著者 : 川上亮
対馬瞳、湯川久美子、橘有希、白瀬さくら。4人の少女は、目覚めると両手首を手錠でつながれた状態で、見覚えのないバスルームに閉じ込められていた。残された瞳のスマートフォンは圏外。それでも、何とか繋がったWi-Fiを使い、SNSでネット上にいる匿名の人々に助けを求める。次々と集まる情報に喜びの声を上げる4人。だが、ネットに潜む「闇」は少しずつ、彼女らの希望を絶望に塗り潰しーそして衝撃の真相へと誘っていく…。Web公開直後から大反響を呼んだ監禁サスペンスが待望の書籍化!
巨人の襲来によって孤立化したクィンタ区。駐屯兵団の団長代理としてリタは、街の秩序を守るため恐ろしい処刑を作り出した。規律を破った者を街の広場で“生きたまま巨人に喰わせる”。たとえそれが友であり、リタの肉親であってもー。彼女の幼なじみのマティアスは彼女の暴走を食い止めるべく抵抗組織を結成しリタに接触を図るが、もはや「女王」のごとく君臨するリタにとってマティアスは恨むべき対象でしかなかった…。人類の最大の敵『巨人』の惨劇を描く公式外伝第2弾完結編!
何不自由なく育った商会の息子・マティアス。そしてその家に出入りする薬屋の娘・リタ。二人は幼くして出逢い、それぞれの夢を語り合い、大きくなるその日を夢見て月日は流れたー。しかし当たり前に来るはずの未来は、巨人たちの襲撃によって破られた。ウォール・マリアが突破され、マティアスたちの住むクィンタ区にも巨人が出現、本国との物流が遮断されたクィンタ区住民は暴徒化する。駐屯兵団に入団したリタはそんな大混乱に陥った街の治安を維持しようと奮闘。一方、マティアスはリタと再会するため盗賊団と手を組むが…。人類の最大の敵『巨人』に襲われた惨劇を描く小説版公式外伝第2弾!
はじめての『学級裁判』が終わった。疲労の極みにある“超高校級の幸運”苗木誠ら希望ヶ峰学園の生徒たちへ、モノクマは容赦ない言葉を浴びせかける。『…人が人を裁く責任は重いんだ!ちゃんと自覚しろよなっ!』そして学園内の探索を進める苗木たちは、新たな手がかりを発見するのだがー。さらに加速する絶望に満ちた学園生活の果てに、希望はあるのかー今、新たな事件の幕が上がる!
戦慄のサイコポップ・アニメの公式ノベライズ登場!超高校級の学生が集う伝説の学校「私立希望ケ峰学園」に入学した『超高校級の幸運』苗木誠は、玄関ホールに入った瞬間気を失ってしまう。目覚めた彼を待っていたのは、全ての出口が封鎖され密室化した校舎、14人の超高校級の生徒、そして学園長と称するぬいぐるみ・モノクマだったー「皆さんは一生ここで暮らしていただきます。学園から卒業したければ、仲間を殺してください!うぷぷ」…絶望の学級裁判、開廷!
「馬鹿圭太!」「だれが馬鹿だっ!」仲間とののしりあう、そんな日常。雑多な文化が溢れる港町で、おれは探偵事務所の社長(失踪した恋人の兄貴)に拾われ、ヌルい毎日を過ごしていた。ある日、大量の銃の買付情報を耳にしたおれは、相棒のシンと共に取引現場へと赴く。一攫千金のチャンスと思いきや、現れた三人組は銃の暴発であっけなく死亡。調査の末、おれはアジア系犯罪組織の関与を突きとめる。その一方で、仲間との日常は確実に揺らぎ始めていた…。