著者 : 久遠侑
親しい君との見知らぬ記憶(1)親しい君との見知らぬ記憶(1)
夢の中で見知らぬ少女と出会い、共に過ごすようになっていた幸成は、ある日、初めて訪れた場所に既視感を覚え、そこで夢の中の少女、優羽子と出会う。そして何と彼女もまた夢で幸成と出会っていたと言う。それから二人はその現象を確かめ合うため、一緒に出かけるようになり、やがて恋に落ちる。しかし全てが順調に思えたある日、突然優羽子が倒れ、昏睡状態に陥ってしまい……。同じ夢を共有する二人の、ある奇跡を辿る物語ーー。
近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2
雨宿りのなか、突然の由梨子からのキス。幼い頃より長い時間を過ごしてきた彼女から、異性としての気持ちを突きつけられた健一だが、ともに暮らし始めてわずか二カ月の里奈への感情も混じり合い、由梨子に返事をすることができないままでいた。夏、秋と、これまでとは違う里奈のいる季節を経て、子供の頃とは確実に変わった自分、そして周囲との関係を受け入れていく、健一の選ぶ答えとはーー。多感に揺らめく十七歳を映し出す、恋愛ストーリー第二巻。
近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係(1)近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係(1)
母と二人で暮らす家で、遠い親戚の女子、和泉里奈と同居することになった坂本健一。里奈の控えめな性格や気遣い、女子校育ちの無防備さは、他人との距離に悩む健一に、初めて思春期の性を意識させる。同じ十七歳の女子と一つ屋根の下で生活していることを友人達にも隠そうとしていた健一だが、幼い頃からの腐れ縁、森由梨子に知られてしまい、彼女との距離感にも微かな変化がもたらされることにーー。多感に揺らめく十七歳を映し出す、恋愛ストーリー。
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