著者 : 乙野四方字
地下監獄で生まれたマモルとヒカリは、幼馴染同士で助け合いつつ暮らしていた。二人はある日、メルヒェンという化け物の“人間狩り”に遭遇し、紆余曲折を経たのち、地下深くにあるダンジョンに収容されてしまう。辛く苦しい日々の中で個性的な仲間と知り合った彼らは、やがて、化け物たちを統べる孤独な王と出会うのだがー。超話題のゲーム「神獄塔 メアリスケルター」と同じ舞台、同じ時間軸で描かれる、もう一つの脱獄劇。小説版オリジナルのキャラクターたちが、死にものぐるいで地下監獄からの脱出を目指す!
一分間だけ相手の心を読める『ミニッツ』能力を持つ少年・相上櫻。かつては生徒会長の座を競い合った少女・琴宮遥とも今では深い絆で結ばれ、平和な学園生活を過ごしていた彼の前に、再び脅威がやってきた。櫻の宿敵ー守垣内明芳。明芳は『他人に言う事を聞かせる』という最強の能力に目覚め、その能力で櫻と創遊研の面々を互いに争わせようとする。全てを敵に回して孤立した櫻は、負けられない最後の『戦い』を前に決意した。-ミニッツを使わずに、この『戦い』に勝利する。相上櫻が仕掛けた、最後のトリックとは?
謎を解く事が生きがいの少年・鳩ノ巣論。高校二年の一学期初日、新しいクラスで論の後ろの席になったのは、全身白ずくめの奇妙な女子生徒だった。瑞平すすめ。極限まで肌を隠し、合成音声で自己紹介する不可思議な少女。アクシデントがきっかけで論がその肌に触れた瞬間、突如世界が暗転した。『天使』が支配する闇の空間に引きずり込まれた論。彼は、その空間とすすめの謎を解き明かすため、『天使』が生み出す謎の“状況”の“解明”に挑むー『水平思考推理ゲーム』、“状況開始”!
平凡な高校生時縞ハルトは、ドルシア軍による侵略を呪いの兵器『ヴァルヴレイヴ』によって撃退に成功。その引き替えに、人であることを失った。人外として驚異のジャック能力を持つ『カミツキ』となったハルトは、その身体の秘密を探るため、元ドルシア軍人のパートナー・エルエルフと共に地球に降下する。そこでハルトは、『ヴァルヴレイヴ』の生みの親、そして自身の父親と再会するが…。この世を支配する謎の生命体・マギウスとは?ついに暴かれる世界の秘密とは?2ndシーズンを最後まで描ききる完結巻登場!
宇宙都市ジオール内『モジュール77』に隠されていた人型兵器『ヴァルヴレイヴ』に搭乗したハルトは、機動殱滅機イデアール擁するドルシア軍をどうにか退ける。そして幼馴染みの指南ショーコの機転により、モジュール77は『国』として独立するのだった。『呪い』とも言える奇妙な能力を開花させたハルトは、ドルシアを裏切ったエリート軍人エルエルフと共に、この『国』を確立する手立てを模索するが…。第二、第三のヴァルヴレイヴがついに登場!激動の小説プロジェクト第二弾!
真暦71年。宇宙に浮かぶモジュール77の咲森学園に通う高校生・時縞ハルトの日常は、軍事国家ドルシアの侵略によって崩壊した。好きだった幼馴染・指南ショーコが戦火を浴びたことを契機に、ハルトはジオールが密かに開発していた謎の兵器・ヴァルヴレイヴに搭乗する。その『呪い』の兵器は、彼の身体に恐るべき変革をもたらす。サンライズオリジナルロボットアニメの小説プロジェクト第一弾!
記念すべき第一回穂尾付学園祭。生徒会長の琴宮遥は、学園祭を盛り上げるために企画の人気投票を行う事を提案。上位に選ばれた優秀な企画には大量の生徒ポイントが与えられる事となった。対する相上櫻は『クラス企画』として『全ての参加者を笑顔にする詐欺』を考案、一般客をも巻き込んだ壮大なトリックを仕掛ける。そして、学園祭もう一つの目玉『個別企画』でも優勝を狙う櫻。勝利の鍵は、大人しいクラスメイト・早乙女月緒が握っており…!?トリックとロジックが交錯する学園騙し合いラブストーリー。
守垣内兄妹とのゲームバトルに勝利し、迎えた夏休み。相上櫻と琴宮遙は『お弁当対決』という名のイチャラブバトルを繰り広げては互いに赤面する、傍から見ればバカップルにしか見えない相変わらずの日常を過ごしていた。そんなある日、穂尾付図書館が謎の集団に占拠される。人質として囚われた琴宮彼方と波名城アザミ。相ヶ瀬茉莉からのSOS。彼女達を救うため、櫻が創作遊戯研究会の指揮を執る!トリックとロジックが交差する学園騙し合いストーリー第3弾。
『相手の心を読む』ミニッツ能力者・相上櫻の前に難敵が現れた。『常に勝負に勝つ』という神のような少年・守垣内明芳。彼に理解不能の敗北を喫してしまった櫻は、学園でも『ドジっ娘天使』として人気の守垣内芽明ー明芳の妹と共闘関係を結ぶという奇策にでる。彼女は兄の傲慢な振る舞いを戒めるべく、櫻に兄を負かしてほしいと懇願してきたのだった。創作遊戯研究会メンバーも巻き込み、櫻と明芳はゲーム『ワルツの十四番』で対決する。運命を従える『神』と、心を読む『策士』。白熱の心理戦の行方はー。トリックとロジックが交差する学園騙し合いラブストーリー、再び。
私立穂尾付学園高校一年一組、相上櫻。一分間だけ相手の心を読める『ミニッツ』能力の持ち主。“一年生にしてこの学園の生徒会長になる”-そんな大それた野望を持つ櫻は、この『絶対時間』を利用し、クラス内で“頼れるが妬まれない、愛嬌のある委員長”という絶妙な立場を演じていた。しかしある日、ふとした事がきっかけで、自身の秘密を生徒会副会長の琴宮遙に知られてしまう。櫻は、遙の弱みを握り返すため、彼女が提案する心理ゲーム『馬鹿と天才ゲーム』に挑むー。第18回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞!トリックとロジックが交差する、学園騙し合いラブストーリー。