著者 : 小鳥遊啓
この最強美少女パーティは、雑用職の俺がいないとダメらしい(1)この最強美少女パーティは、雑用職の俺がいないとダメらしい(1)
天才美少女揃いの冒険者パーティ《三妖精》はギルドでも噂の的。 そんな可愛くて強い女の子と冒険できる天国のような職場に、イサナは雑用職として雇われたーーというのは表の話。 「スライムを討伐しに行くわよ!」 颯爽と突撃したかと思えば、 「やだぁ……やめてぇ」「あぁはぁんっ!」「あれー? 服が〜」 ーー即堕ち。この三人、とんだ問題児たちだった! 「仕方ない、仕事の時間だ」 そしてイサナの正体は、秘密裏にパーティを護衛する依頼を受けた伝説の元暗殺者。 強そうに見えて実は彼に頼りきりな三人娘のために、最強の雑用職がこっそり無双する。 実力隠し系冒険ファンタジー、開幕!
聖剣のソードラビリンス(1)聖剣のソードラビリンス(1)
この世には人智の及ばないものがある。“ソードラビリンス”と呼ばれるそれは、かつて栄華を誇った剣都シグルドに突き刺さる超巨大な古代遺物ー“聖剣グラム”の中に存在するダンジョン。聖剣でありながら魔物を生み出す迷宮の謎を解こうと、幾多の冒険者が挑み、消えていった。剣都に住む幼い少年アレクの父もまた、迷宮に消えた一人である。十年後、銀を操る“銀の鍛冶師”へと成長したアレクは、ダンジョンマスターだという不思議な少女・“剣の女王”セレスティアとの出会いを経て、彼女と共に迷宮へ足を踏み入れる。父捜しのその冒険が、さらなる災いを招くとも知らずに…。
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