著者 : 大我らと
邂逅する鎧骨少女(1)邂逅する鎧骨少女(1)
安達椋は一つ年上の幼馴染、飯綱ふぶきの好意に気づきながらも、少年期に負った心の傷のため孤独な高校生活を送っていた。そんな彼を襲う非日常。自分を「神」と名乗るヴラドに「祝福」され、椋の身体を激痛が襲う。身を引き裂かれるような痛みの中、彼の肋骨から一人の少女が誕生する。リリと名乗るその少女は、椋の「鎧骨少女(アーマラニマ)」であり、彼から産まれ、彼を護り、ふたたび彼に融合し一つになる存在だという。リリの誕生を機に襲ってくる怪異「天蛇」。椋はリリに言われるまま彼女と融合し、戦いに赴くのだった。
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