著者 : 川上稔
ーこれはちょっと想定外ですの。ついに始まった小田原征伐。戦前会議を経て、北条、羽柴、毛利、最上、上杉、滝川、伊達、武蔵ー全勢力入り乱れた“総合相対戦”形式を取ることになった。歴史再現の行く末を世界各国が見守る中、武蔵が毛利代表である人狼女王への刺客として送り出した人物は、誰もが想定すらしていなかったあの人物だった!?どいつもこいつも主張重視のバトルロイヤルが温泉街でついに始まる一方、六護式仏蘭西では真性全裸が光り出す。各国が本能寺の変とその先の未来を見据え動き始めた初の大規模歴史再現。その戦いに勝利するのは?そしてノリキと氏直の因縁はー?第六話、終盤戦!
『羽柴勢への宣戦布告と見受けますが、宜しいでしょうか?』 関東の地で行われる毛利の備中高松城戦と北条の小田原征伐。ついに対決するM.H.R.R./羽柴と欧州覇王・六護式仏蘭西/毛利ーー二つの決戦と歴史再現を前に、毛利と北条との戦前会議に臨んだトーリ達。 各陣営の勝利とその先を見据えた策謀ーー六護式仏蘭西〈エグザゴン・フランセーズ〉がぶち上げた思わぬ野望に、会議は大きく荒れる。 しかし、武蔵副会長・正純の機転によって、二つの歴史再現、そして関ヶ原の合戦への展望が見えたかと思えたその時、羽柴陣営の大谷・吉継が現れーー。 六護式仏蘭西、北条、そして武蔵は、この“望まぬ来客”に対し、どのように対応していくのか?
歴史再現の名のもと巴里の水攻めを敢行しようとする羽柴勢。 それに対し六護式仏蘭西〈エグザゴン・フランセーズ〉は旗艦・狩猟館〈パンション・ヴェルサイユ〉率いる大艦隊を北条と合流させ、関東の地で毛利の備中高松城戦と北条の小田原征伐という二つの歴史再現を同時に行うという奇策に打って出た。 K.P.A.Italiaに代わり事実上の聖連代表となったM.H.R.R./羽柴と、欧州覇王・六護式仏蘭西/毛利ーー二大勢力の争いの行方は? その一方で、トーリ達武蔵勢は“移動教室”最終日に行う毛利と北条との戦前会議のため、自分達の方針などを確認していくーー。
「俺、何かに対して本気になれるのかな?」何事にも本気になりきれない高校生の高村・昴。そんな彼は一人のゲーマーに出会い、“己の本質”と真剣に向き合うことになる。将来の進路を考え決めていく友人や幼馴染み。変わっていく周囲との人間関係の中で、彼の答えはどこにあるのかー。「-敢えて問いますが、君は、ゲームが好きですか」。異色の青春“ゲーマー”小説。
毛利領へ侵攻した羽柴勢に対し、武神を主体にした新たな戦術で六護式仏蘭西〈エグザゴン・フランセーズ〉が反撃を開始した。 歴史のターニングポイントとなる織田・信長自害の“本能寺の変”へ向けて、世界は徐々に向かい始める。 一方、関東では、武蔵を強襲した北条勢を逆手にとって、武蔵は滝川・一益と北条による“神流川の戦い”の歴史再現を遂行したが、武蔵は校則法で定められた夏休みを目前に控え、遅れていた行事もこなさなければならず、更には真田の偉い人が……。 羽柴vs.六護式仏蘭西、武蔵vs.滝川。新たな歴史再現へ向けて動き出した各国の行方は!?
ーー状況は静から動へ。関東、近圏の諸国が武蔵とP.A.Odaを天秤に掛け、遂に戦端が開かれた……! 奥州三国の支持を得て、柴田勢を退けた武蔵。生徒会副会長の正純は、信長死後の歴史再現の鍵を握る北条に働き掛け、羽柴にプレッシャーを与えようと画策するが、その矢先、羽柴勢が毛利領内に侵攻したとの一報が届く! 毛利領を治める六護式仏蘭西〈エグザゴン・フランセーズ〉の迎撃は。そして連動して動き出す関東勢力の群雄に、武蔵もその一員として相対する。
伊達、最上、上越露西亜へ外交官として赴いた武蔵アリアダスト教導院のメンバー達。だがそれを牽制するため、羽柴・秀次率いる戦闘外交艦“聚楽第”を戦闘に羽柴勢が水戸領地に対し戦闘を開始。 一方、武蔵では、生徒会と総長連合に対し、平和を求めて大久保。忠隣を代表とする委員長連が蜂起し、内部に潜入した伊佐、穴山ら真田十勇士は、艦の破壊工作の準備を進めていた。 まさに内憂外患の武蔵は、この状況を打開し、東北・上越への活路を開くことができるのか!?
奥州上越関東の安定化のための外交作戦として、里見生徒会長を招き入れ、列強三国へ外交官を派遣することを決定した武蔵。 その結果、最上家へ里見義康とアデーレが、上越露西亜の上杉家にトーリ、ホライゾン、メアリ、点蔵、ミトツダイラが、伊達家には鈴とウルキアガが外交官として赴くこととなった。 だがその一方、武蔵内部に潜入した伊佐、穴山たち真田十勇士は密かに活動を始め、更には武蔵の眼下、水戸領地に対し羽柴勢が戦闘を開始。事態は急速に動き出す!
武田との歴史再現のため三方ヶ原の戦いに臨んだ武蔵。だが、強引な解釈による羽柴の登場により初めての敗北を喫してしまった。そして今、武蔵は関東IZUMOの巨大な浮きドック“有明”で大改修を受けていた。 そんななか、関東の北に存在する奥州列強ーー伊達、最上、上越露西亜との協働について、武蔵は模索を始める。しかし、各勢力もそれに対し動き始め……。 様々な過去と思惑を秘めた奥州列強と、はたして武蔵はどのように向き合っていくのかーー!?
M.H.R.R.が仕掛けた、K.P.A.Italiaの厳島上空での竜脈炉爆発を合図とするように、遂に三十年戦争における最悪の敗戦を生む歴史再現“マクデブルクの掠奪”が始まった。そんな中、トーリ達はマクデブルク郊外にある、M.H.R.R.の総長ルドルフ二世が幽閉された鋼鉄の塔へと向かう。六護式仏蘭西、そしてM.H.R.R.の旧派と改派、P.A.Oda、オッパイカーチャンと貧乳娘とか、全ての思惑はどこへ向かうのか?その中で武蔵が取る選択とは!?中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げられる学園ファンタジー第3話、完結。
仏蘭西領のIZUMOにて動き出した各国と個人の複雑な関係。その中で武蔵が取る選択とは?そして彼らが向かう先に、それぞれ待っているものとは?六護式仏蘭西との戦闘がIZUMO上で展開する中、欧州覇者となるルイ・エクシヴや、その妻、毛利・輝元の参戦を経て、ついにはミトツダイラの母である巨乳の人狼女王までが戦闘に参加してカーチャン無双の時代がここに…!この戦闘を経て、一体、誰が何処に向かうのか。中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げる学園ファンタジー第6巻。
英国のアルマダ海戦で西班牙・無敵艦隊との戦闘により中破した航空都市艦・武蔵。その修復のため、トーリ達は仏蘭西領の浮上島にあるIZUMOへと向かう。だが、そこで待っていたのは、世界征服の方針を左右する出来事だった!果たして、仏蘭西領で武蔵に迫る選択と脅威とは!?AHEADシリーズ『終わりのクロニクル』と都市シリーズの間の時代を描く壮大な物語“GENESIS”シリーズ。中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げる学園ファンタジー第三幕、ついにスタート。
英国へと到着した航空都市艦・武蔵。そして、来るべきアルマダ海戦の歴史再現に先駆け行動を開始した三征西班牙〈トレス・エスパニア〉。 三カ国の駆け引きと思惑が蠢くなか、いよいよ英国と武蔵による合同学園祭が始まった……。 はたして、武蔵・教導院のメンバーの前に現れた英国“女王の盾符”〈トランプ〉たちとの戦いの行方は? “重双血塗れ”〈ダブルブラッディ〉メアリの処刑は? 世界征服のためにホライゾンとデートするトーリの決断と正気は? ……あとまあ、点蔵の地味な運命は!? それぞれの想いが交錯するなか、ついにアルマダ海戦の歴史再現が始まる!
重奏世界の末世救済の鍵となる9つの大罪兵器のひとつを身に宿した少女・ホライゾン。彼女を聖譜連合から奪還した航空都市艦“武蔵”の総長トーリ達は、二番目の大罪兵器の譲渡を請うため日本海上空に浮かぶ島・英国へと向かう。しかし同時に、大内家と融合し西中国地方を支配する三征西班牙も、来るべきアルマダ海戦の歴史再現に先駆け、行動を開始していた…。中世の日本と各国が同居する学園ファンタジー世界“極東”を舞台に繰り広げられる壮大な「GENESIS」シリーズ、第二話スタート。
世界の運命を巡り、各国の“教導院”が動き出した。敵は世界列強。八大竜王。さらに巻き起こる武蔵内の内紛。 しかし、様々な人々の思惑と決意をよそに、バカはいつでもここにいる。 「--俺のせいで奪われたオマエの全てを、俺が取り戻してやる!!」 “自害”のタイムリミットが刻一刻と迫るなか、はたして、トーリはホライゾンを救うことができるのか!? そして、武蔵の運命はどこへ向かっていくのか!?
各国により分割統治された中世の神州・日本。その上空を8隻からなる都市艦“武蔵”が航行していくー。遥か遠い未来。“重奏統合争乱”を経て、人類の命運を懸けた“聖譜”をもとに歴史の再現を行う国々。そして、さまざまな思惑と決意を胸に、未来を切り拓こうとする人々。重なり合う中世の世界を舞台に、学生達による学園国家間の抗争が始まろうとしていた!AHEADシリーズ『終わりのクロニクル』と都市シリーズの間の時代を描く、壮大な物語“GENESIS”シリーズ、遂にスタート。
2nd-Gの概念下で命刻の攻撃を受け、危篤状態に陥った新庄…。一方、その命刻は詩乃を抱え、かつてTop-Gで新庄の両親が作り上げた、概念創造機械ノア=バベルへと向かった。そして、マイナス概念の活性化により、全てが喪われる運命の日ー。佐山たち全竜交渉部隊は、己の全ての力と想いを込め、最後の戦闘を開始する!果たして、彼らは滅亡の危機から世界を救うことができるのか!?全竜交渉は、未来への道を拓くことができるのか!?オールキャストが揃い、「終わりのクロニクル」、遂に感動の完結。
佐山と新庄は、祖父の代に交わされた4th-Gとの「約束」を無事果たそうとするが、はたして4th-Gが秘めていた「約束」の真意とは何なのか!?その一方で、ある書類により思わぬ方向に動きだした5th-Gとの全竜交渉の行方は!?植物の世界4th-Gと、機竜の支配する世界5th-G。かつて佐山の姓を持つ者と4th-Gが交わした約束は全竜交渉に新たな答えと謎を与え、5th-Gは一つの決着を求めようとする。それぞれが過去の想いを秘め、2つの世界を相手にした全竜交渉が、ここに完結する!大好評AHEADシリーズ、第9弾。