著者 : 城野白
序列一位の最弱能力序列一位の最弱能力
二十年前ー人類は唐突に、異能と呼ばれる新たな力を手に入れて。十年前ーその暴走により“アナザー”と呼ばれる化物が生まれた。そして、そんな化物たちを処理するのが、討伐師と呼ばれる存在だ。討伐師のひとり、寄川春近は、“怠惰な道化師”という名の異能を使う、札幌地区の序列一位。彼のもとに、舞上すぴかという少女が、東京から留学してくる。序列は最低ランクの、いわば落ちこぼれだ。春近は彼女とチームを組むことになる。序列一位と落ちこぼれ。その奇妙なパートナー関係は、やがて確かな絆へと変わっていき…!?「未来の事なんて、いいのよ。今一緒にいられれば、それで満足なの」彼らは抱えている。能力と、欠落とをー少年少女の青春ストーリー!
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