著者 : 奉
大切なものを守るため伝説を撃破する! “予兆事変”後も《原初の異邦人》の動向を警戒し、大切なものを守るため日々奮闘する八幡(はちまん)。 九頭竜家当主として実務をこなし御三家への影響力を若干ではあるが身に着けた彼は、陰陽師育成所【八咫ノ杜学苑】の視察を行うことに。 「絵理奈(えりな)、やったわよ!一日だけとはいえ、お兄様と学苑に通えるわ!」 「愛沙(あいしゃ)さん、嬉しいのはわかりましたから、少し声を抑えなさいな」 はしゃいで喜ぶ義妹と婚約者を見て、自身の気持ちも上向く八幡。 時を同じくして《原初の異邦人》は次なる使命のため、学苑へ刺客を送り込む! 改変した未来でも無双する、最強のやり直し×成り上がり陰陽師譚、第3巻!
無能の力に世界が震撼する! 囚われたドワーフの末姫・シギを救出するため地下帝国に潜入したアルス一行は、アース帝国の侵略軍率いる第二皇子ゼルギウスと対峙する。 「アルス、そなたは“魔法の神髄(ミーミル)”について、どれほど知っている?」 敵方の追及と攻撃をかわしながら地下脱出を目指すアルスたちを助けようと、地上ではユリア&エルザが大奮闘! 事態を察知した魔法都市や聖法教会、特記怪物などの第三勢力も『無能の力』を求めて地下帝国へ集結する……! 殺戮と救済の【地下帝国編】第二幕。 アルスは遂に人知を超えた領域へ到達する! 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第9巻!
その無能の力は最強すら魅了する!! 《原初の異邦人》の陰謀を退け無事に“第二次瘴気氾濫”を防いだ八幡(はちまん)。 【最悪が起こったはずの日】は“予兆事変”と呼ばれるようになり、八幡は陰陽庁長官として首謀者の息子への沙汰決めなど、後始末に追われている。 そんななか、御三家と双璧を成す“京都五摂家”の次期当主一行が来訪しーー!? 「へぇ……あれが噂の“怪童”と、その護衛かよ。 なかなかやるじゃねぇの」 “第七使徒”の汚名を雪ぐため《原初の異邦人》が再び暗躍を始めるが、八幡は愛沙(あいしゃ)や絵理奈(えりな)と共に、平和な日常に落ちる影を一つ残らず蹂躙し無双する! 最強主人公のやり直し×成り上がり陰陽師譚、第2巻!
その無能は神をも従え敵を殲滅する! 史上最大規模の災厄“瘴気氾濫”で魔力と記憶を失くした少年・八幡(はちまん)。 彼は最強陰陽師一族『九頭竜家』最後の生き残りであり、戦えない無能なお飾り当主だった。 そんな自分を慈しんでくれた義母&義妹と穏やかに暮らしていたところ、未曽有の魔物大量発生により二人が命を落とす。 慟哭する八幡だったがーー!? 「試練成就の暁には、お前を災厄前の世界に戻してやろう」 奈落の底で神と誓約を交わした八幡は修行の末、最強の精霊術と九頭竜家流武闘を習得し【最悪が起こる前の日常】に舞い戻りーー悪の根源を殲滅する! 大切なものを守るため無双する、最強主人公のやり直し×成り上がり陰陽師譚!
無能の力は蠢く闇を蹂躙する! “魔都ヘルヘイム”が平穏を取り戻したのも束の間、魔王第一冠シュラハトから戦闘を仕掛けられたアルス。 当代最強の魔王との戦いを楽しんだ後、深域に未知の魔法があると聞いたアルスはシオン、カレン、ドワーフ姉妹のレギ&シギや魔王グリムのギルドと共に深域へ探索に向かう計画を立てる! ところが、そこで緊急事態発生!? 何やら取り乱すレギに話を聞くと……。 「シギちゃんが地下帝国から戻ってこないの……!」 ドワーフたちの楽園・地下帝国に迫る闇を相手に、無自覚な最強が猛威を振るう! 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第8巻!
無能の力は最強のその先へ! “廃棄番号(アンチテーゼ)”によるリリスへの反乱に巻き込まれる形でエルザとカレンは負傷し、ユリアは行方不明となった。 事態を把握したアルスはユリア捜索のため即座に出立するが、当のユリアは“廃棄番号”から逃れる中で、敵であるはずのリリスと絆を深めていく。 アルスが無事にユリアと落ち合った時、彼女に寄り添うリリスの口から驚異的な真実が語られーー!? 「あなたが私の待ち続けた存在ーーギフト【聴覚】の持ち主ですの」 強者たちがこぞってアルスを求める理由、彼の能力の片鱗が遂に明かされる! 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第7巻!
最強の無能を巡り各陣営が動き出す! “魔都ヘルヘイム”からようやく魔法都市へ帰還したアルスは、世界最強の称号である“魔帝”になるため、その必要条件の一つ【ギルド設立】に乗り出した。 その裏ではアルスの力を巡って女王リリスや聖女ユリアを筆頭に、魔法協会・魔族“廃棄番号(アンチテーゼ)”・聖法教会など各派閥の有力者たちが化かし合いを演じている。 一方、アルスに付き従う元二十四理事(ケリュケイオン)・シオンにも思うところがあるようで……。 「アルスの【聴覚】は他のギフトと比べてあまりにも奇妙だ」 敵味方入り乱れ、様々な思惑が錯綜し、事態は思わぬ展開へーー! 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第6弾!
その無能は強者たちを魅了する! 伝説の怪物“白狼(ルビ:フェンリル)”との闘いに勝利し“魔物行進(ルビ:モンスターパレード)”を鎮圧したアルス一行は魔法都市には帰らず、シギ&レギ姉妹やグリムたちと共に魔都滞在を続けることに。 実はこの措置の裏で糸を引いているのは特記怪物“女王”こと魔王リリス……彼女は配下のセバスに命じて魔人“廃棄番号(ルビ:アンチテーゼ)”を使いアルスの真の実力を測ろうとするのだった。 一方、そんな“女王”側の意図に気づいたユリアはヴェルグに指示を出しアルスを守るため暗躍する! 頭脳戦を繰り広げる周囲のことなどいざ知らず、アルスは今日も“魔帝”を目指して魔物討伐に向かうがーー!? 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第5巻!
無能の力で“伝説”を打ち破らんとすーー! 魔王グリムとの死闘を経て束の間の平穏の中、アルスは自らの目標を「魔帝になること」と表明する。 そのために必要な手はずを協力して整えるアルスたち一行の裏で《魔王の集い》は粛々と進んでいた……。 そんななか高域において“最古の怪物”白狼(フェンリル)が出現! それと連動して“魔物行進”(モンスターパレード)が発生。 “ヴィルートギルド”の面々はこの侵攻を抑えるべく他ギルドと共同戦線を敷き奮闘する。 そして……アルスの実力はついに多くの民が知るところとなる!! 規格外の力で伝説を圧倒するアルスを世界は放置するはずもなく……!? 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第4弾!
無能の力が魔法都市に轟く! 魔王グリムの凶刃に倒れるアルスの仲間達。 その光景を目の当たりにしたアルスは、怒りにまかせて戦闘に突入。 圧倒的な力で場を制するも、余力を残したグリムに撤退を許してしまう。 一連の騒動を終結させるべく魔法都市の上層部が下した沙汰は、グリム率いる“マリツィアギルド”とアルスが所属する“ヴィルートギルド”の全面戦争。 戦う者、見守る者、暗躍する者ーー魔導師達の思惑が交錯するなか、アルスの規格外な実力が今、魔法都市に轟き渡る! 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第3巻!
ーーその無能は魔王すら凌駕する!? 帝国五剣の脅威を退け、魔法都市での生活を軌道に乗せたアルス。 そんな折、依頼(クエスト)の遠征先で記憶を失った魔族の少女シオンと遭遇する。 衰弱したシオンを無害とみなして保護するが、実は彼女は人工的に魔族に造り変えられた元人間で!? アルスは仲間と共に人造魔族の調査を開始。 魔法都市の暗部で非道な人体実験が繰り返されていると突き止める。 しかし敵の背後には“魔王”の影があり……!? 図らずもアルスに訪れた尋常ならざる敵との対峙。 その規格外な力が魔法都市の深き闇を切り裂くーー! 世間知らずな世界最強の魔導師がゆく無自覚無双ファンタジー、第2巻!
帝国貴族の令息アルスは神々からギフト“聴覚”を生まれながらに授かった。そのギフトの効果はただ「耳が良くなる」だけー無能の烙印を押されたアルスは結界で封印された塔に幽閉されてしまい!?しかしアルスは幽閉中、“聴覚”で聴いた魔法詠唱を自身も使えることに気づく。さらに天上に座す神々の詠唱を人並み外れた聴力で盗み、伝説の魔法すら会得。いつの間にか、世界最強の存在になっていた!そして幽閉から十余年、アルスは未だ知り得ぬ魔法を求め、封印を破り外の世界へ旅立つ。ところが世間知らずなアルスは自身の規格外な実力に無自覚でー!?
奥黒比呂はかつてアレーティアという異世界に召喚され、“軍神”として仲間と共に国を救い、周辺諸国を征服することで一大帝国を築きあげた。一度は元の世界に帰還した比呂だったが千年後のアレーティアに舞い戻り、千年前の盟友アルティウスの血と意志を継ぐ皇女リズと運命の出会いを果たす。リズを導く比呂と、彼の背を追い成長を重ねるリズ。仲間達に助けられながら数々の試練を超えたリズは、“無貌王”との決戦でついに比呂と並び立つのだった。一方、千年前より続く比呂の“計画”は最終段階を迎えー。“軍神”と“紅髪皇女”が駆け抜けた新たな、そして最後の『神話伝説』、ついに完結!!
統一王を喪った六ツ国で、ついに対峙するリズと比呂。互いを想いながらも、譲れぬ理想のため剣を交える二人だったが、そこにルシアよりある情報と提案がもたらされる。一方、グランツ北方を守護する“精霊壁”を“化物”の軍勢が襲撃し、第二皇子セレネは一つの決断を迫られていた…。“名無し”こと媛巫女ストライアの暗躍、最悪の形で蘇る“無貌王”の襲来ー未曾有の危機に襲われるグランツ大帝国。この窮地に、ある理由から長く行方が知れずにいた女傑、ヴァイス大将軍がついに参陣する。“悪意”と“約束”が千年の時を超える第11巻、開幕…!!
激化する六ツ国との戦争の中、敵の支配下にあるフェルゼンの新王都サンディナルに迫るリズ達。しかし、シュトベルとの決着の果てに“氷帝”を失ったスカアハは深い眠りから覚めずにいた。一方、アングイスの女王ルシアと密かに接触した“黒辰王”は、彼女と約定を交わして六ツ国の中枢へとその手を伸ばしていく。大陸の歴史が大きく動く中、その裏で暗躍してきた“黒死郷”は新たな動きを見せ、さらなる深淵に潜む“無貌王”の影が像を結び始める。千年にも及ぶ憎悪を湛え襲い来る復讐者を相手に比呂はー!?混迷極める大陸を切り開く第10巻、開幕…!!
かつてはグランツ大帝国に並ぶほどの権勢を誇りながら、度重なる戦火に焼かれ、六ツ国に支配されるに至った悲劇の地ーフェルゼン。喪われたフェルゼン王家唯一の生き残りにして“氷帝”の使い手であるスカアハは、盟友であるリズ達と共にいよいよフェルゼン奪還に臨む。悲願である祖国復興に燃えるスカアハの瞳ーしかしその奥には、あまりにも悲痛な覚悟と焦燥があった。一方、ある思惑からフェルゼン奪還に協力する“黒辰王”。スカアハやローザとの対面を果たす中、成長したリズの姿には異常なほどの動揺を見せ…?戦場に雷鳴轟き、大陸はさらなる激動の時代へ!第9巻、開幕…!!
“軍神”の死。その知らせはグランツ大帝国を駆け巡り、民は嘆き、悲しみ、そして怒りに震えた。比呂を喪ったリズ達の心の傷もまた深く、しかし六つ国との戦が彼女たちに悲しみに暮れることを許さなかった。一方、六つ国軍は取り逃がした“軍神”への対処を巡って2つに割れ、弟を殺されたルカは憎悪のままに虐殺を開始する。六つ国が侵攻を再開し、対応に追われる帝国のもとへ救援に現れたのは、レベリング王国女王クラウディア。そして彼女の傍らには仮面の男ー“黒辰王”の姿があった。“軍神”を喪った世界は、新たな局面を迎える。震撼の第7巻、開幕…!
シュトベルの暗躍を食い止めることができなかった比呂とリズ。帝国内の混乱を避けるため、グランツ大帝国皇帝の死は隠された。しかし畳みかけるかのように帝都へ届く、六ツ国の侵攻とシュタイセン共和国による国境線への軍配備の知らせ。南方の防衛をリズたちに任せ、比呂は六つ国の軍勢十五万を食い止めるべく、僅か二万の兵を率いて西方へと向かう。第二皇子セレネやレベリング王国女王クラウディアと密約を交わし戦場へ向かう比呂だったが、かつての盟友“黒天五将”の末裔と刃を交えることになり…!?再臨した“軍神”が帝国の未来を想い選ぶ道とは。衝撃の第6巻、開幕…!!
第六皇女・リズの敗退、“軍神乙女”アウラの孤立ー。その知らせを聞いた比呂は急ぎ帝都へ帰還する。しかし、皇帝から拝したのは「アウラを見捨てよ」という無慈悲な下命だった。“軍神”に届きうる才を失う痛手を避けるべく、比呂は僅かな兵を率いて出立を決める。行き先は戦場のフェルゼン属州ではなく、裏で糸を引くドラール大公国ー。一方、敗北し囚われの身となったリズは、グランツ大帝国に復讐を誓う亡国の皇女・スカアハと対面を果たす。怒りを露わにする彼女が携えた槍の名は“氷帝”-“炎帝”と相反する属性を持つ氷槍で!?果たしてリズは比呂と再会することができるのか…!?激動の第4巻、開幕!