著者 : 七葉なば
世界の終わり、素晴らしき日々より3世界の終わり、素晴らしき日々より3
突如、人類のほとんどが消えた“終わってしまった世界”。そんな世界を古いトラックに乗って旅するチィとコウ。敵対する近隣国『高国』の皇子で、コウの幼馴染みだった“彼”の足跡を追い、未だ争いが続く北海道を目指す2人。しかし、北上すればするほど戦火は激しさを増していくのだった…。「一緒にいきたい」。そう誓った2人の目に映るものはー壊れかけの家族、兵士からのプロポーズ、バリケード、遺書、再会、一発の銃声…。別れのときはすぐ目の前に近づいていた。そしていくつもの季節が巡り、素晴らしきこの世界はー。
世界の終わり、素晴らしき日々より2世界の終わり、素晴らしき日々より2
突如、人類のほとんどが消えた“終わってしまった世界”。そんな世界を古いトラックに乗って旅するチィとコウ。旅の途中に知り合った上野に誘われて2人が向かったのは、消失を免れた人々が暮らすコミュニティだった。夏祭りの準備に賑わうコミュニティ。そこに暮らす少年少女たちは、世界に置き去りにされてもなお、切ない恋心を抱いて生きていた。そんな中、謎に満ちたコウの過去を知る人物が現れてー。
世界の終わり、素晴らしき日々より世界の終わり、素晴らしき日々より
敵対する近隣国『高国』との開戦直後、突如として人類のほとんどが消えた“終わってしまった世界”。その片隅で出会ったチィとコウ。2人の少女は古いトラックに乗って旅に出た。スケッチブックを手放さない人見知りのチィと、いつもポケットに拳銃を突っ込んでいる皮肉屋のコウ。2人がある日たどり着いた街、そこには、戦争と消失の混乱で散り散りになった『高国』の軍人が潜んでいたー。「あんたが生きた世界は素晴らしかった?」シンと静まり返った世界。希望と絶望をボロボロのピックアップトラックに載っけて進む少女たちの旅物語。チィとコウが行き着く先、それはー。
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