著者 : 串木野たんぼ
「弟クン、早く成人してよー。弟クンと一緒に飲ーみーたーいー!」アンチ酔っ払いの俺の家に入り浸る酒好きダメ美人・和泉七瀬。鬱陶しいけど、でも、そんな彼女がいる日常も思っていたほど悪くないー。そう感じ始めた矢先、俺は自分の恋愛トラウマの元凶と再会してしまう。「先輩を“私に”酔わせてみせます」大ブレイク中の若手女優・月浦水守。再会するなり俺とヨリを戻そうとし始めた彼女と、犬猿の仲の羊子は一触即発状態に。さらに、その面倒な状況を酔った七瀬さんが面白半分でひっかき回しーってなんで七瀬さんが複雑そうな顔してるんだ?2月14日に笑うのは誰だ!距離感激近宅飲み青春ラブコメ第2巻!
聖夜に近所の年上美人と二人で過ごすことになった。全男子にとって、夢のようなシチュだと思う。相手が泥酔一歩手前でさえなければだけど。「弟ク〜ン、おつまみま〜だ〜?」ありえないほど顔がいいのに、それが霞むレベルのお気楽マイペースなダメ女・和泉七瀬。聖夜に俺と残念なかたちで出会ったこの人は、勝手に家に来るしやたら酒好きだし隙あらば弄り倒してくるし、とにかくひたすら面倒くさい。いくら顔がよくても、距離感バグってるタイプの近所のお姉さんって普通に悪夢だろ。無自覚&無頓着。顔がいいくせに絶妙にガードが緩いハタチのダメ女に男子高校生が付き合わされまくる、距離感激近青春宅飲みラブコメ!
「どーしよ。くっつくのそれ…?」勇者の力を奪いあう八代勇者(仮)ジオと(元)七代勇者イリア。崩壊しかけるジオの体をなんだかんだで維持しつつ、折れた聖剣を直す手段を求めて、2人は協力して(故)六代勇者ミルカークの出身地アステリアに向かう。そんななかジオたちの前に現れる、ジオの妹セーネ。何よりも大事に思っていた彼女の出現に、ジオは激しく動揺してしまう。なぜなら、セーネは2年前に死んでいたはずで…。セーネを蘇らせたという魔王ヴェル=カの目的とは。そして、兄妹の失われた絆の行方はー?2人の勇者候補が紡ぐ聖剣争奪ファンタジー、再生の第2巻!
聖剣を抜いたのに神々に勇者と認められなかった勇者志望の少年ジオと、横で見ていただけなのになぜか七代目勇者にされた天才少女イリア。一度すれ違った二人の運命は、イリアが魔王に敗北を喫し、戻ってきたことで再び交錯する。「勇者代われイリアァァァ!!」「だめ、私がもう一度やるから」勃発するは、勇者の資格争奪戦。代われ代わらぬでトラブル連発。七代目(元)と八代目(仮)の2人の勇者候補は、いがみ合いつつもそれぞれの想いを胸にともに旅立つことになるのだがー?真の勇者はどっちだ!?やり直したい元勇者と勇者になりたい少年による勇者争奪ファンタジー、開幕!
「この計画で私は姉に復讐する!私の才能を奪いやがった悪魔に!」そう昴哉の前で叫んだのは、あの『聖命』の妹である零奈だった。常に優秀な姉と比べられて育った彼女の劣等感は凄まじく、『聖命の時代を終わらせる英雄』として昴哉が有望とみるや、色仕掛けをして自分に取り込もうと試みる。そんな必死な姿に昔の己の境遇や閉塞感を思い出す昴哉だったが、肝心の復讐計画はポンコツそのもの。落ち込み途方に暮れる零奈の涙を見た昴哉は、自分ではなく彼女を次代の英雄、スーパーヒロインに演出する事を目論むのだが…!?劇場型バトルアクション第2弾!
「やめてくれ!た、助けぇえぇ!」観客の盛り上がりが選手の力に変換されるバトルスポーツ・ヨルムンガンド。その日、六道昴哉は“命乞いの演技”によって『ピンチに駆けつける味方の登場』を演出。チームを勝利に導いた。だが彼はー(俺は駆けつける側がやりたい!)内心ブスブスくすぶっていた。そんな彼はある日、軍事の名門・長舟家から家出してきた剣豪少女すばると出会う。無一文で出てきたすばるは、お金を稼ぐために昴哉のチームに入ることになりー!?“歩兵”の少年が、少女を助け真の“英雄”へと翔け上がる!!劇場型バトルアクション、開幕!