著者 : 咲良ゆき
ついにやってきた夏休み! しかしウザ絡みギャルがいる俺の家に安寧はない。 「じゃあお前、勝手に俺のバイト先を決めたのか……!?」 「うん。私っていう優秀な秘書がいてよかったね。頭を撫でる権利をくれてやろう」 怠惰な夏休みを過ごすはずが、自分の小遣いを稼ぐため真波が決めた喫茶店でアルバイトをすることに。 さらには塩対応の六条さんとデートをしたりと、付かず離れずがモットーの春太にとっては怒涛の日々……。 そんななか、初恋の人“まゆ姉”が現れ春太にも決断の時が訪れるーー。 「ハルちゃんは今でも、まゆ姉さんのことが好きってこと……?」 ギャル系従妹のウザ絡みが止まらない系ラブコメ第2弾。
可愛い従妹がいたら、羨ましいと思うだろうか。俺はそう思わない。 うちに居候をしている従妹の吉田真波はギャルっぽい見た目とは裏腹にとっつきやすい性格で控えめに言って美少女だ。 しかし大きな問題がある。それはーー 「ねーねー、ハルちゃん。格ゲーやろうぜ。格ゲー」 「だめ。俺はこれから勉強するんだから」 「せっかく可愛い従妹が遊んであげようと思ったのに。つまんね」 常に絡みがウザすぎる! 勉強していれば脇腹に掌底をくらい、風呂あがりはバスタオル一枚でリビングをうろつく……。 ーーあれ、もしかして俺の気の休まる場所ってない? でも彼女はいつも楽しげで、ゲームを一緒にすると無邪気な笑顔を見せてくれる……。 転がりこんできたギャル系従妹は美少女だけど、もしかしなくても俺の平穏な日常を邪魔する小悪魔かもしれない。
運命の2人が紡ぐ絆の魔法 「私とアルカなら、きっとできるから!」 伝説の魔法使いが出会ったのは、失われた魔法を使う少女!? ギルメアと千年越しに決着をつけたアルカ。彼は闘いの後に訪れた、束の間の日常を過ごしていた。 そんなある日、アルカはとあるきっかけで訪れた島にて、失われた魔法を使う少女、ミアと出会うーー 「この力ってーーすごいの?」 ミアの保護も兼ねて、共に暮らすことになったアルカは、彼女との絆を深めていく。しかし、ミアの魔法に引かれるように、強大な魔獣がアルカ達に襲いかかる! 「私とアルカならーー絶対にだいじょうぶだから!!」 アルカとミア、二人の魔法が交差するとき、運命の輝きが迸るーー GA文庫大賞『優秀賞』受賞の傑作ファンタジー第2弾!!
「僕の名前はアルカ、ちょっと凄めの魔法使いさ」 千年の封印から目覚めた魔法使いによる救世の物語、開幕!! 第10回GA文庫大賞『優秀賞』受賞 「最果ての魔法使い」 今、伝説の続きがーー紡がれる はるか昔、人類を滅亡寸前まで追い込んだ魔獣を自らと共に封印し、伝説となった魔法使いがいた。だが、 彼は千年の封印から目覚めた後に絶望する。魔法は忘れ去られ、世界は再び崩壊の危機をむかえていたのだ。 そんな世界で彼に手をさしのべた少女・フィルとの出会いが、千年の孤独ですり減った彼の心に新たな火を灯す! 「あなたは一体……何者なんです?」 「僕の名前はアルカ=ニーベルク、ちょっと凄めの魔法使いさ」 悠久の時を越え、伝説の続きが今紡がれる! 最強の魔法使いによる救世の物語、開幕!! 第10回GA文庫大賞『優秀賞』を受賞した傑作ファンタジー!