著者 : 優木きら
無事ローレンタリアから脱出し、ロレンシアに入った亮。同じ異世界人である勇者デビット・ジ・ローセンと遭遇する。人の話を聞かない勇者に仲間意識は木っ端微塵に砕け散る。相対することになったが、和解は成立し、亮は予定通りに事を進める。扱いがどんどん雑になってくるソーセキを連れ、身を隠し力を蓄える亮。そこで新たにペットとなるスライムと出会う。可能性を感じた亮は自分のスキルオーブを与え、「ライム」と名付けた。そして、巻き込まれかけた陰謀を黙殺して酒池肉林を目指すのだった。
クセルクス盆地の平和を自らの手で勝ち取った鋼鉄の白兎騎士団、団長ガブリエラ。その後のルーアル・ソシエダイ王宮の様子や、ヴィネダの執念が行きつく場所、カブリエラと同期生たちが歩む新たな道とはー『白兎騎士たちの現在と未来』。さらに団長就任前のガブリエラが雛小隊で巻き起こした大騒動、マルチミリエが従者になった経緯など、うら若き乙女たちの過去から未来を網羅した珠玉のエピソード集。“白兎”シリーズ、ここに完結。
大平原で敵国の捕囚となってしまったレフレンシア。ガブリエラは団長として、これを機に本城への帰還を言い渡す。独りで騎士団を率いる重責をかみしめながらも、副団長の救出、そして本城に迫るシギルノジチ対策に頭を悩ませるガブリエラ。そんな混沌の中、四番隊隊長フェーレンが突然団を離れると言いだして…。一方、当のレフレンシアは、ルーアル・ソシエダイの王都にて白昼堂々セクハラ行為を繰り返していたー!?最強乙女伝説、待望の第4巻。
団長ガブリエラの奇策により見事ル・アンヘルの街を守りきった白兎騎士団。だが敵国ルーアル・ソシエダイは、手を弛めることなく次の策を講じていた。対してガブリエラ率いる騎士団は、優秀な団員を召集した「白鷺」作戦を決行。しかしその戦略は、彼女にしてはどこか真っ当な内容で…!?一方、大平原調略担当官アリアンレイの魔の手は、着実にル・アンヘルの街を呑みこもうとしていたー。最強乙女騎士伝説、三大国の思惑が絡み合う激震の第2巻。