著者 : 仁村有志
教導院時代のカミトとレスティアの関係、そして、あの姉妹の当時の関係も描かれる『帝都の精霊大祭』。体調を崩したカミトのために、剣精霊エストが生まれてはじめての看病で巻き起こるドタバタ騒動『エスト、看病する』。ある決心を決めたフィアナが、まさかの秘密のアルバイトを始める『お姫様のアルバイト』。そして、チーム・スカーレットの面々がまさかのアイドルデビュー(!?)でステージに立つ、書き下ろし短編『精霊舞踏祭』。ほか、クレアとリンスレットの過去や、壮絶なるお嬢様たちの闇鍋合戦、チーム力アップのための強化合宿の様子など、盛りだくさん。カミトたちの日常の姿が描かれる大ヒットエレメンタル・ファンタジー学院編、堂々の登場!
ついに記憶を取り戻したレスティアと共に、最強の精霊使いにして、かつての師である“黄昏の魔女”グレイワースを討ち倒したカミト。その夜、竜王の君臨するドラクニアの城で、レスティアはあの日の真実を語る。それは彼女の存在の根源にまつわる秘密だったー。一方、“竜の峰”での修行を終えたクレアたちは、新たな力を手に、カミトたちと合流する。その後“教国”の王女、サラディア・カーンを救うため、反シェーラ派の勢力が集う都市“モルデス”へ向かう一行。だが、そこでカミトを待ち受けていたのは、ルビアの意外な言葉だったー。「お前が“魔王”になれ、カゼハヤ・カミト」覇道を征く大人気エレメンタル・ファンタジー、激動の第16弾!
「ふふふふ。どうにか我ー雪風の前に立つ資格を得たようだな、春臣よ」辛くもパヴェル・ガラドを討ったハルたちの前に宿敵、雪風の姫が再び立ちはだかる。どうにか勝機を見出すための時間稼ぎに休む時間がほしいと嘯いたハルは、雪風から三日間の猶予を得る。願いを聞き入れた雪風に、アーシャ、織姫の二人と共に連れてこられたのは彼女の領土、なんと月面上だった。刻一刻とタイムリミットが迫るなか、最終決戦への切り札を模索するハルたちだったがー。シリーズ最大級のスケールにしてクライマックス!至高のドラゴン・エンタテイメント、堂々完結の第8弾!!
「どうして、あんたがここにいる…?」霧雨の降りしきる帝都。囚われのフィアナを救いだしたカミトの前に立ちはだかったのは、聖国の手に堕ち、全盛期の姿を取り戻した“黄昏の魔女”だった。その圧倒的な力の前に為すすべもないカミト。だがそこに、かつて剣を交わした竜騎士レオノーラが駆けつける。「助太刀しましょうか、カゼハヤ・カミトー」カミトを蝕む“闇の精霊王”の力と、謎に満ちた聖国の暗躍、よく切れる“魔王殺しの包丁”、そして舞台は“竜王”の君臨するドラクニアへー。「制服はそのままで結構です。ただー下着は脱いでいただかなくてはなりません」「えええええっ!?」激動の大人気エレメンタル・ファンタジー第15弾!
竜の力を使いすぎた結果、ハルの身体のドラゴン化は進行の一途を辿っていた。事態を重く捉えた織姫たち魔女は、ハルに人間としての強い充足感を与えることで、どうにか症状を回復させることに成功していた。しかしその脅威はやがてハルの記憶さえも蝕んでいくことになり…。時を同じくして東京湾に突如、小島が出現する。直ちに調査を開始するハルたちだったがそこで出会ったのは、「ひさしいな、春賀晴臣。弓の竜弑しを継承した者よ」人間界に潜伏し続け、傷を癒したパヴェル・ガラドだった。そんな最中、ガラドに続き雪風の姫も現れ、東京湾上に嵐が吹き荒れるー!至高のドラゴン・エンタテイメント、決戦の第7弾!
極寒の地ローレンフロストにて、異界の闇と融合した“ジルニトラ”を打ち倒し、リンスレットの妹、ユーディアを救い出したカミト。そんな彼の前に姿を現したのは、精霊王の祭殿で消滅したはずのレスティアだった。だが、再会の喜びも束の間、契約精霊であった頃の記憶を失ってしまったという彼女の様子に、カミトは戸惑う。はたして今の彼女は精霊なのか、それともー。「カミト、そこをどいてください、その闇精霊を滅ぼせません」「ま、まてまて、エスト!」一方、帝都では、諸国会議に参加していたフィアナに、神聖ルギア王国による陰謀の魔手が迫ろうとしていたー。待望の大人気エレメンタル・ファンタジー第14弾!
ニューヨークでの激闘の末、辛くもハンニバルを退けたハルたち。だが、それも束の間、突如ソロモンの指輪が唸りを上げた。目を覚ますとハルと羽純が居たのは、なんと、ソロモンの白き箱船の中で……。
伊豆での騒動を終えて双刀の秘文字を得たハルたちは身近な知り合いらを集め、とある《計画》に向けて暗躍を開始した。時を同じくして旧マンハッタン租借地にて、紅き竜王ハンニバルも動き出し……。
突然の領有宣言により、雪風の姫の領土となった東京新都。そんななか、ハルたちは雪風の姫との対決に備え、伊豆へと向かうことになった。海水浴や露天風呂と旅行を満喫していたが……。
激闘の末、ようやくパヴェル・ガラドをくだしたハル一行。平穏な学園生活をおくる彼らの前に、環太平洋エリアの特級魔女、ルナ・フランソワが現れる。“優雅で腹黒”というアーシャとはまるで正反対な彼女に、驚くハルだったが…突如、東京新都に雪風の姫が襲来する!全ては“弓”の継承者であるハルの器をはかるためにー「晴臣よ。ここを切り抜ける器量、おまえにあるかを試してやる!」竜王と僭主、決して相容れない二つの宿星がぶつかり合う!至高のドラゴン・エンタテイメント第3弾!
“竜弑し”のルーン・弓の秘文字を授けられたハル。アーシャや織姫と共に、傍目には羨ましい学生生活に戻るのだったがーそんな日々も束の間、銀竜パヴェル・ガラドが日本に襲来する。彼もまた“竜弑し”の所有者、剣の秘文字を継ぐ者だった。悪路王、水無月らリヴァイアサンと共に挑むハルたちだが、銀竜の猛攻に窮地に立たされる。そして、織姫が絶対絶命となったそのとき、ハルはついに“魔導の杖”を錬成し…!?弓か剣かーいま、“竜弑し”同士の苛烈な戦いが幕を開ける。至高のドラゴン・エンタテイメント、鮮烈に刻む第2弾。
天空より飛来するドラゴンの襲撃に、人類が脅威にさらされている現代。人は魔術によって創造された蛇霊体“リヴァイアサン”を駆り、抗戦の日々を送っていた。“蛇”の契約者にして、竜を討ち滅ぼす救世の戦乙女ー“魔女”。彼女たちの契約をプロデュースすることを生業とする少年、ハルこと春賀晴臣は、幼なじみで欧州屈指の魔女、アーシャの(強引な)要請で3年ぶりに「東京新郎」に帰還する。妖精のような容姿の少女に連れ添って、高校転入に拠点確保と奔走するハルだったが、突如、上位種のドラゴン“ソス”の襲撃に遭いー!?いま、竜と竜殺しの新たな神話が息吹きを上げる!至高の“新生”エンタメ、堂々開幕。