著者 : 志麻友紀
大公家の存在意義ーーそれは千年前、世界を暗黒に陥れた魔王の復活を阻むためだった。美しき少年大公アンドレアは復活した魔王を倒すため、バトラーズとともに最後の戦いへと臨むが!? 大人気シリーズ、ついに完結
「月の王女」であるツキを守るため、イサとサガが加わった一行は猛吹雪の雪山へと辿り着く。そこへ、黄豹の獣人たちの襲撃が!苦戦するツキたちだったが、黒豹と雪豹の男女に助けられ、彼らの砦に滞在することに。ようやくほっとしたのも束の間、ツキの心にはもやもやしたものが…義理の兄・リョウの様子がどこかおかしいのだ。一方、リョウは自分の中にあるツキへの“独占欲”に戸惑いを覚えていたーこれは、弟へ抱く感情なのか?奇跡を起こすのは、愛か裏切りか。大人気シリーズ第3弾。
世界を暗黒に包んだ魔王が今、甦ろうとしているーーアンドレアの口から衝撃の真実が語られ、病弱可憐な美少年大公アンドレアとバトラーズは東方へと旅立つことに!! クライマックス直前、華麗なる王宮事件簿第6弾
ライガとティーガを仲間に加え、旅を続けるツキとリョウ。「月の王女」を狙う追っ手から逃れ、森へ入った一行は、たくさんの獣たちを虐殺した密猟者集団と遭遇する!怒りに我を忘れたツキが暴走し、ライガとティーガが追いかけるが、突然熊の獣人が現れ、襲ってきて…!?一方、その場に留まり、ヒトの身では彼らに追いつけない自分を歯がゆく思うリョウは、人型になれない一角獣の獣人・イサと出会うが…?賢者の目覚め、退化の病、忍び寄る破滅の気配ー新たな“月”の伝説を導く第2弾。
“いずれ復活する「月の王女」を手に入れた者が、世界の王となる”…預言を巡り、ヒトと獣人がいがみ合う世界。血が繋がらない兄弟であるリョウとツキは、東に向かい旅をしていたー新月の晩にだけ、なぜか“妹”になってしまうツキを守りながら。立ち寄った砂漠の街で、獅子族と虎族のいざこざに巻き込まれた二人は、ツキを狙う輩の手によって引き離されてしまう!何とかリョウのもとに戻ろうとするツキに、早すぎる“目覚め”が…!?巡る月と共に、かけがえない“兄弟”の絆の旅が始まる。
王国で唯一、王を任命できる“大公”。しかし、アンドレアが王冠を授けた幼い女王クリスティーナが偽王だと反乱が起こる。糾弾の声は、アンドレアにも降りかかりーー美しき病弱大公と、執事たちの王宮事件簿第四弾!
体調が優れないアンドレアの療養のため、悪友のヒューと、五人のバトラーズたちは湖畔の別荘へと訪れる。しかし、そこでフットマン・エスターが湖の精霊に体を乗っ取られてしまいーー!? シリーズ待望の第三弾!!
聖エディス王国に伝わる四つの「怪談」。その全てが起きると、王朝が滅びるという。建国九九九年祭の最中に鐘なし塔の鐘が鳴り響き、それから次々と怪異が起こる。陰謀の気配を感じ、調査を開始したアンドレアだが!
エディス大公家の若き当主・アンドレア。可憐な美貌と威厳を併せ持つアンディだけど、生まれつき体が弱い彼に、執事たちと親友のヒューはいつも心配顔。そんなとき、彼の領地で若い女性を狙った怪事件が頻発して!?