著者 : 八街歩
夏休み! 一般生徒が帰省するなか、ソーシとパラミシアたちは特訓のため無人島での合宿を行う。そんな中、桜夜はこの学園内にディストラクタのスパイが潜んでいるとソーシに打ち明けた。悲劇を再び回避せよ!
高校生のソーシは、幼い頃失ったはずの妹の面影を残す不思議な少女を目撃する。彼女はモモカ、伝説や伝承で語られた空想上の存在【パラミシア】と呼ばれる異世界人だったーー“人類VS物語”の戦争が今始まる!
大陸混乱の元凶ーーそれは、シュンたちと終末姉妹の力の源《滅神咒具》だった。11の《滅神咒具》の集合体と化したリュリシアを救うため、シュンは最後の姉妹ピノを探す。バーガントの歴史が変わる最終決戦勃発!!
帝國との戦争を終結させたシュンたち。しかし、バーガント国王により〈魔王〉の娘である正体が曝かれ、終末姉妹たちは追われる身となってしまう。さらに、死んだはずの〈魔王〉本人がバーガントに降臨してーー!?
長女シャル率いる帝國軍勢はバーガント大陸西部を蹂躙する。この危機にリュリシアは同盟軍を率い前線に立つ。ティンをはじめ他の姉妹たちも動き出す中、《滅神咒具》の酷使によりシュンの身体は限界を迎えていたーー
西方動乱の元凶“聖女”の正体は、シュンの姉・リースだった。聖女は語る、私が神となり家族とこの大陸を救済するとーー聖地に眠る「力」が目覚めたとき、シュンとソフィーたちは、太古の《神》と対峙するーー!?
ペルデの陰謀を打ち破り、救国の英雄となったシュン。しかし、救出したはずのモニカは何者かにさらわれてしまう。激昂するシュンは再び剣をとり彼女を追うが、その行く手を阻んだのはーーなんと恩師・ミュスカ!?
魔族であると暴露されたモニカの処刑日が刻々と迫る中大切な家族を救い出すためシュンと姉妹たちは王都に足を踏み入れる。姉妹の絆、ペルデの野心、リュリシアの決意、モニカの秘策。そして、その果てに待つのは!?
皇国での陰謀劇を切り抜けたシュンたちだが、騒動の責任を取らされてソフィーは左遷されてしまう。無力さを痛感しつつも彼女の名誉回復に奔走するリュリシアだったが、ペルデの命を狙うモニカに誘拐され……!?
隣国のシャンミュニ皇国で発生したクーデター事件を食い止めたシュンたち。だが、事件中の独断を咎められ、シュンは謹慎、そしてソフィーは左遷されることになった。自分の責任だと落ち込むリュリシアを元気づけて欲しいとアンジュに(力ずくで)お願いされたシュンは、彼女をレストランデートに誘い出す。だが、そこで運悪く、先の事件の黒幕モニカと遭遇してしまう!混乱のどさくさでモニカに攫われるリュリシア。行方を追うシュンだったが、その裏では王都を、いや大陸全土を揺るがすような陰謀が進行しており…。史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、波乱の第3巻!
そんな実力はカケラもないのに、隣国で行われる「剣定」の王国代表メンバーに選ばれてしまったシュン。だが、かの国にはシュンの姉で武器商人のモニカによる陰謀の手が迫っていて……。落ちこぼれ英雄譚、第2巻!
隣国シャンミュニ皇国の剣聖少女ティンを守った功績で、騎士叙勲の内定を手にしたシュン。肝心の剣の腕はダメダメなままだったが、誤解が誤解を生み、分不相応にも皇国で開催される『統一騎士剣定』の王国代表メンバーに選ばれてしまう。ソフィーやリュリシアとともに皇国へ向かうシュンだが、いきなり出会ったばかりの美少女を押し倒したり、皇国の英雄ヴァント卿と一騎討ちをさせられたりと波乱の連続で…!だがその裏では、ヴィオらを率いた武器商人のモニカが、ティンを狙った新たな陰謀をめぐらせていた!史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、疾風怒涛の第2巻。
ジュブレーヌ騎士学園の学生・シュン。何をやらせてもダメダメで、退学寸前という彼には、誰にも言えない"家族"の秘密があった。大切なものを守るため、史上最弱の落ちこぼれは「英雄」を目指す!!