著者 : 佐倉百
断罪されそうな「悪役令嬢」ですが、幼馴染が全てのフラグをへし折っていきました断罪されそうな「悪役令嬢」ですが、幼馴染が全てのフラグをへし折っていきました
「ずっと前から好きだった。どうしても諦められなかった」 フランチェスカが第一王子婚約者の立場を利用する悪女だという噂が流れているらしい。 「本当にやったのか?」「からかわないでよ」 幼馴染のエルはわかっているくせ冗談交じりに聞いてくる。 けれど婚約者の浮気現場に遭遇したある日。 蔑ろにされているとわかっていたけど…と思わず涙したフランチェスカを 偶然通りかかったエルが慰めてくれて……。 これを最後にしようと、フランチェスカは第二王子お披露目の夜会へ単身向かう。 仮面の男にダンスを申し込まれたけれど、 仕草も何もかも見覚えのあるこの人はもしかして──!?
PREV1NEXT