著者 : 折口哲
バベルワードの言霊使いバベルワードの言霊使い
[内容解説] バベルの塔がカミサマによって崩されることなく存在し続けている世界。 日本語、英語、ロシア語、その他全ての言語を、誰もがその違いを意識せずに当然のように扱い、自由に意思疎通を図ることができる世の中。 しかしながら、時折解読不可能な新言語、通称<言霊>が現れては事件を発生させていた…。 藍原創は<言霊使い>の高校生。彼が住む街では第八バベルの塔が建造中だった。 その建造に伴い街は急速に発展し始めたが、同時に言霊が巻き起こす事件も急激に増えてきていた…。 ある日藍原は謎の敵に襲撃されている少女マリーロに出会う。助けを申し出る藍原だったが、彼女は必死にそれを拒む。マリーロが背負う運命は重く悲しく、そしてこの世界全てを揺るがすものだった…。 バベルの塔がそびえ立つ世界の中、カミサマによって仕組まれた運命に背くため、藍原とマリーロの<言霊バトル>が幕を上げる!
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