著者 : 四馬タ
「お前は魔女にでもなるつもりか」と蔑まれ国を追放された王女だけど、精霊たちに愛されて幸せです「お前は魔女にでもなるつもりか」と蔑まれ国を追放された王女だけど、精霊たちに愛されて幸せです
精霊を見ることが出来るという能力をもつが故に、家族に虐げられていた王女メアリ。妹に婚約者を奪われた挙句、国外追放となった彼女は『魔の森』と呼ばれる恐ろしい森に一人捨て置かれてしまう。森の奥深くで、悲しみを抱きながらも精一杯生きようとするメアリだが、突如現れた精霊たちの不思議な力のおかげで、森での生活は快適なものに! 木の実を拾ったり精霊たちと遊んだり、満ち足りた日々を送るメアリだったが、ある日森に一人の少年が迷い込んできてーー? 予期せぬ出会いが引き寄せたのは、真実の愛と波乱の予感!? 虐げられ令嬢の逆転爽快ファンタジー、開幕!
お城を追い出された王女は、庶民の暮らしを満喫する 2お城を追い出された王女は、庶民の暮らしを満喫する 2
王宮に戻ってほしいという父王の誘いを断り、一庶民としてハーブティーの店の店主として生きていく決意をした元王女のシルビアは、忙しくも穏やかな日常を送っていたが、ある日、従兄のユリウスがいきなり店を訪れる。幸い、シルビアの正体には気づかなかったようだが、何度目かの訪問で、ユリウスはシルビアに王宮で開催される仮面舞踏会の招待状を渡す。どういう意図があるのかわからないまま、シルビアは久しぶりに王宮へ出向くが、舞踏会の最中に、父王が何者かに襲われてしまう。その事件の裏には、幽閉されているはずの王妃の存在が見え隠れし…。
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