著者 : 御堂ユラギ
過去に囚われた者たち。 昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。 そんな俺と三条寺先生の身に覚えのない淫行の証拠写真が届き、学校で聞き取り調査を受けることに! 俺の鋭い洞察力によって疑いはすぐ晴れたものの、写真を送ってきた犯人はわからない。 見えない悪意に憔悴していく三条寺先生だったがーー 「私も忘れつつありました。もう一人の当事者だった彼のことを」 全ては俺もすっかり忘れていた因縁から始まっていた! かつて救われなかった者の悪意と向き合った時、彼女の出す答えとは……? 傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第6巻!
妹キャラは突然に。 昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。 そんな俺を頼って、異母妹・祇京ちゃんがはるばる京都から訪ねてきた。 「毒親」から逃げてきたという祇京ちゃんを九重家に匿った俺は、彼女を助けようと考えるがーー 「アンタ自身が理不尽と戦わなくちゃ、先へは進めない」 悠璃さんや同じ妹枠の灯織ちゃんの言葉を受け、彼女も変化を見せるのだった。 一方、灯凪や汐里はいつの間にか自身の進む道を見据え始めていた。 俺としては喜ばしい一方で、置いていかれたような寂しさもあり……? 傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第5巻!
お隣のお姉さんと、ひと夏の再挑戦。 昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。 夏休み真っ只中、俺の前に不審人物(自称父親)が現れた! 俺を引き取りたいという彼に怒り心頭の母さん。 一方、お隣の氷見山さんは元婚約者からやり直そうと迫られていた。 うわっ……俺の周り、ドロドロし過ぎ!? なんて思っていたらーー 「もう一度だけチャンスをくれる?」 新たな一歩を踏み出そうとする氷見山さんに俺も協力することに。 さらに家族旅行に妖怪との遭遇に夏祭りと、混沌の夏休みはまだまだ続きそうで……!? 傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第4巻!
夏模様、姉模様。 昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。 冴えわたる女難によって発生した停学騒動も解決し、その中で俺は周りの人達から向けられる好意に気付くことができた。 まだ自分の好意はよくわからない俺だけどーー 「私の役目は終わったのね。……もうあの子には必要ない」 最近姉さんの様子がいつもと違う方向でおかしい気がする……。 そして迎える夏! 部活に汗を流したりナイトプールや海水浴に行ったり脱衣麻雀したりするこの季節、俺の周りの騒動の種は尽きないようで……!? 傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が歩み出した勘違いラブコメディ、第3巻!
手遅れからの、最初の一歩。 昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。 幼馴染の灯凪にまつわる事件は落ち着いたけれど、女子大生に合コンへ連れていかれたり、クラスごとカンニングの嫌疑をかけられたりとトラブルに事欠かない。 家でも母さんの様子はおかしいし、お隣の氷見山さんには部屋に連れ込まれるしでーー 「私ね、貴方のママからやり直したいの」 「良かったら私のことお母さんって呼んでみてくれない?」 何故か母性が溢れて暴走している……!? 傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達による勘違いラブコメディ、待望の第2巻!
このラブコメ、みんな手遅れ。 俺、九重雪兎は女運が悪い。 昔から何かとトラブルに巻き込まれ、母親には疎まれ、姉には嫌われ、両想いだと思っていた幼馴染には告白前にフラれ、傷心中に嘘告される始末。 すっかり感情がぶっ壊れて色々と手遅れなんだけどーー 「私が悪いの……全部私がーー」 「ごめんなさいユキ! アレはそんなじゃなくてーー」 何故か俺にトラウマを与えた女性達がチラチラこっちを見てる気がする……。 これは傷つきすぎて好意を受け止められなくなった少年と、そんな彼を傷つけてしまった女性達による、手遅れから始まる全く始まらない勘違いラブコメディ!