著者 : 十月ユウ
少年少女たちに寄生し、殺戮を呼ぶ武具ー呪霊武装がはびこるこの街は、各高校の“生徒会”によって統べられていたー。呪痕者の仕業と思われる連続殺傷事件が街で発生する。警察に協力を求められた十識は、独自の捜査に出向くもーそのまま音信不通、行方不明に!?織華、流香、そして十識にくっついて転校してきた副監査委員長の真金りらんたち3人は、十識からの最後のメールを頼りに、市内の陰陽高校に斬り込む!!-だが、生徒会の剣姫たちに恐るべき罠が襲いかかりー!?「この“業”だけは使いたくなかったが…頭が高いぞ、下郎共」皇帝の“容赦なき粛清”が今解き放たれる!!
少年少女たちに寄生し、殺戮を呼ぶ武具ー呪霊武装がはびこるこの街は、各高校の“生徒会”によって統べられていたー。市内の女子高・清凛女学院との交流会が近づき、珍しくヤル気充分の十識だったが、清凛に君臨する“絶対不可侵の女王”真金りらんは、十識の生徒会長就任を認めないとし、突如行事中止を宣言する。交流会打合せの場は、一転して“交流戦”と化した!りらんの宿す見えざる盾“自在盾”に、十識の“無量刃”はすべて弾き返されてしまうーだが、皇帝には最強の近衛がいたー「皇帝の銘の意味をもう一度理解した方がいいぜ?なぁ、監査委員長?」生徒会vs.生徒会、全面戦争勃発!!
呪霊武装ー十年前、天空から降り注いだ数多の武具は人に寄生し、大量殺戮を呼び起こした。そして現在。この街は呪霊武装を宿す学生が集う“生徒会”によって統べられていたー。「眠い、ダルイ、めんどい」四門学園高等部“生徒会長”紫微羅十識は自らの就任式でもヤル気ゼロ。さらに、街の外から来た御前織華には監査と称して、解任を迫られる始末。にもかかわらず、美少女揃いの役員たちからは妙に信頼を寄せられていた。不思議がる織華は、十識を責めるがー学園にはびこる刃を駆逐する力“皇帝の近衛”が今覚醒する!!
「『真祖』はもういない…最後の一人は、ミラルカというわけか。ならば、私は何なのだ!?」尊大で無防備、そして意外と純情な記憶喪失の吸血鬼・ルシュラと、彼女の記憶を取り戻す手伝いをする少年・紅城緋水。自分が何者なのかを知るため、姿を消してしまったルシュラ。代わって緋水の前に現れたのは、かつて紅城と一緒に暮らし、灰となって滅びたはずの吸血鬼・ミラルカだった。ルシュラの出自を知るミラルカの目的は?そして『真祖』の謎が今、明かされるー。学園妖魔ラブコメ&アクション、ここに完結!!
「ケーキが食べ放題だと…?そんな、夢のような場所があるのか…?喩えて言うなら、緋水が私に自ら首筋を曝け出し、血を吸ってくれと懇願するようなものではないか!!」尊大で無防備、そして意外と純情な記憶喪失の吸血鬼・ルシュラと、彼女の記憶を取り戻す手伝いをする少年・紅城緋水。警視庁『捜魔課』のエリート・狩夜えるるの捜査を手伝った緋水は、ひょんなことから幽霊の美少女に取り憑かれてしまう。“吸血鬼”に殺されて幽霊になったという少女のために、犯人を捜すことになったルシュラたちだったが…。夏の海に甦った怪物が、ルシュラたちに襲いかかる!-。
『真理の解』-すべて問いの答えが記されていると噂される謎の書物。しかし、それに触れたものは、膨大な情報量に耐えきれず、ほとんどが死に至ると言われる危険度一級の戒書である。といっても、異界図書館でさえ詳しいデータを持っていなかった。なぜなら、『真理の解』はある特定の時期しか出現しないという特異な書物だからだ。その戒書の回収指令が、副館長の四海統馬と異界特務司書月詠読破に下される。だが、同時に読破の兄で異端作家の述も『真理の解』を求めて動きだしていた。因縁の兄弟が対決するとき、禁断の封印が解かれる!最高潮ビブリオファイル・アクション、第四の書。