著者 : 六海刻羽
「ルーくん、ダンスを言い訳に使うのはもうやめよう?」星蘭の言葉で再びダンスと向き合う第3巻! ダンスはもう取り戻した。 流斗は久しぶりのダンス大会に向けて練習をしながらも、いつも通り幼なじみたちに踊らされる毎日を送っていた。 乃羽とは季節外れのプール掃除でびしょ濡れになったり、星蘭とは遊園地デートではしゃいだりと。 そんな楽しい時間も束の間、星蘭が今まで目を背けていた自分たちの関係に一歩を踏み出す。 「ルーくん、ダンスを言い訳に使うのはもうやめよう?」 思い悩む流斗であったが、そんな彼の前にかつての憧れだった人物が現れてーー。 何のためにダンスを踊るのか。 誰のためにダンスを踊るのか。 全ての答えをそこに届けるため、少年は星を目指して踊り出す。 さあ、あの星空へと踊り出せーー。
幼なじみたちに踊らされるのは終わらない! ダンスに懸ける青春ラブコメ第二弾! ウザくて可愛い金髪美少女となってアメリカから帰ってきた幼なじみ、 星蘭との同居生活は相変わらずの波瀾万丈。 そんな踊らされまくりの日々を受け入れつつあった流斗だったが、文化祭のステージ乱入が問題となり停学の危機に。 それを回避するため、中学までダンスパートナーであった乃羽とお祭りイベントのステージに参加することになる。 イベントに向けた合宿が始まり、部屋割りでドキドキしたり、練習で熱血したり、お風呂でイチャイチャ(女×女)したりと順調?に合宿での日々を送る流斗だったが、そこで問題が発生。 大切なパートナーとの絆を取り戻すために、お祭りのステージで流斗が選んだ道は……!?
「--もう一度、ルーくんのダンスを見たかっただけなんだ」 とある理由で大好きだったダンスを辞めてしまった俺、舞織流斗の夏休みは六年ぶりに再会したアメリカ帰りの幼なじみと尻を蹴り合うところから始まった。 「さあ来い! 私のお尻を狙って、ほら、遠慮なくドンと蹴ってくるがいい!」 うん、どうしてこうなった。 いつの間にか美少女に成長した幼なじみ、優月・アーリング星蘭はどうやらホームステイで俺の家に一緒に住むことになったらしい。 マジかよ。 「また、ルーくんのダンスを見たいなぁ」 これはダンスで挫折してしまった俺が再び星に向かって手を伸ばす青春ストーリー、 或いはウザかわいい幼なじみに好き放題踊らされる、そんな何でもないような日々の物語である。
運命を代償に、望みを顕せ。 ヨヨはエヴァとの仲を深め、無事に定期試験を乗り越えた。 ソラナカルタ魔法学校は冬休みに突入し、ヨヨはルナとエヴァとともに工房迷宮へと潜る。 そこで出会ったのは、セレスティティと名乗る3年生の魔法使い。 彼女の額に埋め込まれた水晶は錬金術師の一族であるドワーフの証だった。 セレスの案内で、3人は工房迷宮に隔離結界で隠されたドワーフの里を訪れる。 そこでヨヨたちが知らされたのは、ドワーフ族に伝わる“巫女”と“運命”の話。 運命に縛られたセレスの枷を解き、諦めた夢を取り戻すため、“星詠みの魔法使い”は星を落とすーー!
魔術剣の才を開花させ、闇を払え 代々、誇り高き魔術剣士を輩出するレ・ノール家の少女・エヴァリーナ。 幼い頃から魔術剣士を夢見た彼女は、しかし、絶望的なほどに才能がなかった。 魔導書作家を志す少女・ルナと共にソラナカルタ魔法学校の定期試験に挑んだエヴァは、ルナに後れを取り、自身の無力さに焦りを覚え始めていた。 ヨヨに特訓を頼み、鍛えてもらうーーその最中。 邪教種の襲撃により、ルナが囚われの身となってしまう。 エヴァはヨヨと共に救出に向かうものの、襲い来る脅威によって窮地に追いやられていた。 傷ついたヨヨに守られることしかできないエヴァは、ルナが記した魔導書で覚醒の兆しを手にするーー!
魔導の極致に至る、主人公(ヒーロー)を綴る物語。 魔導書作家ーー魔法使いの極致で、世界にほんの一握りしかいない存在。 世界最高峰の魔法使い教育機関とされるソラナカルタ魔法学校に籍を置く上級生の少年・ヨヨ。 魔法学校の地下空間に広がる工房迷宮でヨヨが出会ったのは、夢を抱く新入生の少女・ルナだった。 「わたし、魔導書作家になりたいんです!」 あまりにも非現実的な夢を、当然のように口にするルナの瞳は輝いていた。 目的を見失っていたヨヨには、より一層そう見えた。空っぽの少年・ヨヨと、夢を追う少女・ルナ。 二人の魔導書を巡る物語が、今幕を開けるーー。