著者 : 小川いら
雛のほそみち雛のほそみち
吉村雛、16歳。幼い頃から剣の腕を磨いてきたけれど、幼馴染みの佐々木鹿之助に勝てないのが最近の悩み。でも、そんな雛だった年頃の女の子!憧れの人への淡い乙女心なんかもあったりするわけで…なのに、江戸一番の醜男に見初められちゃったから、さぁ大変!?意に染まぬ結婚をさせられるぐらいならと、お師匠様と慕う俳聖・松尾芭蕉とその弟子で憧れの人・曾良の旅について行こうと決意をするが、なぜか鹿之助までついてきてー!?恋にも剣にも真っ正直!若葉印の旅立ちは、最初から波乱万丈。
ソウルチームでいこう!ソウルチームでいこう!
今日も期限切れのおにぎり片手に、失せ物探しの霊能力を活かした占い稼業に精を出す鞠子。そこに、数ヶ月前の事件で知り合った美男子高校生・令が訪れる。クラスメイトの敦彦がなくした大切なお守りを探してほしいと頼まれ、占ってやると、それはミョーに見覚えのあるオンボロ木造のー鞠子と同じアパートの一室で見つかった。しかし、そこに住む俳優志望の青年・衛は、拾ったお守りをなぜか頑なに返そうとせず…!?鞠子と令のソウルメイトコンビに、隠れオカルト君と霊媒役者が新規加入。
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