著者 : 南天美保
空猫の森のナツミ(2)空猫の森のナツミ(2)
『“ジャングルH”にまた来たね!』空猫の住む森は、「キュービック」を使う菜摘のイメージが作り出した架空の世界?それともかな子が言うように、緑化計画の作用で急激に進化してしまった、北海道の未来の姿…?半透明になったまま病室で眠り続ける真之介の「心」を捜しに、菜摘は夜ごと森への冒険に出かける。青い毒蛾の群れに襲われ、必死で逃れた先で発見したのは、「ヒト」を取り込む巨大なマニアツリーだったのだがー!?感動の完結編。
空猫の森のナツミ空猫の森のナツミ
『“ジャングルH”にようこそ!』操る者のイマジネーションに呼応して、幻想的な立体映像を生み出す機器“キュービック”。それを用いた創作に熱中する高校生の菜摘は、次第に自分の作り出した映像世界に取り込まれてゆく。「空色の猫=空猫」に導かれて迷い込む、不思議な動植物の生息する森。そこには、あこがれのクリエーター・シンノにそっくりの青年がいたのだがー!?無数の可能性を超えて惹かれあう、運命のラブファンタジー。
火事の日は岩男(ロックマン)火事の日は岩男(ロックマン)
秘かに憧れていた同僚の舞高園子に声をかけられ、森野マサトは目の前にあった椅子に片足を取られて騒騒しく転んだ。それがマサトを正義の怪人・ロックマンに変身させる大いなる伏線だとは、神の身ならぬマサトには知る由もなかった。ロックマンに迫る山内山製薬の陰謀とは。そして、ロックマンに近づく謎の美少女の正体は。期待の新人が贈る、ヒーロー・コメディー。
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