著者 : 岡崎純子
リースへのスパイ疑惑が晴れないまま、ヤソンへの復讐心をつのらせるカリンツ。探し求めていた仇に遭遇し、長年の悲願だった敵討ちを遂げるが、そこには想像していた達成感はなかった。ヤソンのスパイが別にいたことで、リースへの疑いは拭えたものの、お互いわだかまりを抱えてすれ違うふたり。そして、戦争という過酷な障害。ふたりの行く手には意外な真実と思いもよらない運命が待ち受けていた!?傑作RPG、小説版マグナカルタ、下巻完結編。
六百年前に新天地を求め移住してきた“人”と先住民族“ヤソン”との永きに渡る争いが続く中、人間とヤソンの戦いに終止符を打つべく、人間達はヤソンの本拠地へと大魔法を放つ準備を整えていた。紅の旋風の仲間達と作戦に参加したヤソンを憎む剣士カリンツは、戦いの最中、記憶を失ったリースと運命的な出会いをすることになる。数奇な運命が紡ぐふたりの行く末とは…?世界の行く末を決める戦いに果たして終りはあるのか!?愛と憎しみのRPGノベライズが上下巻で堂々登場。
14歳の誕生日、丹羽大助の身体にある異変が起きる。初恋の梨紗の事を強く思うと、『伝説の大怪盗』ダークに変身してしまうのだ。それは丹羽家に伝わるDNA(恋愛遺伝子)。好きな人と両思いになると元に戻れるという。一方ダークも、梨紗の双子の梨紅に一目ぼれしてしまうが、梨紅が好きなのが実は大助だったから、恋の四重奏は複雑になるばかりだった…。杉崎ゆきるの大人気コミック、ついに小説化。
呪いのティアラといわれる「雪の女王」を盗もうとした大助とダークだったが、日渡の罠によって初めて敗北してしまう。しかも「雪の女王」に魅いられたダークはティアラの中に取り込まれていく…。ダークを取り戻すために、大助はたった一人でティアラを盗む決心をし、予告状を出すが…!巻頭には杉崎ゆきる描き下ろしの人物紹介コミックを収録。大人気コミック『D・N・ANGEL』の、オリジナル小説第二弾。
大助は、梨紅とのデートで出くわした迷子の少女を送り届けるため、街の教会を訪ねる。そこで少女の兄、相模を見たダークが心の内から大助に警告する。教会に展示されている「触れた人の気持ちによって、光の色が変わる」という伝説の『硝子の靴』。それを彼も狙っている、というのだ。そしてその数日後、相模は教生として大助たちの学校に現れる。いったい彼の目的は…!?大人気コミックの小説版、第3弾。