著者 : 川元利浩
依頼を受けたら、お金持ちの屋敷から六畳一間の安アパートまで、どこでも住み込みでご主人さまに仕えるメイド、風間萌美。彼女は“ちょっぴりタレ目”が人懐っこそうで愛らしく、スタイルも抜群。メイドとして仕事をする時は、超ミニのエプロンドレスと真っ白いレース飾りのホワイトプリムで、まさに“メイドさんルック”と呼ぶのにふさわしい。普段は“ほわぁ”としたテンポで喋り、軽くボケた感じの優しい表情をしている萌美だが、彼女のメイド服の色が変わる時、もう一つの素顔が明らかになるー!?出海まこと&川元利浩のゴールデン・コンビで贈る、一話完結の短編連作。
アナベル・ガトー少佐はコンペイ島で挙行される地球連邦軍観艦式を強襲すべく、ガンダム2号機を出撃させた。コウたちはコンペイ島に駆けつけたが、時すでに遅く連邦艦隊はほぼ壊滅状態となっていた。「これが“星の屑”……」だがデラーズの本当の目的は、これだけではなかった!
ジオン残党軍の指導者エギーユ・デラーズは、ガンダム2号機を背に地球連邦政府への宣戦布告を行った。一方、その2号機を追う連邦艦アルビオンのクルーたちはガンダム1号機修理のため月面都市フォン・ブラウンにいた。パイロットとしての自信を失ったコウは、そこでケリィ・レズナーという隻腕のジャンク屋と出会う。かつてジオンのパイロットだったというケリィのもとで、しばしの時を過ごすコウだったが……。
宇宙世紀0083。ジオンとの戦争終結から3年が経ち、コウ・ウラキ少尉はオーストラリアの連邦軍トリントン基地にMSパイロットとして配属されていた。そんなある日、テスト用に搬送されていた最新型ガンダム2機のうち1機が、彼の目の前で盗まれてしまう。しかもその機体には核弾頭が装填されていた! 残されたもう1機で後を追うコウだったが……。