著者 : 岡沢六十四
スェルとの出会いをきっかけに、これまで役立たずだと思っていたスキル『消滅』の強さに気づき、その応用術を身につけたエピク。村の窮地を救ったことで、彼の冒険者ランクは一気にF級からD級まで上がった。そしてヘリシナとリザベータから勧められ、エピクはさらなる昇級を認めてもらうため、スェルとともに王都へ向かうことにする。 しかし、ふたりが長い馬車旅を経て辿り着いた王都では、冒険者ギルドの理事たちが謎の呪いに苦しんでいた。解呪剤の調合に必要なのは、伝説のエンシェントドラゴンの生き血。ギルド理事は生き血を持ち帰るクエストをエピクに課し、無事クリアできた暁にはS級冒険者として認定することを約束する。 前代未聞の飛び級クエストに挑むエピクの新たなる冒険がはじまる!!
15歳の少年エピクはひとりで活動するF級冒険者。 エピクの持つスキル『消滅』は、対象をなんでも消し去ってしまう最強スキルだが、魔物を倒すことはできても討伐証明できる素材が残らない。そのためエピクはスキルの詳細を隠して薬草採取クエストばかりを受注していた。 そんなある日、実力不足を理由にエピクは冒険者ギルドを追放されてしまう。自身の無能さを嘆くエピクだったが、路頭に迷う中で彼は薬草摘みの少女スェルと出会う。薬師協会長の娘だった彼女はエピクに一つの提案をしたーー。 「エピクさん、ここで一緒に働いてください!」 新しい環境で生活の基盤を整えたエピクは、自分のスキルと向き合うことを決意する。スキル『消滅』の応用術を身につけ、エピクの最強冒険者への物語が今始まる。 プロローグ 役立たずの最強スキル 一章 冒険者ギルドを出禁になる 二章 エピクの薬師協会での日々 三章 ギルド崩壊 四章 追いつめられたギルドマスター エピローグ 英雄になった少年 特別編 エピクの修行
勇者として異世界へと召喚された青年・糸波紀男は、異世界人が必ず持つというスキルを所持していなかった。役立たずと判断され、未開の土地へと追放されてしまった紀男。しかし、実は『至高の担い手』という、スキルより上位の“ギフト”と呼ばれる特殊な力を得ていた!異世界らしさを求めてキダンと名を改めると、手にしたモノの潜在能力を極限以上に引き出すという『至高の担い手』の能力を使い、辺境の土地を開拓しながら悠々自適な生活を送ることを決意する。小屋を建てたり、畑を耕したり、のんびりとした異世界ライフを満喫するキダンだったが、ある時、海辺で釣りをしていたところ、人魚の美少女が釣れてしまう!プラティと名乗った人魚は、釣り上げられたことを理由にキダンへの嫁入りを宣言!?しかし、プラティにはある秘密があってー?未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、始まります!
世界創世の暗黒神が人に転生した姿である、クロミヤ=ハイネ。彼は光の美少女勇者・カレンにひと目惚れされ、ついに光騎士に昇格。さらに光の女神ヨリシロにも想いを寄せられ、火の勇者ミラクも加わって大忙しの中、なんと3人目の水の美少女勇者・シルティスが現れた!?でも彼女は、水の勇者である傍らアイドル業をもこなす、ちょっとユニークな女の子で…?今度は暗黒神が、水の都で勇者をプロデュース!?狡猾なる水の神をぶちのめせ!!「小説家になろう」発痛快・神話冒険譚第二弾!
世界を作った偉大な神の一柱・暗黒神エントロピー。長き封印から目覚めた彼は人を愛するあまり、自ら望んで人間・クロミヤ=ハイネとして転生する。その後、ハイネは光の勇者カレン、火の勇者ミラクらと出会うが、うっかり神の力で人を救ったことから、カレンは彼の優しさにベタ惚れ。光の教団に力を貸すことになったハイネは、やがて世界を支配する傲慢な悪神たちと対立。ついには闇の力を縦横無尽に振るい、美少女勇者らと世直しに奔走することに!元・暗黒神が光の勇者に惚れられて始まる、痛快・世直しファンタジー!!