著者 : 丘野優
不死者、天敵(ヴァンパイア・ハンター)に遭遇する。 吸血鬼の血液を飲み、下級吸血鬼へと進化した、不死者であり冒険者のレント。 オークションにかけられるはずのタラスクは、顧客の一人から、討伐した冒険者と面通しする条件をつけられ、一時的に売買停止となってしまう。 金銭の工面を迫られたレントは、弟子であるアリゼの武具素材を自身で取りに行くことに。 眷属のエーデルと共に《新月の迷宮》へ向かったレントは、森魔狼、蜥蜴人など多数の魔物を倒し、地亜竜の待つボス部屋に辿り着くが、そこへ伝説クラスの魔物が姿を現して……!? その折、商談の場となるステノ商会を、聖女と金級の吸血鬼狩りが訪れようとしていた。 二人は新人冒険者の失踪事件に吸血鬼の影を感じ、都市マルトへやって来たのだった。 ーーとある冒険者が、吸血鬼ではないかとの疑いを持って。 強大な魔物と戦い、多くの謎を暴き、そして強くなる。 死してもなお遙かなる神銀級を目指す、不死者レントの『冒険』、第4弾ーー!
怪物タラスクの生息地で出会ったイザークから依頼を受けたレント。依頼の詳細を聞くために、ラトゥール家を訪れたレントだったが、そこには奇妙な庭園迷路が広がっていてー!?遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの冒険譚、第3弾!
『存在進化』により、骨人、屍食鬼を経て屍鬼となったレント。冒険者組合で知り合った冒険者とともに、レントは銅級への昇格をねらう。さらに孤児院の依頼を受け、怪物タラスクの生息地へ向かうレントだったがー!?遥かなる神銀級を目指す、不死者レントの冒険譚、第2弾!
おちこぼれ銅級冒険者のレントは、“龍”と遭遇し、喰われた。-そして、レントは“目覚めた”。なぜか最弱モンスター「スケルトン」の姿で。魔物の『存在進化』で、レントは人間に近い「グール」を目指すがー!?遥かなる神銀級を目指し、不死者レントの『冒険』がいま、始まりを告げる!
それぞれの思いを胸に、闘技大会決勝戦で対峙を果たしたルルとイリス。お互いが持つ古代魔族の実力の応酬で会場が大歓声に沸くなか、ある目的のためにアルカ聖国の“聖女”が密かに観客席を抜け出していた。不穏な動きを察知していた国王たちを欺いて、聖女は計画を進めていく。聖女が暗躍する一方で闘技大会は終幕を迎え、ルルたち“時代の探求者”は酒場で盛大な打ち上げを楽しんでいた。その席でルルは“綺汚の真理”のウヴェズドから、ログスエラ山脈の調査を依頼される。最近、山脈の魔物が活発化しており、その山を支配する古代竜に異変が起きた疑いがあるらしく、ルルは警戒を高める。しかし、翌日の授賞式にて、国王が臨席する瞬間を狙った聖女の魔法が放たれてしまう。闘技場に現れたのは、正気を失ったログスエラ山脈の古代竜でー!?果たしてルルは聖女と古代竜を討ち、大混乱に陥る闘技場の観客を守り抜くことができるのか…!?
パトリックとの戦いを制し、古代魔族を探すため故郷を離れたルルとイリスは、城塞都市フィナルに到着する。そこで目にしたのは、かつて魔王の側近であったバッカスが、なぜか人類側の功績者として祭られている姿だった。栄華を誇った数千年前の技術も失われており、ルルとイリスはますます疑念を深めていく。王都デシエルトを訪れた二人は、氏族「時代の探求者」にてグランやユーミスらと再会する。当初の目的である冒険者登録を果たしたルルとイリスだったが、勇者に敗れたあとの世界を解き明かすため、闘技大会に出場することになりー!?魔王による王道転生ファンタジー、第2巻。