかえっていた。 スクッバの部下であるシャーナの襲撃も左眼のスキルで見破り撃破したラディは、この町だけでなく、国中に蔓延するワイン、トゥレロスの秘密を探るのだが……。
邪神に殺され続けた果てに、ハズレスキルが覚醒する──! 有力貴族の九男であるラディは、眼が良くなるだけというハズレスキル持ちで、周囲から無能扱いされていた。 ひょんなことから仲良くなった猫を助けるためダンジョンに潜ると、ボスと遭遇し絶対絶命のピンチに。 その時、精神と肉体を分離する魔道具を使用すると、ラディはボスの邪神とともに封印されてしまう。 精神世界の中では死ぬことがなく、邪神に殺され続けた結果、無能扱いされていたハズレスキルが覚醒。 見た相手の魔法やスキルをコピー出来ると気づいたラディは邪神の力を手に入れ、封印を破る。 しかし帰還した世界は数百年が経過しており、自分が無能だと思っているラディは最強と成った自覚が全くなく……!
屍の山の先に、光差す未来があると信じて かつて医者として多くの人を救ってきたチサトこと荻野知聡(おぎのちさと)。 そんな彼が異世界転生時に授けられたのは、「暗殺者」の天職であったーー。 過去の因縁を殺したことで訪れた、ミルとの平穏な生活。 だがそれは死者の声を聴く聖女エウラリアの登場によって一変した。 エウラリアとの接触を避けるチサトだが、とある依頼を受けたことで、彼女と行動をともにすることに。 そしてチサトはニーネの、そしてミルの秘密を守るため、聖女を殺害しようとするのだがーー? 「ミルの傍に居られるのなら。俺はこれまで通り数多の屍を築き、超えていく」 第8回オーバーラップ文庫大賞《金賞》受賞。ファンタジーサスペンス第3幕!
殺せ。過去を、因縁をーー最愛を犯さんとする全てを。 かつて医者として多くの人を救ってきたチサトこと荻野知聡。 そんな彼が異世界転生時に授けられたのは、「暗殺者」の天職であったーー。 ミルの秘密を守るため、ニーネをその手にかけたチサトはある日、知己の者との再会を果たす。 それは、チサトがかつて滞在していたロットバルト王国第一王女のマリー・シュタールバウムその人。 そしてチサトは彼女から「義兄である第一王子ルイスより守ってほしい」と依頼を受けることになり……? 「助けたくても、救いたくても救えない命もあるっていうのに、何でーー」 第8回オーバーラップ文庫大賞《金賞》受賞。ファンタジーサスペンス第2幕!
少女のためにーー世界を殺せ。 かつて医者として多くの人を救ってきた荻野知聡。 そんな彼が異世界転生時に授けられたのは、「暗殺者」の天職であったーー。 彼は助手の少女ミルとともに遺体の検視を行うかたわら、もしそれが他殺であれば、万物を殺しうる《切除》の異能を振るい、確実に犯人へ復讐を果たす『復讐屋』として日々を過ごしていた。 だがある日、彼の日常は一変する。 『復讐屋』のもとに持ち込まれた子供の変死体。 それを皮切りに頻発する怪事件に、知聡は巻き込まれることになり……? 「僕には、才能があり過ぎた。誰かを殺すという、不快極まりない才能が」 第8回オーバーラップ文庫大賞《金賞》受賞。ファンタジーサスペンス第1幕。