著者 : 小島きいち
イストラーダに来て1年半。リザは20歳になっていた。 そんなとき、兄ヴェセル国王からエルランドに出陣の命が下る。 隣国ウエストラが侵略の危機にあるというのだ。 ウエストラはリザを虐げた姉ナンシーが嫁いだ国。 リザは情報収集など自分にもできることがあると夫と共に行くことを決める。 「俺の奥方は勇敢すぎる」「あなたの妻だもの」 国王にある褒美を要求し、旅立つ二人だがーー。 すれ違い純愛夫婦の恋物語、ここに完結!
「皆、この方がリザ姫、ミッドラーン王家の血を引く俺の妻だ」 5年ぶりに再会したエルランドの妻として、また城の女主としてリザの新たな人生が始まった。 しかし古株の使用人アンテはリザに冷ややかで……。 そこに隣の領主ナント侯爵と息女ウルリーケがやってきて、滞在することに。 忙しい夫と寝室も別々の妻との距離はなかなか縮まらずーー。 「私、この地でもっと望みたい!」 すれ違い純愛夫婦とリザの成長物語、第2弾! 序章 東の辺境の地で 一章 新たなる出会いを求め 二章 辺境騎士とその妻は 三章 見つけた希望を 四章 試されてなお 五章 愛をあきらめない 六章 迫りくる恐怖さえ 終章 未来の糧に あとがき
辺境領主エルランドと14歳で結婚させられた王家の末姫リザ。 しかし式の翌日「必ず迎えに来る」と言い残し、夫は領地に去ってしまう。 迎えのないまま5年。 再び命じられた政略結婚から少年の姿で逃亡したリザを救ったのは、5年ぶりに会うエルランドだった。 彼の目的が自分との離縁だと聞いたリザは、正体を明かさず夫からも逃げ出そうとしてーー。 「全ては言いなりにはならない」 政略に翻弄される、すれ違い夫婦の出した答えとは? 特別な夜に出会い 哀しみをのり越えて なのに今さら やさしくしないで こわくはないから それでも、もう一度 許されるのなら 希望の住む場所へ あとがき