著者 : 児波いさき
One(1)One(1)
さちよは高校1年生。両親の離婚のため、親戚の家に預けられている。そんなさちよをはげましてくれるのは、同級生の拓実だった。おたがいに惹かれ合ってゆくさちよと拓実。でも、いつもすれ違ってばかり。いつか、こうして抱き合っていられる日が来たら…。別冊マーガレットに連載された不朽の名作コミックが、小説になって再登場。
ここを吹く風ここを吹く風
俺、岩城健児、十五歳。野球には自信があるけど、学力には自信のなかった俺が、猛勉強して進学校の常盤高校に入ったのにはワケがある。椎野千晶と同じ学校に行きたかったからだ。そう、俺は、千晶が好きなんだ。その千晶の応援が欲しくって、キャッチャーの峰大輔と組んで、甲子園をめざすことを千晶や親友の伊達貴文に宣言したのだが…。恋と友情。そして汗と涙の感動青春物語。
ジュリエット狂騒曲(ラプソディ)ジュリエット狂騒曲(ラプソディ)
清明学園演劇部一年の倉田こずえは、身長172センチの男まさりの元気少女。でも二年生グループが脱退しちゃったので、三年の部長と一年生四人だけで、秋の公演をやるハメに。演し物はぬぁんとロミオとジュリエット。そこへ英語マル日本語バツの帰国子女の美少年有馬慎吾が転校してきたので、彼をロミオ役に、こずえがジュリエット役にの番狂わせ。恋と夢がいっぱいの青春芝居が始まった。
けれど、心がときめけばけれど、心がときめけば
わたし、高瀬茜、16歳。ヘーボンな高校生だけど、とびっきりの秀才かつ美形の田辺淳クンとつきあっている(つもり)。だから、彼のめざす天恵大に入るため、モー勉強を始めた。うーん、恋の力ってイダイだよね。でも、難問がひとつ。ママも茜も家事オンチなので、ゴハンを作ってくれる人が欲しい。そこでやってきたのが郁雄クン。料理のウデも顔もグー、茜の心はときめくが…。
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