著者 : 上田夢人
中原における人間同士の戦争を終結したミスマルカ王国の若 き王子、マヒロ・ユキルスニーク・エーデンファルトは人類連 合を結成。北の魔王と呼ばれるゼネフが築き上げた機械化帝国 に迫るが、ゼネフから和平交渉を持ち掛けられる。 周囲の反対を振り切ったマヒロは単身、機械化帝国へと乗り 込んだのだがーーそこでまさかのクーデターが勃発! しかも 肝心のゼネフは「私は……誰ですか?」となぜか記憶喪失に!? 人類文明の最果てが生み出した機械の命に、マヒロの信じる 人間理性は通じるのか? 千年の時を超えた戦いが決着する、シリーズ最終章ーー!
パトリアで奴隷を解放したキッドは、一部の元奴隷とともにグリモワールへと戻った。そして封印迷宮を裏技で攻略し、暴走の危険を取り除くことに成功する。これでようやく敵の本陣であるストゥルトゥスに乗り込めると思いきや、次にキッドに立ちはだかるのは新たな嫁達であった。絶対に手を出さないつもりだったグリモワール伯爵令嬢のドリスに艶美な格好で迫られたキッドは、あまりの魅力につい手を出してしまう。これでソリドは義父に、リカルドは義兄となるうえ、さらに嫁が増える予感が……。
リグザールに続き、侵攻されたイストリアの王女を助けたキッドは、仲間になった剣王ドクトゥスーードクの娘を救うため、レアとエペとともにイストリアの隣国であるパトリアへと向かう。そこでキッド達が目にしたのは、奴隷として扱われる亜人達の姿だった。明らかに不自然な国の在り方にキッドは他国の侵略を受けていることを確信する。理不尽には理不尽で対抗するーーキッドはそのチートな力を存分に振るい、一滴も血を流すことなく合法的に奴隷達を解放した。すると青狼族の最強脳筋男が現れたが、話の通じないその男にキッドは容赦なく未完成の必殺奥義を繰り出す。倒された男はキッドの強さを認め、配下となるのだった。
クロエの占いにより、名も知らぬイストリアの王女を助けるため、キッドはリカルドの故郷イストリア王国へと向かう。そこに待ち受けていたのはストゥルトゥスの黒騎士を一方的に殲滅した、見た目少女の戦闘狂魔導師メリル率いる魔導戦鬼と呼ばれる特殊部隊であった。メリルとの対話(物理)を終えると、今度そこに現れたのはリカルドの妹!?リカルドの妹からイストリア王城の調査を頼まれたキッドは、占いでは王女が危険とのことで、急いで単身王城へと向かう。その道中、獣や敵の兵士に襲われる少女を発見して助けるが、彼女は囮として王女に化けた、王女付きの侍女だったー。
イスピリトでの騒動も一段落し、キッド達一行は学院へ戻ることに。しかし、戦争になるかもしれないという疑念を解決できずに、モヤモヤしたままの帰国であった。そんな中、学院では野外演習が始まるが、貴族、王族ばかりのメンバー達は野営はもちろん、料理すらしたことがない。しかもレアやソルシエール三姉妹はキッドに頼りっきりで寄生する気満々。そんなときキッドは、こっそりと禁断の「SRカード」を使用する。そこから現れたのは変身できる能力を持った黒猫。黒猫はどんなものにも姿を変えられるのをいいことにやりたい放題。従者の立場を忘れて好き勝手に行動する黒猫に翻弄されながらも、キッドは得意のチート能力で、苦難に満ちた授業のはずの野外演習を快適なキャンプへと変えるのだがー。
贋作のプラモデルや史上最短で打ち切られたアニメのゲームー人から見たらゴミと言われるような、価値のない物。そんないずれ消えゆく物を集めることに情熱を注いでいた青年は、車に轢かれて命を落としてしまう。しかし何の因果か、青年は異世界で大貴族の御曹司として転生した。ブライアンとして生まれ変わった青年は、前世で果たせなかった「希少なものを守る」という願望に忠実に生き、恵まれた金と権力を惜しみなく使い、常識知らずの変人コレクターと化す。人間を糧にするオーガ族の少女。人類と戦争中の魔族の文化…。ブライアンは今日も希少な物の保護に向かうのだった。
幹部会議でギルド改革案を承認させることができたテプト。その後、彼は受付の増設や冒険者の『依頼義務化』も実現させるため、慌ただしい日々を送っていた。そんなある日、テプトは二人の『ランク外侵入者』が現れたと報せを受け、すぐさまダンジョンに潜る事に。二十層に辿り着くと、そこにはダンジョンマスターと名乗る白髪の少年が!!テプトは少年から二人の居場所を聞き出そうとするのだが…。異世界ファンタジー奮闘記、第二弾!!
スキル『成し遂げる力』を授かり異世界に転生した青年テプト。彼はそのスキルで冒険者を目指すも、周りに「平均的な能力の『万能型』はお荷物なんだよ」と断られ諦める事に。そこで、彼はタウーレン冒険者ギルドの『冒険者管理部』に転職するが、そこは冒険者や他の部署に何もできないと嫌われている部署だった!!彼は信頼を取り戻すため、元冒険者の知識や力を使い、依頼の達成や受付の増設など一人奮闘するのだが…。異世界ファンタジー奮闘記、開幕!!
ついに引き起こされたT-day。目の前で命が奮われていく状況に混乱するヒデオだったが、それでもノアレは戦えと囁き続ける。この異常な“場”を作り出したマックルを止めるため、ヒデオはメガフロントを進むものの戦禍は急速に拡大し続ける。T-dayとは、そしてマックルが言えなかった本当の願いとは!?ヒキコモリ男の第二の人生、ここに完結!!
「君を放っておけない、君の友人たちが、ここにいる」フォース分裂騒動を収めたヒデオだったが、今度は“組織”にマックルが囚われてしまう!存在を失いつつある彼女を救うため、フォースの面々や鈴蘭とアクアリウム2世号へ乗り込むヒデオ。そこで待ち受けていたのは、人工精霊の生みの親であるリンデンバーグ博士と懐かしいある少女だった。彼女たちの罠にはまりノアレを失った絶望の中で、ヒデオが下したひとつの決断とは!?
“フォース”分裂によってオートライングループを追われたナイトと美野里。傷ついた2人は自らを守るため、ある人物に助けを求めていた。一方ヒデオたち神霊班のもとには、シシルが現れ「マックルの捕獲もしくは抹消に協力せよ」と要求してきて!?見えないチカラに引き寄せられるように東京に集い始める、最先端科学組織と武装集団。様々な思惑の中でヒデオが選びとる道とはー!?引きこもり男の第二の人生が大きく動き出す。
怒涛の夏休みが終わりほっとしたのも束の間、ヒデオはマックルに誘われて“フォース”とバーベキューに出かけていた。高校生たちに混ざってスイカ割りを楽しむ…はずもなく、引きこもりの美学を貫くヒデオ。そんな中、マックルの口からオートライングループの秘密が明かされ、“フォース”とヒデオたちは戸惑いを隠せない。そこへさらに、マックルを付け狙う謎のシスターが現れて…!?ますます加速する、負け犬男の第二の人生。
お祓い専門の神霊班といえど、まぎれもなく役所の一部、お盆休みは与えられていた。しかし、社交性もなく、ろくな趣味も持たず、いまだひきこもり留年中のヒデオは、いつものごとくアパートで怠惰な時間を過ごすのみ。ところがある日、女性からかかってきた一本の電話が、ヒデオの人生に新たな契機をもたらすのだったー精霊、巫女、警察官、自衛官、ついでにAIの美少女も登場。ヒデオの長くて熱過ぎる、ひと夏のサバイバルが始まる。
“フォース”との接触以来、彼らが属するオートライングループを警戒しながらも、神霊班は次の手が打てずにいた。そんなある日、ヒデオは街でマックルイェーガーという女性に声をかけられる。ごついヘルメットをかぶり、やたら銃器に詳しい彼女に疑問も抱かず、遅れてきたモテ期に浮かれるヒデオ。しかし、彼女はオートラインに協力する“銃の神”であり、彼女の能力を利用した、“実験”が始まろうとしていたのだー衝撃の急展開。
街に漂う悪霊を祓う神霊班の仕事(主に雑用・運転手)に慣れ始めたヒデオ。しかしある夜、お祓いに出向いた先で、不可思議な少年少女グループ“フォース”と出会う。なんと彼らは、睡蓮すらも知らないタイプの精霊を操り、悪霊を祓うどころか、捕らえて集めていたのだ!正体も目的も分からない敵の出現で、神霊班は警戒態勢に。そして戦力増強のため、ヒデオに地獄の修行が課せられるのだったー第二の人生、ますます波瀾万丈に。
奇跡の連勝ゆえ「未来視の魔眼を持つ男」と呼ばれるヒデオ。そのヒデオの前に、魔殺商会のリリーこと鈴蘭が立ちはだかる!強大な組織を率いる鈴蘭を「聖魔杯」最大の敵とみなしたヒデオは、サバイバルバトル“クロスフラッグス”で彼女を倒すことを決意、勝機を得るための画策を始める。それは隔離空間都市全体に波紋をよび、バトルは4000人規模の大決戦に!一進一退が続く激戦のなか、ヒデオの眼に勝利の未来は映るのか。
無職で貧乏、宅配便の受取さえ緊張する対人恐怖症のヒデオ。ひきこもっていた彼は電子精霊のウィル子に焚きつけられ、究極の武闘大会「聖魔杯」に挑む。優勝すれば世界が手に入るこの大会に武闘家、軍人などの格闘スペシャリストと、吸血鬼をはじめとする魔人あわせて3,024人が集結。人生の一発逆転を賭け、ヒデオは風吹きすさぶ戦闘城塞に降り立つ。「負け犬、返上!」無差別級バトルロイヤル、ここに開幕。