著者 : 恵比須清司
「ひ、人の彼氏にベタベタしてんじゃないわよ!」 俺の推しである超人気VTuber・堕天院マリエルで、実は幼馴染だった西園寺芹香からの爆弾発言。 俺にガチ恋してるという同期のVTuber・九印ラミアを諦めさせるためらしいのだが……。最終的にマリエルとラミアは、ゲームの大会で俺の彼女の座を賭けて、勝負することに! さらには推しアイドルと推しコスプレイヤーからもーー 「実は、その……。わ、私の彼氏になってくれませんか……?」 「……こ、恋人。サナの、恋人になってほしい……!」 告白をされ!? 推したちの距離、近すぎない?
「ケイのゲーム実況! 本当に私、大好きなんですよ!」 誰もが知るトップアイドルグループのメンバーで、俺の推しでもある『ゆき』こと雪菜のぞみ。彼女の推しは、まさかの俺!? 配信番組でのゆきの推し発言で、登録者数一桁のゲーム配信者だった俺はバズらされ! さらにゆきは俺がクラスメートだという事を知って、普段のクールな様子から一変して限界化!? 「目の前に本物のケーくんがいるとか最高すぎる……!」 それだけに留まらず超人気VTuber(実は幼馴染)や、活動休止中だった伝説のコスプレイヤー(実は妹)も『俺の事を好き』と公言し始め……。推しから逆に推されまくるラブコメ!
男子バスケ部に所属する高校生・如月直輝の最近の悩みは、美少女すぎる後輩女子マネージャーからの意味深な視線。「ま、マネージャーとしての務めですから!」と言いつつ、なぜか居残り個人練習に付き合ってくれたり、風邪をひいたらお見舞いに来てくれたり、やたら特別扱いされてるようなー。「先輩、ストレッチお手伝いしますよ」って、む、胸が当たってますけど!?「今度のお休み、みんなには内緒で備品の買い出しに付き合ってくれませんか?」わ、わざわざ二人きりで!?「(うぅ…素直にデートに誘えたらいいんですが…)」健気な彼女の内心丸わかり、イチャデレ青春部活ラブコメ!!
「鳴瀬くん、もっとギュッとしてもいいかな?」比奈森さんが甘えるように俺に抱き着いてくる。優しくて、飾らない美少女でー「次、鳴瀬くんの台詞だよ?」俺の彼女役、正確には“派遣カップル”というアルバイトの相方だ。仕事内容は街のデートスポットで仲良しカップルを演じる、いわゆるサクラ。だから俺たちはあちこちで手を繋いだりハグしたり、とにかくイチャつくわけだけど…。「彼氏役を鳴瀬くんにお願いできてよかった」「はい、あーん」「鳴瀬くん。キス、しよっか」-これって、本当にぜんぶ演技だよな?甘くてちょっぴりもどかしい演距離ラブコメ、上演開始!!
「「なんでこんな運命のイタズラが起こるのーっ!!」」月城家での暮らしにも、二人の妹である菫と椛の喧嘩を仲裁する日々にも慣れてきた頃。二人の従姉妹を紹介してもらうことになった俺は、そこで昔のクラスメイト・葉山さんと再会する。しかも彼女が俺の大好きなプロゲーマーMISAKIの正体だったなんて、こんな偶然ってあるんだな!「…ほんと、う、運命だよね」って、菫も椛も何か様子がおかしくないか?何か妙に息が合ってるというか…ま、いいことだけどな!一人の兄を巡る妹たちの戦いの日々は、強力ライバル登場でまさかの停戦&共闘へ!?兄妹ホームラブコメディ、第2弾!!
「私は…お兄ちゃんのことが、好き、です」涼花から想定外の告白を受け、俺は頭が真っ白に。だって…兄妹だぞ!?けれど涼花が本心を曝け出してくれた以上、俺も俺の気持ちを正直に打ち明けるしかない!そして、ついに俺たちはー。やがて、十二月の二十六日。涼花の誕生日に俺たちは両想いになってから初めてのデートに出かける。涼花が卒業した中学校、思い出の遊園地、そして一年ぶりのホテルのレストラン。これまでの二人の思い出をなぞるような幸せな一日の最後「私の取材はこれで終わりですから」再び衝撃の告白がーって、おいおい涼花、永遠野誓の作品が終わるってマジか…!?
かつて兄妹同然に育った月城家の姉妹、菫と椛。家庭の事情で月城家に引き取られることになった俺は、久しぶりに再会した二人の妹たちに温かく迎えられ、理想の家族を目指すーはずだった。ところが、俺を待っていたのは姉妹の喧嘩を仲裁する日々で…!?「お兄さんはストッキング派です」「いやお兄ちゃんはニーソの方が好きだよ!」ってお前ら、頼むからそんなことで喧嘩するなよ!!気持ちは嬉しいけどな!?一人の兄を巡って繰り広げられる、妹たちによる絶対に負けられない戦いの日々を描いたホームラブコメディ、スタート!
長年の夢だった、ラノベ大賞受賞。けれど、永遠野誓を存続させるために辞退を決めた俺に「私、怒ってます」何故か涼花は怒り心頭。まさか代理人を始める前のギクシャクした関係に逆戻り!?「だけど、取材はいつも通り行います」って、いやいやこんな状況でイチャイチャなんか出来るか!!舞やWピース先生たちに相談しても「私を押し倒してくだサイ!」とかで全く参考になる気がしないし、一体どうしたら…?とうとう涼花に謝って、直接怒りの原因を尋ねた俺は「昔話をしてください」どうしてか、涼花と兄妹の思い出話をすることに。なぁ、俺たちの過去に何があるっていうんだ?
「お兄ちゃんには妹モノの何たるかをしっかり教え込んであげます!」妹モノを書くと決めたものの、肝心の内容が決まらず苦戦する俺。しかも篠崎さんからは永遠野誓の作品にそろそろ「兄が妹を意識する」展開が欲しいと言われ、意気込む涼花と人生で一番ハードなイチャイチャ取材に突入する…!?そんな折「先生の気になる人というのは、私達の中にいるのではないデショうか!?」突然俺に持ち上がった「気になる女の子がいる」疑惑は、舞やWピース先生、水無月さんに神坂姉妹たちとの調査という名の文化祭デートに発展してーって、だから俺に「気になる女の子」なんて本当にいないんだって!!
「し、します!結婚します!」-って、落ち着け涼花!結婚ってのはあくまでゲームの中のシステムであってだな!?人気ラノベ作家・永遠野誓の日常は、ネトゲで妹とカップルプレイを取材したり、担当編集のキワどいインタビューに答えたり、とにかく過激でハード!おまけに舞やWピース先生も混ざってギャルゲーをプレイしたり…そのうえスポーツジムでもホワイトデーでもイチャイチャ取材って…涼花、お前の創作活動の原動力って一体何なんだ?不器用な兄妹がラノベで繋がるちょっと前のある日を描いた、書き下ろしエピソード収録の短編集第2弾!!
「こ、このイチャイチャ体験が、永遠野誓流の取材です!」永遠野誓に憧れる涼花の後輩・万里小路寧々さんにラノベを教えることになった俺たち。でも俺と涼花が伝えられることなんてー「これがナデナデ。これが恋人繋ぎ。え?『ぽっきーげーむ』ってなんですか、お兄ちゃん?」ラブコメ指導しかないよな、わかってたよ!しかも舞&Wピース先生のラッキースケベ論に水無月さんの妹講座、神坂姉妹のアキバ体験ツアーと中学生には刺激強すぎな授業まで始まり、さらに「寧々さんがお兄ちゃんに告白を!?なら私にできるのは…!」涼花の取材も過激さMAXに!これ参考にされちゃうのか…?
春が来て、ついに始まった涼花との学園生活。登下校も昼食も一緒、さらに涼花の小説も高校編に突入するとあって、取材にはますます熱が入り…。「こ、これも取材ですから」ベタベタしたまま学園を一周したり、部活見学では「が、がんばれがんばれお兄ちゃん…!」チア衣装の涼花が(張り合った舞も)なぜか一生懸命俺を応援!?だけどこの精力的な活動の結果…「兄妹以外の怪しい関係などないでしょうね?」校内で涼花との関係が噂されるようになってしまい!?と、とにかく涼花の悪評を流すわけにはいかない。取材は控え目にーいや涼花、『隠れてイチャイチャ作戦』ってそれ無茶だから!
「永遠野誓の新作小説は、『妹属性』禁止です!」新作ラブコメの読者人気投票で、舞と勝負することになった永遠野誓。涼花は勝つために妹ネタを封印すると言い出しーまさかの家出!?ああ、別々に暮らす恋人シチュの取材なのか…って本気すぎるだろ!「夜に男の人と電話するのってドキドキします」寂しい夜に電話したり「女の子の部屋に来て、ぱ、パンツを見るのはうれしいことですか?」涼花が滞在する女子寮に招かれたりと、新鮮な経験を重ねた取材の締めは自宅バレンタインデート。ところがチョコを抱えた来訪者続出で状況はカオスの極み、バグった涼花まで大胆すぎる行動にー!?
「わ、私をお兄ちゃんのラノベのヒロインにしてください!」ヒロインを可愛く書けずラノベ新人賞で落選した俺に、涼花が提案する解決策は理想のヒロイン探し。確かに自分好みのヒロインなら魅力的に描けるかもーって、お前がキャラになりきって再現するの!?いくらなんでもその巨乳は盛りすぎだから!そして涼花のキャラチェンジはクリスマス旅行でも続き、スキーや温泉での取材に舞台を変えて…「お仕置きしないといけませんね」小悪魔涼花や「いっぱい甘えていいんですよ?」ダダ甘涼花のアプローチは、ブレーキ故障の大暴走!?恥ずかしさでオーバーヒートするまでやるなよなお前!
「本物の妹が偽物の妹に負けるわけがありません!!」家出してきた人気声優の桜が、俺の家で暮らすことに!?本当の妹にしてほしいと俺に言い寄る桜に、なぜか対抗意識を燃やす涼花。「お、お兄ちゃんの背中って、意外と大きいですね…」お前、スク水で風呂に乱入するのはやりすぎだから!でもいまの俺には、妹とのこんなイチャイチャが必要なんだ。妹のキャラ改変をしようとするアニメ監督を説得するには、俺が真の妹好きになるしかないんだからな!「どの妹に一番萌えたか、厳正な審査をお願いしマスよ!」だからって舞とWピース先生まで妹になるとか、キャパオーバーだよチクショウ!
「もし私達が負けたら永遠野誓はラノベ作家を引退します!」同人誌即売会の会場で、有名同人作家の神坂姉妹から自分の書いた小説を「キモい」と否定された涼花はブチ切れて、同人誌対決をすることに!?負ければ引退って、どうすんだお前!作戦会議のため、アヘ顔Wピース先生の自宅を訪れた俺と涼花だが…「み、見ないでください…!こ、こんなはしたない…!」妹に何させてるんですか!?困り果てた俺に涼花が提案してきたシナリオは『お兄ちゃんと文化祭でイチャイチャデート』!涼花の母校の文化祭で、俺と涼花の恋人デートが始まる!?お前、生徒会長で有名人なのに大丈夫なのか?
「お兄ちゃんはどこまで迂闊なんですか…っ!」ラノベ大賞を受賞した妹、涼花の代わりにラノベ作家としてデビューした俺、永見祐に早くも最大の危機が訪れるー。ラノベ作家の氷室舞から「俺が本当に永遠野誓なのか?」疑われてしまう。俺の不注意に怒る涼花だが「逆にチャンスなのでは…?」と途中からなぜか嬉しそうになり、出した解決方法はー「お兄ちゃんは、私とイチャイチャしてください!」だと!?『妹モノを書くラノベ作家は妹好きに決まってます作戦』が発動され、俺と涼花はショッピングモールや、海でイチャイチャを舞に見せつけることに!?もちろん演技だからな。
成績優秀で、生徒会長も務める完璧優等生な中学三年生の妹、永見涼花がライトノベル大賞を受賞!?しかもその小説の内容は『兄を溺愛する妹のイチャイチャラブコメ』!?兄の俺にはいつも厳しいのに…。さらにはラノベや萌えがわからない涼花の頼みで、俺が代わりにラノベ作家としてデビューすることに!?それだけでも大事なのに出版された小説は空前の大ヒット!俺(妹)のファンという美少女たち、ラノベ作家や、イラストレーターが集まってきてー。涼花は取材のために、デートしたいと言ってくるし!勘違いしないでくれ、俺が好きなのは妹の書いた小説の『妹』で、目の前の『妹』じゃない。