著者 : 境京亮
『明るく・やらしく・たくましく』をモットーとする堂家緋色は、運命の赤い糸で結ばれた女性との結婚を夢見るかなり駄目な十五歳。ある日彼の前に現れたのは、由緒正しき極道一家・黒鉄組と、輝く銀髪の爆乳美少女ー黒鉄組組長の一人娘・鉄ななのだった。「オイ、そこのすっとこどっこい」「すっとこ!?その外見でべらんめえ口調なの!?」出会い頭に鉄パイプを振り回す不良娘のななのだが、緋色はなんと彼女との同棲を余儀なくされる!しかも彼女に花嫁修業をさせて、一人前の嫁に育てなければ、責任を取って即結納!?軟派なスケベ男子×硬派な不良娘の一つ屋根の下ラブコメディー、堂々開幕!夜露死苦!
コトハとの出会いで一変した俺の日常。だが、コトハの安眠枕になる日々にも随分慣れた。ギクシャクしていた蓬子と悠里さんの関係もケンカする程仲良くなったし、コトハの方は、羽島の宣伝のために嫌々ウェディングドレスを着せられたりしている。そんな騒々しくも微笑ましい日々の中、俺は十年ぶりに幼馴染みの睡蓮寺永遠と再会する。彼女は売り出し中のアーティスト“蓮”として、CDデビューを果たしていた。裏切ってしまった初恋の相手との再会に俺は気が気じゃない。ところが彼女はそのことを覚えていないようで…。過去と未来の想いが交錯する、安眠系ラブコメ第三弾!
眠った間だけ予知能力を使える超能力者・木枕コトハ。そのくせ一人では眠れないコトハのため、今日も俺は校舎の屋上で彼女の枕となり、お昼寝の練習を手伝っていた。コトハが眠ると現れるもう一人のコトハ(赤)とも仲良くなる一方、事故で唇を重ねてしまって以来、姫さまこと同級生の小日向蓬子は目も合わせてくれない。そんな中「わっー私と、プールに行ってください…ッ!」「…はいっ?」「仕事ですからッ、仕事ですから、仕方ないですよね!」突然、俺は姫さまにプールでのある特訓に誘われるー。不器用な少女の想いが溢れる、安眠系ラブコメ第二弾。