著者 : 又市マタロー
錬金術師のルストは、魔族と化したかつての同僚であったリザルハムを倒し、王都に平和を取り戻した。 復興作業が一段落し、カリーンに任せてハーバフルトンに戻ろうとするルストだったが、救国の英雄として様々な夜会や舞踏会に招待され帰れないでいた。そんななか、彼はある夜会で第二王女のリリーと出会い、一風変わった魔晶石を渡される。 その魔晶石のことを聞くため、ルストはリリー殿下から誘われた遠乗りに出向くが、そこで魔晶石のこととルスト自身を賭けた早駆け勝負を持ち出される。 勝負には見事勝利し、そこで魔晶石の秘密を聞き出すのだが、それは彼が契約したドラゴン・セイルークにもかかわることで……。 ついに呪術師の秘密も明かされる!? 待望の第三幕!
自身の研究予算をゼロにすると錬金術協会から言い渡されたルストは、協会を辞めて旧友が領主を務める辺境の地で開発の手伝いをはじめる。その規格外の錬金術により、辺境での問題を次々と解決していったルストは、辺境の地で錬金術部門のトップとなり、充実した日々をおくっていた。ある日、領主のカリーンから新しい領都候補の視察を命じられたルストは、一つ目の候補地に向かったが、そこで神官騎士のタウラ、恩師のハルハマーと再会する。しかし、呪術師の使い魔から襲撃を受け、ルストは彼と契約したドラゴン・セイルークを攫われてしまい…!?桁外れの錬金術師ルストが、今度は国を脅かす存在と相対する!?緊張の第二幕!
錬金術師のルストはある日突然、職場である錬金術協会からルストが所属する基礎研究課の研究予算をゼロにすると言い渡される。これまでも雑用係として扱われてきたルストは、学生時代の友人で辺境の領主となった女騎士から開拓を手伝ってほしいと誘われたこともあり、退職を決める。「私みたいな普通の錬金術師に出来ることなんて、たかが知れてると思うんだが」だがしかし、なんとルストは世界でも最高峰の錬金術の使い手で、生み出す錬成素材も他人には造れない高度なものばかり。そんなルストが退職したため錬金術協会は大混乱になるが、もう遅い。ルストは活き活きと辺境の地で活躍し、周りから感謝される日々を送りはじめていた。無自覚で桁外れの錬金術師ルストが、辺境と錬金術の常識を切り拓く!
誰からも嫌われる人生を送るいじめられっ子の高校生・薙刀桔音。ある日、生まれて初めてできた無二の親友・篠崎しおりを守るために命を落とした彼は、気がつけば異世界にいた!何故生きているのか、何故異世界にいるのか、何もわからない中、たった一つ…。死ぬ直前に交わしたしおりとの約束を果たすために、彼は元の世界に帰ることを決意する!チートも武器も何もなし!とびきり危険な異世界で、“きつね”の帰り道を探す旅が始まるー!
独立開業資金を貯めていた秋那昭二は、ある日、勇者として異世界に召喚されてしまう。魔族に対抗する戦闘力を期待されていたショウジだったが、彼が授かったスキルは“栽培”。期待はずれの戦えない勇者として、ショウジは城を追い出されてしまった。しかし畑に植えるだけで、武器や鉱物、はてはポーションも瓶ごと、文字通り栽培で増やせるスキルの力に気づいたショウジは、商人として異世界で独立開業することを決める。地面からは剣が生え、木には酒瓶が実る畑の恵みを収穫して、圧倒的な物量で異世界を席巻するショウジ。今度はエルフの貴族を商売相手に、なんと馬車を栽培する!?大量物資で無双する商人成り上がりファンタジー第二弾、開幕!
長年ブラック企業にこき使われてきた秋那昭二は、独立開業の為の資金が貯まったと喜んだ瞬間、異世界に召喚された。異世界の王様達が望んでいたのは戦う力を持った勇者。しかし、ショウジに目覚めた力は“栽培”というスキルだった。戦えない勇者は誰からも求められておらず、ショウジは城を追い出されてしまう。その夜、自暴自棄になり酔っ払ったショウジが泥酔して畑に酒瓶を埋めると…驚いた事に、翌日畑から中身の入った酒瓶の木が生えてきた!「もしかしてこのスキル、植物以外のものも栽培出来るのか!?」『左利きだったから異世界に連れて行かれた』の著者、十一屋翠が描く商人成り上がりファンタジー、本日開店!