著者 : 北川恵海
母に捨てられた少年・宏助は、謎多き中年画家・ローレンを慕っていた。しかしある日ローレンは姿を消し、生死不明となってしまう。年月が過ぎ、大学生になった宏助のもとに突然、ローレンから「自分の絵を売ってほしい」と手紙が届く。なんとか個展を開催する宏助だったが、「ローレンは人殺しだ」という噂を聞き、個展の客・雪子と一緒に真相を探り始めるのだったー。過去と現在がつながったとき、ローレンの絵の中に見つけた悲しい真実とはー!?
ヒーロー制作の仕事をする会社で働く、ごく普通の青年・修司。進路に悩む高校生の従弟の相談や頑固な和菓子職人の息子からの依頼に、悪戦苦闘しつつ解決に導く毎日を送っている。充実した日々の中で、仲間や依頼人たちの勇気や夢、出会いと別れ、さまざまな人生に関わり、見つめてきた。本当にわくわくすること、好きなこととは一体何なのか。自分に問いかけた修司が、決意を胸に訪れた場所は?思わず胸が熱くなる、人生応援ストーリー完結編!!
ごく普通の青年・修司が、ヒーローをつくるお手伝いを始めて早数年。クセ者揃いの依頼人のために奮闘する毎日に、ようやく慣れてきた。しかし今回、修司が任されたのは、ヒーローズ(株)の新入社員候補の教育係兼面接官!?新入社員にかつての自分を重ねながら、将来のことを考える修司に舞い込んだのは、戦隊ヒーローになりたいというおじいさんからの依頼だったがー。立ち止まることなく、明日に進む人たちの背中を押してくれる人生応援ストーリー。
かつてブラック企業に勤めボロボロになったものの、謎の男ヤマモトと出会ったことで本来の自分を取り戻した青山。そして彼の前から姿を消してしまったヤマモトーー。 すべての働く人が共感して泣いた感動作『ちょっと今から仕事やめてくる』で語られなかった、珠玉の裏エピソードが、いま明かされる。 青山とヤマモトの、そして彼らと出会った人たちの新しい物語が、また始まる。 仕事に悩み、日々に迷う人たちに勇気を与える人生応援ストーリー!!
『ヒーローになりたい方お手伝いします!』が売り文句のヒーローズ(株)。いろいろ不思議なこの会社の中で、修司は周りの社員に比べて“普通”であることには悩みつつも、仕事に奮闘する毎日を送っていた。ある日事務所に訪れた依頼人は、修司の顔を見るなり泣きだしてしまい…。夢を抱えて、働き、生きる依頼人や同僚たち、それぞれの人生が交差して生まれる絆の物語。読んだ後はきっと、自分にも他人にもエールを送りたくなる、待望のシリーズ第二弾!
「なーんの面白味もない人生やったなあ」-病床にある祖父の言葉が頭から離れないコンビニ店員の修司・26歳は、ある日、借りのある同僚から『ヒーローはキミだ!』という胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。その会社にいたのは、ちょっと癖のある人たち。いきなり任された仕事は、今をときめく人気漫画家の“お守り”?わけがわからないながらも真面目に仕事をこなす修司は、次第に信頼を得るように。しかし、そんな修司の前に過去のトラウマが立ち塞がるー。
ブラック企業でこき使われる隆を事故から救った男、ヤマモト。なぜか親切な彼の名前で検索したら激務で自殺した男のニュースがーー。スカっとできて最後は泣ける、“すべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー”