著者 : 冬ゆき
ついに勃発した“世界大戦”。忠臣オーエン等の犠牲の結果生まれた準備時間ーそれによってソーマの用意できた切り札が、フウガ率いるハーン大虎帝国を失速させ状況は一変する。人材を総動員して臨むフリードニア王国及び海洋同盟が事を有利に運ぼうとするも、対するフウガは時代の英雄たる意地を見せる。「この戦いの後、世界は間違いなく色を変えるー!!」そして、世界中の人々が見守る中、ついに戦いは終結する。幾千の荒れくれ者たちに夢を見させたフウガの栄華は終わりを迎えるのか?国王ソーマが描く新たな時代の幕開けとは…!?革新的な異世界内政ファンタジー、決着の第19巻!
魔王領の完全解放を成し遂げたソーマ。魔族という人類共通の敵がいなくなった今、フリードニア王国率いる海洋同盟とハーン大虎帝国が大陸の覇権をめぐり“世界大戦”に突入することは必至であった。王国の人材を総動員して備えを進める中、ソーマは王妃となったユリガから衝撃の一言を告げられる。「ソ、ソーマさん!私、実家に帰らせて欲しいの!」突然の申し出に耳を疑うソーマ。しかしそれはユリガの兄でもある大虎帝国の皇帝・フウガを追い詰めるための驚くべき献策でー!?革新的な異世界内政ファンタジー、第18巻!
「お前にも付き合ってもらうぞ、ソーマ!」グラン・ケイオス帝国を下したハーン大虎王国は今や人類最大の強国へと発展を遂げ、フリードニア王国率いる海洋同盟と世界の勢力を二分していた。時代が移りゆく中、ソーマは大虎王国の王・フウガより、ついに“魔王領完全解放”への協力要請を受けてしまう。リスクの大きさに葛藤しながらも、魔王領攻略の必要性を認識していたソーマはこれを受諾。未知の敵である魔族に関する情報収集を本格化する。そしていよいよ進軍を開始するが、魔族はソーマの想像を絶する戦力を有しており…!?革新的な異世界内政ファンタジー、第17巻!
全世界を揺るがした「精霊王の呪い」騒動から二年。ソーマが統治するフリードニア王国は来たる争乱に備えて着実に国力を高めていた。一方でフウガ率いるハーン大虎王国は勢力拡大を進め、ルナリア正教皇国に加えて傭兵国家ゼムをも支配下に置く。かくして強力な戦力を手に入れたフウガは、人類最大国家であるグラン・ケイオス帝国に宣戦を布告する。この事態に介入すべきか悩むハクヤ。王国の利を図るならフウガとの敵対を避け、帝国の盟友を見捨てるべきであった。そして決戦の火蓋が無情にも切られー。革新的な異世界内政ファンタジー、第16巻!
ハーン大虎王国、グラン・ケイオス帝国、そしてフリードニア王国が盟主を担う海洋同盟ー世界は三大勢力桔抗の時代を迎えた。そんな折に突如、ハイエルフの国・ガーラン精霊王国が三大勢力に接触を図ってくる。目的は魔王領拡大で失った領土の奪還要請。ソーマはメリットがないと拒否するが、大虎王国は要請に応じて軍を派遣する。しかし健康な兵が次々と倒れる異常事態が発生。実は精霊王国では死の病「精霊王の呪い」が蔓延しており!?全世界の脅威となり得る未知の病。これに対処すべくソーマが打ち出したのは、前例のない施策でー!?革新的な異世界内政ファンタジー、第15巻!
九頭龍諸島を脅かす巨大不明生物を討伐したソーマ。王国民はソーマの活躍を大いに称えるが、世界はさらなる快挙に沸いていた。魔王領、一部奪還ー東方諸国連合の小国・マルムキタン王フウガが挙げた大戦果である。東方諸国連合内で急速に勢力を拡大していくフウガ。これに危機感を抱いた反フウガ派による“フウガ暗殺未遂事件”を発端として、東方諸国連合は各国入り乱れての大規模な戦に突入し…!?-この争乱の果てに、世界は新たなステージへ移行する。革新的な異世界内政ファンタジー、第14巻!
敵対国家・九頭龍諸島連合ヘフリードニア王国艦隊の派遣を決定したソーマ。故国を救うべく身を捧げた九頭龍諸島の姫シャボンを味方に付けたソーマは、彼女の手引きで王国艦隊の到着前に島へと潜入する。-目下の問題は諸島連合艦隊よりも、近海に出没する謎の巨大生物。そう睨んだソーマは敵国内で巨大不明生物の情報収集にあたる。かくして判明したその実体は常識を逸脱した怪物で…!?敵国艦隊と巨大生物、迫る二つの脅威にソーマが講じた策略とは!?革新的な異世界内政ファンタジー、第13巻!
傭兵国家ゼムから『大武術大会』への招待状を受け取ったソーマ。その大会は優勝者に「願いを叶える権利」が与えられるゼムの一大イベントであった。ソーマは国交が途絶えたゼムの招待に応じない構えであったが、元王国陸軍大将ゲオルグの娘が大会に参加すると報告が上がり!?かつて王国の内乱で反逆者として処分されたゲオルグ。その娘が優勝して復讐を願えばゼムを率いて王国に戦争を仕掛ける可能性もある。彼女の真意を探るべくソーマはゼムへ赴くが、彼女に接触したゼム王もその思惑をはかりかねており…!?革新的な異世界内政ファンタジー、第12巻!
ヒトが己の快楽とレベルアップのために魔族を蹂躙する世界、英雄譚の大地。冒険者に七度殺され八度目の転生を遂げた魔王アハトに残されていたのは、全肯定従魔のオズと、銃器を生み出す異端のスキル“FPS”だけだった。襲い来る冒険者に対抗するためアハトはスキルFPSを発動、拳銃を生成し難なく勝利をおさめる。銃器による攻撃ならレベルに関係なくヒトを殺せることを知ったアハトは、虐げられた魔族の救出と冒険者の殱滅を決意するのだが!?
示せ、君達の「実力」を 国民の祝福を受けて戴冠式と婚礼の儀を終えたソーマーー その義妹であるトモエは今日、王立アカデミーの入学式へ向かっていた。 正門をくぐり、学園生活の第一歩を踏み出したトモエを待ち受けていたのはーー 「っ! ねぇ、あれってもしかしてトモエ様じゃない!?」 「元難民でありながら才を買われて前国王夫妻の養女に迎えられた……」 「それってとんでもなく有能ってことよね」 唯才令以降、階級主義から実力主義へ変わりゆく王立アカデミー。 ソーマに直々に才を見抜かれたトモエは、多くの生徒達から注目を浴びて……!? 革新的な異世界内政ファンタジー、第11巻!
いまここにーー永遠を誓おう 「今日この日より、私はこのフリードニア王国の正式な国王となる」 東方諸国連合から帰還して一息ついたソーマに、暫定国王から真の国王になるための戴冠式が迫っていた。 日を同じくしてソーマと婚約者たちの婚礼の儀が執り行われることで、王都はかつてない活気を帯び始めーー!? 一方でソーマは自身の婚礼を機に、臣下にも結婚式を挙げるよう勧めていた。 既に結婚を決めている者、夫婦になる覚悟ができていない者、自身の恋心に気づいていない者ーーそれぞれの事情を抱える臣下をソーマは憂慮していて……!? 革新的な異世界内政ファンタジー、第10巻!
『異世界管理者、急募!』そんな奇妙な文言と安定した給与と待遇に目がくらんだ坂本京太郎。就職したとたん、彼は剣と魔法のファンタジー世界に放りだされてしまった。持たされたのは“ルールブック”のみ。書き込むことで世界の理も改変できるという。任された世界は人族有利なルールばかりで魔族が絶滅しかけていた。京太郎は魔族を救うため彼らと仲良くなろうと試みるのだが…!?神の力を手に入れたアラサーの異世界救世の旅がはじまる!
臣下こそ俺の「力」だ 大量発生した魔物が押し寄せる「魔浪(まなみ)」により、中小国家の連合体である東方諸国連合は窮地に陥っていた。 グラン・ケイオス帝国の女皇マリアとの会談に臨んだソーマは、その折に東方諸国連合への援軍派遣要請を受ける。 要請に応じたソーマが援軍を派遣する先はラスタニア王国。 そこではかつての敵、アミドニア公国から放逐された皇太子ユリウスが客将として奮戦しており……!? そして今、ユリウスと肩を並べたソーマが臣下の力を用いて、ラスタニア王国救援作戦を展開するーー! 革新的な異世界内政ファンタジー、第8巻!
「星竜連峰」より帰還したソーマは、次なる外遊の地「トルギス共和国」へ向かう。隣国ながら交流のない共和国との友好を模索すべく視察に訪れたソーマは、現地の鍛冶職人の高い技術に目を付け、ある計画に思い至る。計画の実現に国家間の交渉が必要と悟ったソーマは、共和国元首との会談を取り付けることに成功。交渉を実のあるものとするため、ソーマは共和国に王国の力を見せつける。「共和国に友好を結ぶ『利』と、敵対を躊躇わせる『威』を示すんだ」ソーマの秘策は、共和国を動かすことができるのかー!?革新的な異世界内政ファンタジー、第7巻!
竜の国「星竜連峰」を統べる神獣マザードラゴンから、竜と騎乗契約を結ぶ「契約の儀」への招待を受けたソーマ。星竜連峰へ赴いたソーマは、マザードラゴンの導きで飛べない“龍”ナデンと出会う。飛べないことで蔑まれるナデンに特別な才能を見出したソーマは、ナデンに自分の価値を気づかせようとするがー時を同じくしてマザードラゴンより託宣が下る。「この星竜連峰に嵐が迫っています」かくしてソーマは人知を超えた災厄と対峙することになりー!?革新的な異世界内政ファンタジー、第6巻!
黒猫を助けるため七門景は命を落としー小国ステンベルクのお姫様ティフォに転生した。そして彼女のペットの黒猫に、本来のティフォの魂が入ってしまっていた。「あたしの身体を返してよ!」と言われ困り果てる景。しかし彼女は二つの大国のうち一方から結婚を、一方から戦争をふっかけられ、貞操も命も絶対絶命!転生スキルも何もない景は、この絶世の“美少女力”で危機を切り抜ける決意をするのだがー!?興国の美少女となる三国制覇譚、開幕!
新たな国家「フリードニア王国」が誕生し、新国王となったソーマ。教育番組の放送など国民の啓蒙を着々と進めるなか、ソーマは国防軍総大将に就任したエクセルが統治する水上都市ラグーンシティを訪れる。そこで待っていたのは、かつてソーマに敗れた元空軍大将カストール。突然の訪問を訝しむカストールに対し、ソーマは国防軍の極秘プロジェクトを明かしー!?「お前は…一体なんてもんを造り上げたんだ…」想像を超える光景に絶句したカストールへ、ソーマが下す王命とは!?物語は次なるステージへ!革新的な異世界内政ファンタジー、第5巻!
アミドニア公国への『征伐』を果たし、一連の戦後処理に入った暫定国王のソーマは、次なる一手である『プロジェクト・ローレライ』を始動させる。それは玉音放送を使用した娯楽番組。国民を楽しませるだけに思えたその番組は、占領下にあるアミドニア公国首都『ヴァン』でも放送されていた。放送を行ったソーマの真意とは…!?さらにジュナとトモエと共にヴァンで休暇を取ったソーマは、グラン・ケイオス帝国女皇の妹ジャンヌ・ユーフォリアと遭遇しー。理想を掲げた聖女を支える『現実的』なジャンヌに、ソーマはどのような“交渉”を持ちかけるのか…!?革新的な異世界内政ファンタジー、第3巻!
クリスは悩んでいた。彼の情報を得ようと昼夜問わず現れる“バグ”の少女リルカ、そして彼女を警戒する遠羽と板挟みになる日々に。だが未来都市に突如侵食し始めた異世界に、そんな日常は崩壊を迎える。未来都市を襲う魔物の群れ、さらには魔物の手によって殺されたはずのクリスの妹・ルカが助けを求め現れたのだった。未曾有の事態から世界を救うためには、異世界を抹消しなければならないーそれは、妹をこの手で殺すことを意味していた。都市の未来か、愛する者の命かーそして、魔法剣士は再びその刃を振るう!!
宿敵との決戦の最中、近未来都市へ召喚された魔法剣士クリス。彼が出逢うのは魔法と似て非なる“技術”を操る藍空遠羽という少女だった。自らを“ガーディアン”と名乗る彼女は、クリスをバグと呼び抹消しようとする。一度は遠羽を追いつめたクリスだが、刹那の隙を突かれ捕らえられてしまう。そして、監視の名目で、遠羽とともに学校生活を送ることに。元の世界へ帰る方法を探す一方で、初めて穏やかな日々を過ごすクリスだったが…しかし、その安寧は唐突に終わるー宿敵との邂逅を告げる呪術“二者一殺の刻印”が輝き出すとき、異世界の魔法剣士は未来都市にて復讐の刃を振るう!