著者 : 後藤リウ
キアルとティファトは、聖王国で数百年ぶりに竜を呼び出すという奇跡を起こした。だが殯衆の危機的状況を知って急きょ、故郷へ戻ることになる。「夢見が夢を見られなくなった!?」一族の長老たちが集まるなか、原因はキアルが戒律を破ったことにあると責められてしまい…。真相を突き止めるため、キアルとティファト、そしてハイリルの三人は、最後の旅に出るー!
キアルは“殯ノ夢見”。死者の最期のメッセージを受けとって遺族に伝えるのが仕事だ。兄と慕うハイリルが殺人の罪に問われて姿を消してしまい、キアルは東の街ジェマンを目指してふたたび旅に出る。ハイリルを捜す道中でスリヤという謎の美少女に出会い、彼女の正体を知らぬまま行動をともにすることに。突然の襲撃を受けてひとり攫われてしまったキアルは、聖王国の運命を揺るがす事態に巻き込まれー!?
キアルは、“殯ノ夢見”。死者のメッセージを受けとって遺族に伝えるのが仕事だ。家族は師である父オルムだけ。血の繋がりはないが、深い絆で結ばれていた。だが夢見の最中、父は伝説の“夢魔”に襲われて命を落としてしまう。夢魔は人々に悪夢をまき散らし、街を荒廃させ、この世に破壊をもたらすもの。キアルは失意のなか、かつて父の愛弟子であったハイリルと再会し、夢魔追討の旅に出るのだがー!?
プラントとロゴスの戦いは、宇宙に舞台を移し、ジブリールはついに恐るべき大量破壊兵器でプラント攻撃を敢行する! 世界の終わりを目前にキラは、アスランは、そしてシンは、それぞれの思いを胸に宇宙を翔る!!
戦火を拡大させる脅威としてアークエンジェルを討て──ついに下されたミネルバへの特命。ステラをフリーダムに奪われたシンの瞳が赫く燃える! その怒り、すべてを灼き尽くすまで鎮まらぬ運命なのか!!
激化する戦争を終わらせるべく、ついに参戦したアークエンジェル。それによってミネルバは、思わぬ犠牲者を出した。一方、敵とは知らずに心を通わせたシンとステラだったが、戦争という現実が二人を引き裂いていく…
再び戦乱の渦に呑まれた世界。地球連合軍の圧制に抵抗するレジスタンスたちを支援するためミネルバは、ユーラシア西部を目指す。一方、ザフトに復隊したアスランはミネルバに合流するためオーブを目指すが──。
C.E.73──ザフト・地球連合の戦いが停戦して二年。プラントで開発中だった三機の新型ガンダムが奪取された! 新造艦ミネルバは、強奪犯追討のために出航するが、これは新たなる戦乱への幕開けにしか過ぎなか
亡きウズミの遺志を継ぎ、宇宙へ飛び立ったキラたちにクルーゼ隊と地球軍の追撃が迫る。三つ巴の火線が交錯するなか、宿敵同士が相まみえるとき、封印されし扉がついに開かれる……。物語はいよいよ最終局面へ!
ストライク爆散──! キラを失ったアークエンジェルは、多大な犠牲を払いながらもついに地球連合軍統合司令部へとたどり着く。だが、そこでマリューたちクルーを待っていたものは、さらに苛酷な道であった……!!
クルーゼ隊の追撃を振り切り、地球へと降下したアークエンジェル。だが予定していたポイントを大きく外れ、敵の勢力圏内真っ只中へと降り立ったキラたちの前に、新たなる難敵ザフトの名将”砂漠の虎”が立ち塞がる!
C.E.70、ザフトと地球軍の戦端が開かれ11ヶ月。戦況を打破すべく地球軍が開発した新型MSを狙うザフトの奪取作戦に巻き込まれたキラ・ヤマト。彼が新型機X-105ストライクに乗り込んだとき、運命は急加