著者 : 冬坂右折
恋を思い出にする方法を、私に教えてよ2恋を思い出にする方法を、私に教えてよ2
「つまりはいつも通りの恋愛相談?」「そうだ。いつも通りの、一筋縄ではいかない恋愛相談」恋心を食べる異能を持つ佐藤孝幸と、才色兼備だけど恋愛弱者な深山葵。奇妙な縁から孝幸と供に恋愛相談を受けることになった葵の前に、セーラー服姿でどこか存在感の希薄な少女“氷室礼菜”が現れる。「わたしは誰からも認識されないの」彼女も、孝幸と同じく魔女から異能を授けられた少女で、過去に置いてきたはずの叶わない恋心を抱えていたー。「安心しろ。未練がましいアンタの恋だって、俺が食ってやる」これは恋が苦手な二人が歩む、恋を知るまでの不思議な恋物語。
恋を思い出にする方法を、私に教えてよ恋を思い出にする方法を、私に教えてよ
才色兼備で人望が厚く、クラスの相談事が集まる深山葵には一つだけ弱点がある。それは恋が苦手なこと。そんな彼女だったが、同級生にして自称恋愛カウンセラー佐藤孝幸との出会いで、気持ちを変化させていく。「俺には、他人の恋心を消す力があるんだよ」叶わぬ気持ち、曲がってしまった想い、未熟な恋。その『特別』な力で恋愛相談を解決していく彼との新鮮な日々は、葵の中にある小さな気持ちを静かにゆっくり変えていきー。「私たち、パートナーになろうよ?」そんな中、孝幸が抱えてきた秘密が明かされるー。「俺は、生まれてから一度も、誰かに恋愛感情を抱いたことが無いんだ」これは恋が苦手な二人が歩む、恋を知るまでの不思議な恋物語。第13回GA文庫大賞銀賞。
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