著者 : 七菜なな
「ナハハ。ナツよ、邪魔するぞ」 東京のアクセ仲間や凛音と過ごした修学旅行で、大切なものを諦めずに夢に向かう覚悟を得た悠宇。日葵と凛音もそれぞれの目標を持って歩み始める中、まだ過去に縛られている男が一人いた。 「貴様の大好きな勝負をしてやろう。オレが負ければ、貴様の要求を呑んでやる」 真木島慎司により仕込まれていた、とある後輩を中心とした因縁。それにより明らかとなった悠宇と慎司の確執が、ついに二人の対立を引き起こしてーー!!!? 10年以上経っても未だに慎司の心に憑りついて離れない黒歴史……その一片が今、白日の下に晒される。 Prologue 真木島慎司の華麗なる幼少時代の記憶 1 “未来への憧れ” 2 “呪い” 3 Turning Point. “孤” 4 “生まれ変わり” Epilogue ゆめのあと
男子高校生・和泉に恋心を寄せる女子たちは、一歩が踏み出せず日々を過ごしていた。 【学園のアイドル様は、二人きりのときだけ甘えたがり】天崎雨音。 【実家から勘当されたのに、なぜか元・許嫁が放っておいてくれないんですが】白菊白亜。 【学園の天使ちゃん……の隣の悪魔ちゃんが、案外ちょろい】春日波留。 しかしそこに転校してきたのは、一見平凡だが天性のメインヒロイン・七瀬七緒! 七緒はあざとい直球アプローチで和泉に猛攻をしかけ出す。 「和泉くん、好きです。付き合ってください」「はい、あ〜ん♪」「和泉くんが、わたしをこんな女にしたんだよ?」 「「「こいつ……やりやがった!?」」」と慌てた雨音たちも行動に──!?
この初恋を思い出にするためにーー。高校2年生の3学期を迎えた悠宇と凛音は、それぞれの想いを胸に修学旅行へ。 「俺は自立する覚悟を身につけないと」 「もう二度と、ゆーくんとは関わらない」 旅の行く先は因縁の地・東京。凛音のお願い、一つの約束、そして最後の一日。過去と現在が交わる夜に、悠宇が見つけた“やるべきこと”とは……。 一方、同じく東京を訪れた日葵は、紅葉によって新しい世界へと誘われていた。 「……ここ、どこ?」 「日葵ちゃんの運命の場所だよ〜☆」 きみを思い出にする前にーー。三者三様、進む道を拓く旅が幕を開ける。
試練のクリスマスイヴから一夜明け、悠宇が感傷に浸っていた冬休みの朝。不意に夏目家のチャイムが鳴った。 「住み込みで修業に来ました!!」 十一月の文化祭で出会った、自称“you”の一番弟子な中学生・城山芽依(しろやま めい)が押し掛け修業にやって来て!? さらに姉孝行としてコンビニの手伝いをすることになった悠宇は、短期バイトの新人教育を命じられるが……。 「米良鎌子(めら かまこ)です。よろしくお願いしまーー……んがっ!?」 七月の高校、あの自販機の前で遭遇した因縁の下級生が現れて!!!? 後輩二人と過ごす、多難な冬休み編!
全ては師匠・ラディアータとの約束を果たすため。聖剣演武の頂へ駆け上がる“元・無能”の少年・識は、ついに日本トーナメントへの出場権を獲得した! ところが聖剣“無明”の秘密が白日の下に晒され、識は聖剣協会から出場辞退を迫られる。 そのシナリオを書いた主は、世界の頂点に君臨する『剣星二十一輝』の一人・オリヴィア。 かつてラディアータの妹弟子だった彼女の策略、そして試合での敗北を強いられる識。 彼が夢を諦めかけた時、ラディアータは告げるーー「少年、勝ってしまえ」と。 そして、かつて無能だった少年の刃が、ついに世界の頂へと届く! 師弟の絆輝く青春〈決闘〉ファンタジー、白熱の第3巻。
かつて永遠の友情を誓った親友同士、そして今は最愛の恋人同士でもある悠宇と日葵。夢と恋、両方を追い求めた文化祭の初日は、二人の間に大きなわだかまりを残して幕を閉じた。その翌日。 「運命共同体(しんゆう)はーーわたしがもらうね?」 日葵へのそんな宣言とともに“you”へ復帰した凛音が、即席ながらも自身の経験を活かした的確なサポートでアクセ販売会を大成功に導く。そんな凛音と悠宇の“輝く瞳”を目の当たりにした日葵は、悠宇の一番の理解者であり続けるために“you”を抜けることを決め……。 やがて訪れるクリスマス。期待に胸を膨らませる恋人二人を待つ未来とはーー。 Prologue はないちもんめ 1 “抵抗” 2 “真心の愛” 3 “小さな幸せ” 4 Turning Point.“暴” 5 “あなたは私の愛を退ける” Epilogue 深い森
★2023年1月新作ライトノベル初動売上1位達成★ 天才聖剣士・ラディアータの弟子となった“無能”の少年・識は、〈決闘競技〉聖剣演武の頂を目指し聖剣学園に入学した。 波乱の1学期を乗り越えて修練を重ね、成長を遂げた識。師弟の絆は盤石かと思われたが、そこへ北海道のライバル校トップに君臨する“世界の歌姫”聖剣士・春風瑠々音が現れーー。 「識ちゃんを懸けて、決闘よ!」 ラディアータVS瑠々音、識を取り合うお姉ちゃん戦争が勃発!? 若手聖剣士がしのぎを削る、年に一度の聖剣学園対抗戦【三校交流会】を舞台に、火花が散る! 師弟の絆輝く青春〈決闘〉ファンタジー、第2幕。
かつて永遠の友情を誓い合った悠宇と日葵が、運命共同体となって早1か月。甘々もギスギスも一通り楽しんだ二人の恋人関係はーひと夏の恋に終わるかどうかの瀬戸際に立たされていた…!恋と夢は両立できないと言う雲雀。恋人は親友にはなれないと言う咲良。そんな兄姉たちの声に対抗心を燃やした日葵は急転直下、あることを悠宇に宣言する。「今回の販売会、やっぱりアタシがばっちりプロデュースするから!」すれ違う日葵の決意と悠宇の思惑。そしてそのまま迎えた文化祭当日ー。「あたしが“you”様の一番弟子ッス!」謎の中学生の登場でさらなる波乱が!?
全人類に“聖剣”が宿るようになって早40年ーこの異能で決闘を行う競技・聖剣演武は絶大な人気を誇り、世界中を熱狂の渦に巻き込んでいた。しかし、この世でただ一人、日本の少年・阿頼耶識にだけは“聖剣”が宿らなかった。聖剣学園を受験するも、夢破れた無能な彼…。その前に、世界最強の天才聖剣士・ラディアータが現れー!?「この私の弟子となれ。きみに頂の景色を見せてあげる」突然現れた年上美人師匠との契約は、三年以内に世界グランプリの頂点を獲ること!最強×最弱な師弟の夢の続きが幕を開ける、聖剣・学園ファンタジー!
かつて永遠の友情を誓い合った悠宇と日葵も、今は夢と恋に揺れる高校2年生。東京で新たな仲間と出会い、クリエイターとしての現在地を知った悠宇。しかし充実した旅の代償は大きくて…。「アタシは悠宇の運命共同体だからね」「わたし、ゆーくんのこと諦めるから」何も知らない日葵と、全てを知っている凛音。悠宇は自らの嘘と罪に向き合う覚悟を決めるがー1枚の写真がきっかけで予想外の展開に!?「貴様ら、自分の高校生活が自分のものだと、いつから錯覚しておったのだ?」“you”として初めての文化祭が近づく中、3人にあいつからの試練が訪れる!!
ある小学生の男女が、お互い初めての恋に落ちたあの日から7年。高校生として再会を果たした悠宇と凛音は一番の親友になり…ただ今、二人旅の真っ最中!ところが凛音の姉・紅葉からの横槍を発端に、両者譲らぬ大喧嘩が勃発しー!?「ご褒美旅行を守るためなら、わたしは悪魔にもなるから!」「…たとえ榎本さんに嫌われても、俺は自分のやるべきことをやりたい」二人きりで夏の思い出づくりがしたい凛音。東京のアクセクリエイターから成長のヒントを得たい悠宇。二人がすれ違いを重ねる中、悠宇に展覧会へのアクセ出品の誘いが舞い込んで…。そして小さな火が灯る。初めてづくしな東京“親友”旅行の行方は!!!?
かつて永遠の友情を誓い合った悠宇と日葵は、中学以来の運命共同体ーだったのだが。高校二年生の夏、ついにその仲を進展させ、二人は新たな関係に…!夏祭りデートを彩る打ち上げ花火。兄姉総出の海遊び。ちょっとだけ変わった彼と彼女の日常を、穏やかな時間が流れていく。こうして激動の夏休みも無事終わるかに思われた、そんなある日のこと。「この前のお詫びに〜、東京のクリエイターに紹介してあげる〜♪」紅葉に連れられ(?)羽田空港へ降り立った悠宇。そこで待っていたのはー。「えへ。きちゃった♪」「きちゃったかあ…」夏はまだ終わらない!初恋のあの子と行く、初めての東京“親友”旅行!!!?
かつて永遠の友情を誓ったある男女が、己の本当の気持ちに向き合った結果ー夢か恋か、究極の二択に悶え苦しむ…!!「そういえばゆーくん、そういう面倒くさいこと言い出すタイプだったね…」凛音にじとーっとした目を向けられながら、近づく夏休みに浮かれる気分を隠せない悠宇と日葵、だったのだがー。「“ずっと離れない”なんてエゴだよ〜?」雲雀も恐れる榎本家長女・紅葉の帰省によって、二人の運命の夏が幕を開ける。「未来の夢と、今の恋…アタシたち、どっちのために生きるべきなのかな?」果たして恋の罪を犯した日葵は“永遠の運命共同体”にサヨナラなるか?
ある男女が永遠の友情を誓い合い、2年半の歳月が過ぎた頃ー二人は今さら、互いへの恋心に気づき始めていた…!散々積み上げてきた黒歴史から目を背け、「恋愛って何?」な態度を装い続ける悠宇と日葵、だったのだがー。「悠宇。中間試験、全部白紙で出しちゃったの…?」降って湧いた悠宇退学の危機!加えて悠宇の初恋相手・凛音の「一番になるね」宣言に、学校での“you”の身バレと、そこから巻き起こるリア充たちのフラワーアクセブームが、二人の心をさらなる混沌へ突き落とす!!果たして恋と向き合った日葵は“真の親友”へ前進なるか?
とある田舎の中学校で、ある男女が永遠の友情を誓い合った。1つの夢に向かい運命共同体となった二人の仲はー特に進展しないまま2年の歳月が過ぎる…!未だに初恋がこない陽キャ女子・犬塚日葵と、花を愛する植物男子・夏目悠宇は、高校2年生になっても変わらず、二人だけの園芸部で平和に親友やっていた。「悠宇が結婚できなかったら、アタシが責任取ってやんなきゃねー」「日葵がそれ口走ってから、おまえの兄さんが『義弟くん!』って呼んできて辛いんだけど」ところが悠宇が初恋相手と再会し、二人の歯車が狂い出す!?果たして恋を知った日葵は“理想の友だち”脱却なるか?
日本で無二の“ダンジョン探索科”を置く前ヶ原学園、その底辺Fクラスに在籍する朴ノ木原恭太郎は、気楽なソロ活ハンターだ。だが、学園最優秀ハンターながらF落ちした朝倉ひらりに真の実力を知られてしまう。とある理由から、目立たずにソロ活ぼっちを選ぶ朴ノ木原に対し、Aクラス復帰を目指す朝倉は“恋人宣言”という脅迫(!?)でクラン勧誘を始めー。「君が望むなら、私とキスだってし放題だよ」「断る」Aクラスの幼馴染み、千々石ふうあもなぜか勧誘に便乗!?「わたしならそれ以上も問題ないし!」「断るっての!」ダンジョン探索から始まる、新感覚の青春錯綜系コメディ!
「-キミ、本当にバカだね」柊正宗が卒業論文保管庫で出会ったのは、見た目は高校生、行動は不可解、真意を読むことは不可能な大学一の変人、心理学研究室助手・天童こころだった。わずかな手がかりだけで正宗の捜し物を言い当てる観察力と分析力を持つこころ。第一の事件をきっかけに、彼女のお目付けとしてゼミを仕切ることになった正宗のもとへ、論文がらみの奇妙な事件が次々と舞い込みー。事件に巻き込まれる青年と人の心を分析する少女、ふたりのフィールドワークが始まる。