著者 : 宮田光
四つ葉通りには秘密がある四つ葉通りには秘密がある
活気と人情味あふれる四つ葉通り商店街。宇都宮にある、このありふれた商店街には謎があった。「花泥棒」に「50年越しのクレーマー」、そして「存在しないはずの人影」。タウン誌の広告営業で訪れた野々村里々香は、推理好きの中学生・瑞希の謎解きに巻き込まれ、事件に隠されていた秘密の“想い”を明らかにしていく。やがて瑞希は、里々香が抱えていたある秘密まで暴いてしまう。そのことが四つ葉通り全体を巻き込んだ大騒動に発展しー。商店街で繰り広げられる、ワケありな人々の“秘密”の物語。
まぼろしメゾンの大家さん あやかし新生活、始めました。まぼろしメゾンの大家さん あやかし新生活、始めました。
不思議な力を持つ大叔父の結婚を機に、古いメゾンの大家を任された春樹。初めての一人暮らしに意気揚々と引き受けたのだが…。庭の池に住む錦鯉の人魚姫、お嫁さん捜しを要求する掛け軸。さらに、マスクを外さない女の子や怪しげな物ばかり集める古物商など、ひと癖もふた癖もある店子達に振り回され、大家生活は一筋縄ではいかなかった。そんな中、春樹はまぼろしの住人に出会う。それはかつて別れたあの人でー?夢とうつつとまぼろしの狭間に建つメゾン。新米大家とあやかし店子が織りなす心温まる日々。
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