著者 : 三藤孝太郎
「ごめんなさい、ちょっと、今日の星良さん怖い、です」 将人をアフターへ誘うも、拒否されてしまう星良。優しい彼に嫌われたと絶望して、もう近づかないと決意するも……!? 夏は女の子を積極的にさせる。その法則は、どうやらこの世界でも変わらないみたいで。 夏祭りデートに誘う由佳。波打ち際の水着でアピールする恋海。汐里はオタバレの危機に瀕した結果、とある”癖“に目覚めてしまって!? そんな中、運命の人の正体を探すみずほにも、急展開が訪れてーー。 「それ俺のハンカチじゃん」「--え?」 もう無自覚じゃいられない!加速するヒロインダービー第3弾!!
強引で、それでいてどこかーー希うようなキス。 その時の××の表情を見て俺はようやく気付いた。 --どちらが今、“上”にいるのか。 他のライバルたちの影も見えてきて、重い感情をさらに拗らせる彼女たち。その中に新たに参戦するのは、将人の家庭教師先のJK、清楚系文学少女の汐里。実は彼女のウラの顔は、将人にデュフる陰キャオタクだった……!? 『人に優しくする』ことが当たり前な将人の無自覚な優しさを切り崩す、“わからせ”るキスをするのは一体誰だ!? JC、JK、JD、OL、全世代そろい踏みで迎えるヒロインダービー第2弾!
気づいたら、もといた世界よりちょっとだけ女性の多い世界に転移していた将人。でも、戸籍もあって、大学にも通えるみたいだし……。女性が少し積極的なだけで、前の世界と変わらないな? そんな甘い考えで生活を始めた彼は知らない。この世界でも変わらず彼が振りまく優しさに、周りの彼女たちがどれだけ救われたのかを。そして、他の女の影が見えた瞬間に目のハイライトが消えるくらい、彼女たちが彼に激重な感情を向け始めたということを……。 これは、普通に生きているだけで無自覚にヒロインたちを恋に落としてしまう主人公が、最終的にちょっと(めっちゃ)愛の重いヒロインたちに“わからせ”られるまでの話であるーー!