著者 : 山貝エビス
デボネア・リアル・エステート3 傭兵は勇者となり、地上げ屋たちは浮遊城を堕とす。デボネア・リアル・エステート3 傭兵は勇者となり、地上げ屋たちは浮遊城を堕とす。
“完全な勝利者”。それは数年前に突如現れ、旗揚げ時より連戦無敗という超有名傭兵団だ。なぜ彼らが地上げ屋家業を!?新興チームにお株を奪われた形のデボネア達だったが、お伽噺と思われていた“原初の鎮守精霊”の話を聞き及び、俄然攻略すべく立ち上がるのだが、果たしてー。最強地上げ屋チーム、得物ゲットなるか!?
デボネア・リアル・エステート 2 お給仕をする傭兵と、健気に笑う兎姫(プリンセス)。デボネア・リアル・エステート 2 お給仕をする傭兵と、健気に笑う兎姫(プリンセス)。
「きゃあ!」馬乗りになった相手は一〇代半ばくらいの可愛い少女だった。しかし、その頭には兎のような真っ白い耳がぴょこんと揺れていた。「あの…あの…手が…胸…」「なん…うわ!なああぁぁぁあ!ごめんっ!」ルーウィンが迷いの森で出会った少女はなんと頭に兎耳が生えていた。行きがかり上、彼女の窮地を救おうとするルーウィンだったが、デボネアのご機嫌は急転直下。しかし、国ひとつがまるっと主不在で未開拓地状態で地鎮し放題!?と話を聞いて一計を案じることに!!地上げ屋エルフ×伝説の傭兵のバトル不動産屋。今回も元気に営業中!
デボネア・リアル・エステートデボネア・リアル・エステート
『下僕募集 年齢性別不問 あご あし まくら 恵んでやる』ボロボロの求人広告にはそう、書かれていた。伝説の傭兵“双剣の餓狼”と呼ばれたルーウィンだったが、今はとある事情で仕事も宿も金も、ない。わずかな望みをもって訪れたそこは、(見た目は)可愛いエルフの少女が営む不動産屋だったのだがー。可愛い地上げ屋×伝説の傭兵による最凶不動産屋がここに超爆誕!?
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